公開日 2019/08/29 14:32
シネマカメラ「VARICAM」の性能も継承
パナソニック、世界初6K24p動画記録対応フルサイズミラーレス「LUMIX S1H」9月25日発売
編集部:川田菜月
パナソニックは、世界初6K/24p(縦横比3:2)、5.9K/30p(同16:9)、10 bit Cinema4K/60p、4K/60p動画記録を実現した、フルサイズイメージセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ「DC-S1H」を、9月25日から発売する。価格はオープンだが、500,000円前後での実売が想定される。
DC-S1Hは6月に開発を発表していたモデルで(関連ニュース)、今回発売日と価格想定が決まったかたち。製品開発には、同社が業務用シネマカメラの開発で培ったV-Log/V-Gamutなどの画像処理技術や、LUMIX GHシリーズなどミラーレス一眼カメラの機動性を活かした撮影スタイル等、様々な技術と知見を結集したとしている。
デュアルネイティブISO対応の有効画素数2,420万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。これにより、フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとして世界初となる、3:2 6K/24p(5.4K/30p)や16:9 5.9K/30pによる高解像な映像撮影が行える。
1画素ごとに専用回路を2系統備え、「低ISO感度回路」と「低ノイズ・高ISO感度回路」を切り替えることで、高感度時もノイズを抑制。また本イメージセンサーに最適化したローパスフィルターも搭載し、モアレ現象を効果的に抑えるとしている。
プロフェッショナル向けの本格的な動画性能を搭載。14+ストップの高ダイナミックレンジを実現する、業務用シネマカメラ「VARICAM」と同水準のV-Log/V-Gamutに対応。他にもVARICAMシリーズで提供されるLUTライブラリーの活用も可能。新たに、グレーディングなしで最適なシネマライクな映像が撮影できる「シネライクD2」「シネライクV2」をフォトスタイルに搭載する。
動画記録モードも豊富に用意。「フルエリア画角でのCinema4K/30p 4:2:2 10 bit動画記録」や、「スーパー35mm画角でのCinema4K/60p 4:2:0 10 bit動画記録」なども選択できる。4:2:2 10 bitモードではPCの処理負荷を抑える「ALL-Intra動画記録」が利用でき、最大400Mbpsの高ビットレート記録が可能となる。
HDMI端子はType-Aを備え、4:2:2 10 bitの映像出力が可能。4K/60p動画記録中のHDMI映像出力にも対応し、Cinema4K/60p、4K/60pの4:2:2 10 bit映像を同時出力できる。カメラ内のSDメモリーカードに記録しながら、外部レコーダーで高画質な映像を同時記録といったことも可能だ。
アナモフィック動画記録にも対応。デスクイーズ倍率は従来から引き続き2.0倍/1.33倍と、加えて1.8倍/1.5倍/1.3倍に対応する。幅広い画角に合わせてガイドラインを表示する動画フレーム表示設定機能や、フレーム表示色の選択ややフレーム外側の映像の透過度を選択できるフレームマスク機能も備える。
高画質のままスローモーションやクイックモーションで再生できる「VFR記録機能」を搭載。4Kでは60fps、FHDでは180fpsまで対応する。また新たにハイフレームレート動画記録モードを備え、Cinema4K/4Kでは48p/47.95p、FHDでは119.88p/100.00pでの動画撮影も行える。
約233万ドットの3.2型タッチパネル液晶モニターを採用。最高輝度や従来モデル「GH5/GH5S」や「S1R/S1」と比較して約150%に向上したとのこと。さらに、270°のフリーアングル構造とチルト構造を組み合わせた独自の可動式構造を新たに採用し、HDMI出力時もケーブルと干渉せずにフリーアングル撮影が可能とのこと。ボディ天面には1.8型の大型モノクロステータスLCDを搭載、ファインダーには約0.78倍の内臓レンズ、約576万ドット高精細OLEDパネルを採用する。
オートフォーカス機能には顔・瞳・人体・動物認識AFを搭載。手ブレ補正では、5軸6段ボディ内補正機能を内蔵。Lマウント規格のSシリーズレンズを使用すると、これに加えてレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させた「Dual I.S. 2」により、6.5段の高い補正効果を発揮するという。
高精度な放熱シミュレーションと放熱ファンを搭載した放熱構造により、全動画撮影モードで記録時の時間無制限を実現。ボディにはマグネシウム合金フレームを採用し、防塵・防滴、-10度までの耐低温性など堅牢性も担保している。
SDカードスロットは2基搭載し、順次(リレー)/バックアップ(サイマル)/振り分けの記録スタイルを選択可能。いずれもビデオスピードクラス90規格のSDHC/SDXCメモリーカードに対応する。またUSB Type-C端子を装備し、USB PD対応で急速充電も可能。
