トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2024/07/13 17:45
Astell&Kernはプレーヤー新色を展示

<ポタフェス>復活の「ACTIVO」新DAPに行列/Empire Earsの新作「TRITON」/AZLA新イヤホン

編集部:平山洸太
イヤホンを始めとするポータブルオーディオ関連ブランドが集うイベント「ポタフェス 2024夏 秋葉原」が開幕した。

本記事ではアユートが取り扱う「ACTIVO」「Astell&Kern」「Empire Ears」「AZLA」「FiR Audio」ブランドより、新製品と未発表製品の情報を中心にレポートしていく。

■発表直後のハイレゾプレーヤー「ACTIVO P1」に行列



前日12日に発表されたばかりのハイレゾプレーヤー「ACTIVO P1」が早速登場。ACTIVO(アクティヴォ)はAstell&Kernのサブブランドであり、今回のACTIVO P1をもって再展開されるかたちとなる。

「ACTIVO P1」

価格は77,000円(税込)で、7月27日に発売を予定する。4.1型のディスプレイを搭載し、Android OSをブランドで始めて採用するというのも大きな特徴。USB-DACとしても利用でき、会場では接続用のオーディオプレーヤーも用意されていた。

USBやBluetoothなど幅広い接続に対応

試聴につき整理券は用意されていないものの、発表直後の製品だけあって、多くのユーザーが訪れていた。取材中に待機するユーザーが途切れることはなく、注目している来場者が多そうだ。

■Astell&Kernにはプレイヤー新色と新イヤホン



Astell&Kernのブースには、「A&ultima SP3000T」を始めとした多くのデジタルオーディオプレーヤーがラインナップ。こちらのブースにも多くのユーザーが、ひっきりなしに試聴に訪れていた。

SP3000シリーズがラインナップ

ラインナップのうち新製品となるのが、同ブランドのコンパクトモデルの新色「A&norma SR35 purple」。こちらは11万円前後の価格を予定しており、8月の発売を目指しているという。

「A&norma SR35 purple」

また、Empire Earsとのコラボモデルであるハイエンドイヤホン「NOVUS」も参考出展。片面13ドライバーのクアッドブリッド型で、構成はダイナミックドライバー2基、BAドライバー5基、静電ドライバー4基、骨伝導ドライバー2基となっている。

「NOVUS」

ハウジングは6061-T6のアルミニウムで、24K金メッキを採用。ケーブルは特注23.7AWGリッツ4芯ハイブリッドケーブルを採用する。発売は夏から秋ごろ、価格は90万円前後で計画しているとのことだった。

■Empire Earsの新作は「TRITON」



Empire Earsは、12基のドライバーを搭載する最上位イヤホン「RAVEN」と並べるかたちで、参考出品の新モデル「TRITON」(トリトン)を展示。それぞれの音を聴き比べられるようになっている。

左がTRITON、右がRAVEN

TRITONは、ダイナミックドライバー1基、カスタムBAドライバー1基、骨伝導ドライバー2基のトライブリッドモデル。再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、感度は99dB@1kHz, 1mW、インピーダンスは2.8Ω@1kHzとなる。

TRITON

担当者によると、TRITONは同ブランドの中でも小型のシェルを採用しているため、装着感も良いそうだ。フィット感が高いことで、骨伝導ドライバーの恩恵もより得られるという。またサウンドについては、「良い意味でエンパイアらしくない現代的な音」と話していた。

トリトンはギリシャ神話の海神であることから、ケーブルにはトリトンの武器であるトライデントのマークが施されている。今夏後半から秋ごろの発売を目指しており、価格はいまのところ33万円前後になるという。

オリジナルのケーブルを採用する

なお、試聴には整理券が必要。整理券は15分刻みとなっており、開場からわずか30分で、整理券が残り半分になるほどの盛況だった。

■AZLAも新イヤホンを展示



AZLAからは、秋ごろに発売を予定するイヤホン「HORIZON II」を出展。こちらは2万円くらいでの販売を予定しているそうだ。

「HORIZON II」

10mmのベリリウムコーティングドライバーを搭載し、共振を防ぐためにアルミニウムシェルを採用。イヤーピースとして、「SednaEarfit ORIGIN Black」全6サイズが付属する。

2pinコネクターによるケーブル着脱が可能で、プレミアムウィーヴィングケーブルが付属。プラグは3in1のマルチプラグとなっている。

加えて、USB Type-C接続の小型DAC「Smart DAC A100」も参考展示。こちらも秋ごろの発売で、2000 - 3000円くらいを考えているという。

「Smart DAC A100」

ほかFiR Audioブランドからは、1か月前に発売されたばかりとなる、シングルフルレンジドライバー搭載のユニバーサルIEM「Electron e12」も展示。こちらも多くのユーザーがサウンドを確かめていた。

「Electron e12」

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アイ・オー「RECBOX」がパナソニック「miyotto」に対応
2 100年の歩み、ここにあり。ラックスマン「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」の音質と技術を徹底レビュー
3 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」は国産家具ブランドにマッチ!5カラーの置き方をプロが提案
4 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング11月 番外編>
5 LG、世界初の「RGBストライプ」「240Hz駆動」両立した4K有機ELパネル
6 Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」
7 得意のソフト開発力で独自R-2Rの音を深化!HiBy「RS8 II」のサウンドをプロトタイプで先行体験
8 Cayin、最大出力560mWの“ハイパーモード”搭載ポータブルDAC/アンプ「RU3」
9 着工後でも100型/4.1.2chを叶えた、マンションのペンション風LDK
10 LG、積層型有機ELディスプレイの新ブランド「Tandem WOLED」「Tandem OLED」
12/25 10:49 更新

WEB