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公開日 2024/09/27 11:12
チェア型スピーカーシステム「XEO POD」も
【東京ゲームショウ】MSIのモニターや自作PCをプレイ体験/Cleerの“ながら聴き”イヤホンからゲーミングモデル登場
編集部:松原ひな子
9月26日から9月29日まで、日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2024」が開催。千葉・幕張メッセを会場に、数多くのゲームタイトルやゲーミング関連デバイスなどが展示される。本稿では、ホール9にあるMSI/Cleer/XEO LABのブースをレポートする。
MSIブースでは、ゲーミングノートPCやモニター、ポータブルゲーミングPCや、PC自作用のデバイス各種など、さまざまな製品を展開する。
ゲーミングノートPCは、豊富なラインナップの中から用途やスタイルに合わせてピックアップ。軽量小型でカジュアルに楽しめる14インチモデル「Cyborg 14 A13V」や、CPUにインテル「Core i7プロセッサー(第14世代HXシリーズ)」を採用したハイスペックな17インチモデル「Sword 17 HX B14V」など、計8製品を体験できる。担当者は、「予算や住環境、またゲームジャンルの好みやプレイの内容に合わせて自由に体験できる」と説明した。
注目は18インチノートPC「Titan 18 HX A14V」。「大型のデスクトップをそのままノートにしたようなイメージ」とのことで、自作デスクトップPC並みの装備を積んでいるという。たとえばCPUにはインテル「Core i9プロセッサー-14900HX」を採用、ノート用に消費電力を抑えたタイプを搭載している。
ゲーミングモニターはパネルにQD-OLEDを採用した「MPG321URX QD-OLED」と「MPG271QRX QD-OLED」を中心に4モデルを用意。自作PCをはじめ、キーボードやマウスなど周辺アクセサリーも整えた4つのスタイルをそれぞれ体験できる。
担当者は、2モデルに共通する特長として画面の焼き付きを防ぐ「MSI OLED Care 2.0機能」をアピール。焼き付きのリスクを軽減する技術を5つ投入しているといい、検証テストでは、焼き付きが起こった個体はないとのこと。またサポートとして3年の保証期間を設けている。
ブランド初のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」は、コントローラーと一体型のデザインで外形寸法294W×21.2H×117Dmmとコンパクト。従来のプロセッサーよりも高いアートグラフィック性能を持つというインテル「Core Ultraプロセッサー」をCPUとして装備しており、気軽にゲームを楽しめるという。2Dゲームをはじめ、3Dゲームも軽い内容であれば動かせるとのこと。OSはWindows 11 Homeを備える。
28日、29日はGHS Professionalによる『APEX Legends』のエキシビジョンマッチや、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』でのデモンストレーションなど、さまざまなイベントプログラムが用意されている。
Cleerブースでは、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC 3」から、ゲーミング向けの「ARC 3 Gaming」を展示。また、10月31日より一般販売開始を予定している「ARC 3 Max」の参考展示を行う。
ARC 3は第3世代目のモデルで、前モデルから高い評価を得ていた音質を、構造の再設計することでさらに高めているという。ドライバーは16.2mmの大口径ダイナミック型を踏襲するほか、独自の「DBE(dynamic bass enhancement)」技術によって低域を効果的に補正。さらにDolby Atmosに対応しており、シネマクオリティの臨場感のあるサウンドを再現できるとしている。
ARC 3 Gamingは本体にUSB Type-Cドングルが付属。このドングルをPC側に接続することで、最大29msの低遅延を実現する。なお、イヤホン本体とドングルの伝送はBluetoothとなる。連続再生時間はイヤホンのみで最大10時間、充電ケース込みで最大50時間。
ブース内ではノートPCにて『パルワールド』を試遊できる。実際に体験してみたところ、オープンワールドのクラフトゲームにおけるメニュー画面の操作によるシステム効果音や、足音などの動作音も違和感なくプレイできた。担当者は「映画の視聴にもお薦め」とコメントしてくれた。
ほかシリーズで共通の仕様として、充電ケースにLCDディスプレイを搭載しており、タッチスクリーンによって音楽の再生や一時停止、EQ設定や、スマホカメラのリモートコントロールなどを操作できる。
参考展示されたARC 3 Maxは、ARC 3のバリエーションモデルとしてラインナップされるほか5機種の機能をすべて搭載するモデル。上述の低遅延機能に加えて、AIを活用したアクティブノイズキャンセリング機能や、ユーザーの体の動きに合わせて音質を自動で最適化する「スポーツサウンドエフェクト」、心拍数と血中酸素レベルを測定するヘルスケア機能など、音楽リスニングだけでなくスポーツ向けの機能も備える。
XEO LABブースでは、多面体形状のチェアの内部に20基のスピーカーを内蔵するチェア型のスピーカーシステム「XEO POD」を展示。9.2.4chの立体音響の再生に対応し、ユーザーは座るだけで没入感のあるサウンド体験できる。
担当者によると、チェアの内側に搭載されている三角形の部分がスピーカーで、場所によって少しずつ異なる設計、設定とすることで、バランスの取れた立体音響を実現しているという。また、音声は帯域によって適当に振り分けられ再生される。
外観デザインは宇宙船のような近未来的な要素を取り入れているとのこと。スピーカー間にライン照明としてLEDを搭載しており、ゲーミングルームやシアタールームとして活用してほしいとアピールした。