他にも、業務用ハイエンドカムコーダーやシネマ用カメラで標準搭載される、BNC端子によるTC IN/OUT機能拡張に対応。カメラボディの前方/後方にはタリーランプを搭載する。外形寸法は約151.0W×114.2H×110.4Dmm、質量は約1,164g(本体、バッテリー、SDメモリーカード1枚含む)。
DC-S1Hは6月に開発を発表していたモデルで(関連ニュース)、今回発売日と価格想定が決まったかたち。製品開発には、同社が業務用シネマカメラの開発で培ったV-Log/V-Gamutなどの画像処理技術や、LUMIX GHシリーズなどミラーレス一眼カメラの機動性を活かした撮影スタイル等、様々な技術と知見を結集したとしている。
デュアルネイティブISO対応の有効画素数2,420万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。これにより、フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとして世界初となる、3:2 6K/24p(5.4K/30p)や16:9 5.9K/30pによる高解像な映像撮影が行える。
1画素ごとに専用回路を2系統備え、「低ISO感度回路」と「低ノイズ・高ISO感度回路」を切り替えることで、高感度時もノイズを抑制。また本イメージセンサーに最適化したローパスフィルターも搭載し、モアレ現象を効果的に抑えるとしている。
プロフェッショナル向けの本格的な動画性能を搭載。14+ストップの高ダイナミックレンジを実現する、業務用シネマカメラ「VARICAM」と同水準のV-Log/V-Gamutに対応。他にもVARICAMシリーズで提供されるLUTライブラリーの活用も可能。新たに、グレーディングなしで最適なシネマライクな映像が撮影できる「シネライクD2」「シネライクV2」をフォトスタイルに搭載する。
動画記録モードも豊富に用意。「フルエリア画角でのCinema4K/30p 4:2:2 10 bit動画記録」や、「スーパー35mm画角でのCinema4K/60p 4:2:0 10 bit動画記録」なども選択できる。4:2:2 10 bitモードではPCの処理負荷を抑える「ALL-Intra動画記録」が利用でき、最大400Mbpsの高ビットレート記録が可能となる。
HDMI端子はType-Aを備え、4:2:2 10 bitの映像出力が可能。4K/60p動画記録中のHDMI映像出力にも対応し、Cinema4K/60p、4K/60pの4:2:2 10 bit映像を同時出力できる。カメラ内のSDメモリーカードに記録しながら、外部レコーダーで高画質な映像を同時記録といったことも可能だ。
アナモフィック動画記録にも対応。デスクイーズ倍率は従来から引き続き2.0倍/1.33倍と、加えて1.8倍/1.5倍/1.3倍に対応する。幅広い画角に合わせてガイドラインを表示する動画フレーム表示設定機能や、フレーム表示色の選択ややフレーム外側の映像の透過度を選択できるフレームマスク機能も備える。
高画質のままスローモーションやクイックモーションで再生できる「VFR記録機能」を搭載。4Kでは60fps、FHDでは180fpsまで対応する。また新たにハイフレームレート動画記録モードを備え、Cinema4K/4Kでは48p/47.95p、FHDでは119.88p/100.00pでの動画撮影も行える。
約233万ドットの3.2型タッチパネル液晶モニターを採用。最高輝度や従来モデル「GH5/GH5S」や「S1R/S1」と比較して約150%に向上したとのこと。さらに、270°のフリーアングル構造とチルト構造を組み合わせた独自の可動式構造を新たに採用し、HDMI出力時もケーブルと干渉せずにフリーアングル撮影が可能とのこと。ボディ天面には1.8型の大型モノクロステータスLCDを搭載、ファインダーには約0.78倍の内臓レンズ、約576万ドット高精細OLEDパネルを採用する。
オートフォーカス機能には顔・瞳・人体・動物認識AFを搭載。手ブレ補正では、5軸6段ボディ内補正機能を内蔵。Lマウント規格のSシリーズレンズを使用すると、これに加えてレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させた「Dual I.S. 2」により、6.5段の高い補正効果を発揮するという。
高精度な放熱シミュレーションと放熱ファンを搭載した放熱構造により、全動画撮影モードで記録時の時間無制限を実現。ボディにはマグネシウム合金フレームを採用し、防塵・防滴、-10度までの耐低温性など堅牢性も担保している。
SDカードスロットは2基搭載し、順次(リレー)/バックアップ(サイマル)/振り分けの記録スタイルを選択可能。いずれもビデオスピードクラス90規格のSDHC/SDXCメモリーカードに対応する。またUSB Type-C端子を装備し、USB PD対応で急速充電も可能。
他にも、業務用ハイエンドカムコーダーやシネマ用カメラで標準搭載される、BNC端子によるTC IN/OUT機能拡張に対応。カメラボディの前方/後方にはタリーランプを搭載する。外形寸法は約151.0W×114.2H×110.4Dmm、質量は約1,164g(本体、バッテリー、SDメモリーカード1枚含む)。