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公開日 2019/10/23 15:22
携帯性も重視

タムロン、ソニーEマウント用の“寄れる”広角単焦点レンズ3モデル。いずれも4.6万円+税

編集部:成藤 正宣
タムロンは、35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用単焦点レンズ3モデルを、12月5日より順次発売する。希望小売価格はいずれも46,000円(税抜)。ラインナップは以下の通り。

タムロンのソニーEマウント用単焦点レンズ3モデルが発売(左から35mm/24mm/20mm)

●「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F053)」:2019年12月5日発売
●「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F051)」:2019年12月5日発売
●「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F050)」:2020年1月頃発売予定


最短撮影距離は35mmで0.15m、24mmで0.12m、20mmで0.11mと、いずれも極めて近くまでピントを合わせることができる単焦点レンズシリーズ。1:2という最大撮影倍率も相まって、被写体にぐっと近づいて遠近感を強調した撮影や、背景を大きくぼかした撮影など、自由度の高い撮影が可能とする。

また、質量は35mmが210g、24mmが215g、20mmが220g、長さは共通して64mmと携帯しやすい小柄なレンズボディを実現。フィルター径は同社のフルサイズミラーレス用ズームレンズと共通の67mmとすることで、PLフィルター/NDフィルターを多用する場合もスムーズに付け替えができるよう考慮したという。

最新の設計技術による高度なレンズ構成の下、特殊硝材のLD(異常低分散)レンズやGM(ガラスモールド非球面)レンズを適切に配置することで、画面中央から周辺部まで非常に高い描写性能を実現。反射防止性能に優れたBBARコーティングによりゴースト・フレアの発生を大幅に低減したほか、広角レンズによく見られる歪曲収差はカメラ側の機能を活用して補正する設計としている。

AF駆動には静音性に優れたOSD(Optimized Silent Drive)を採用。従来のDCモーターと比較して大幅に駆動音を抑えた上で、AFの精度とスピードを向上。動きのある被写体の撮影でも的確に合焦できるという。なお、ソニー製カメラの独自機能「ファストハイブリッドAF」「瞳AF」「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」にも対応する。

レンズ鏡筒の可動部や接合部などには防滴シーリングを配し、レンズ最前面には撥水性/撥油性に優れたフッ素化合物による防汚コートを施している。また、カメラ本体を経由したファームウェアアップデートにも対応する。

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