チェア内側の右手側にディスプレイ付きのスイッチノブを備えており、ボリュームの大小/照明の強弱/バイブレーション連動の強弱/換気機能のオンオフ/ソースの切り替え/チェアのリクライニングなどを操作できる。
発売は2025年春頃、価格は約150から200万円前後を予定しているとのことだ。
■MSIは多ジャンルのエントリーからハイエンドまで
MSIブースでは、ゲーミングノートPCやモニター、ポータブルゲーミングPCや、PC自作用のデバイス各種など、さまざまな製品を展開する。
ゲーミングノートPCは、豊富なラインナップの中から用途やスタイルに合わせてピックアップ。軽量小型でカジュアルに楽しめる14インチモデル「Cyborg 14 A13V」や、CPUにインテル「Core i7プロセッサー(第14世代HXシリーズ)」を採用したハイスペックな17インチモデル「Sword 17 HX B14V」など、計8製品を体験できる。担当者は、「予算や住環境、またゲームジャンルの好みやプレイの内容に合わせて自由に体験できる」と説明した。
注目は18インチノートPC「Titan 18 HX A14V」。「大型のデスクトップをそのままノートにしたようなイメージ」とのことで、自作デスクトップPC並みの装備を積んでいるという。たとえばCPUにはインテル「Core i9プロセッサー-14900HX」を採用、ノート用に消費電力を抑えたタイプを搭載している。
ゲーミングモニターはパネルにQD-OLEDを採用した「MPG321URX QD-OLED」と「MPG271QRX QD-OLED」を中心に4モデルを用意。自作PCをはじめ、キーボードやマウスなど周辺アクセサリーも整えた4つのスタイルをそれぞれ体験できる。
担当者は、2モデルに共通する特長として画面の焼き付きを防ぐ「MSI OLED Care 2.0機能」をアピール。焼き付きのリスクを軽減する技術を5つ投入しているといい、検証テストでは、焼き付きが起こった個体はないとのこと。またサポートとして3年の保証期間を設けている。
ブランド初のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」は、コントローラーと一体型のデザインで外形寸法294W×21.2H×117Dmmとコンパクト。従来のプロセッサーよりも高いアートグラフィック性能を持つというインテル「Core Ultraプロセッサー」をCPUとして装備しており、気軽にゲームを楽しめるという。2Dゲームをはじめ、3Dゲームも軽い内容であれば動かせるとのこと。OSはWindows 11 Homeを備える。
28日、29日はGHS Professionalによる『APEX Legends』のエキシビジョンマッチや、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』でのデモンストレーションなど、さまざまなイベントプログラムが用意されている。
■Cleerのながら聴きイヤホンからゲーミングモデル「ARC 3 Gaming」が登場
Cleerブースでは、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC 3」から、ゲーミング向けの「ARC 3 Gaming」を展示。また、10月31日より一般販売開始を予定している「ARC 3 Max」の参考展示を行う。
ARC 3は第3世代目のモデルで、前モデルから高い評価を得ていた音質を、構造の再設計することでさらに高めているという。ドライバーは16.2mmの大口径ダイナミック型を踏襲するほか、独自の「DBE(dynamic bass enhancement)」技術によって低域を効果的に補正。さらにDolby Atmosに対応しており、シネマクオリティの臨場感のあるサウンドを再現できるとしている。
ARC 3 Gamingは本体にUSB Type-Cドングルが付属。このドングルをPC側に接続することで、最大29msの低遅延を実現する。なお、イヤホン本体とドングルの伝送はBluetoothとなる。連続再生時間はイヤホンのみで最大10時間、充電ケース込みで最大50時間。
ブース内ではノートPCにて『パルワールド』を試遊できる。実際に体験してみたところ、オープンワールドのクラフトゲームにおけるメニュー画面の操作によるシステム効果音や、足音などの動作音も違和感なくプレイできた。担当者は「映画の視聴にもお薦め」とコメントしてくれた。
ほかシリーズで共通の仕様として、充電ケースにLCDディスプレイを搭載しており、タッチスクリーンによって音楽の再生や一時停止、EQ設定や、スマホカメラのリモートコントロールなどを操作できる。
参考展示されたARC 3 Maxは、ARC 3のバリエーションモデルとしてラインナップされるほか5機種の機能をすべて搭載するモデル。上述の低遅延機能に加えて、AIを活用したアクティブノイズキャンセリング機能や、ユーザーの体の動きに合わせて音質を自動で最適化する「スポーツサウンドエフェクト」、心拍数と血中酸素レベルを測定するヘルスケア機能など、音楽リスニングだけでなくスポーツ向けの機能も備える。
■XEO LABのスピーカー搭載チェアが日本上陸
XEO LABブースでは、多面体形状のチェアの内部に20基のスピーカーを内蔵するチェア型のスピーカーシステム「XEO POD」を展示。9.2.4chの立体音響の再生に対応し、ユーザーは座るだけで没入感のあるサウンド体験できる。
担当者によると、チェアの内側に搭載されている三角形の部分がスピーカーで、場所によって少しずつ異なる設計、設定とすることで、バランスの取れた立体音響を実現しているという。また、音声は帯域によって適当に振り分けられ再生される。
外観デザインは宇宙船のような近未来的な要素を取り入れているとのこと。スピーカー間にライン照明としてLEDを搭載しており、ゲーミングルームやシアタールームとして活用してほしいとアピールした。
チェア内側の右手側にディスプレイ付きのスイッチノブを備えており、ボリュームの大小/照明の強弱/バイブレーション連動の強弱/換気機能のオンオフ/ソースの切り替え/チェアのリクライニングなどを操作できる。
発売は2025年春頃、価格は約150から200万円前後を予定しているとのことだ。