Insta360Japanは、1/2インチ4,800万画素センサーと2.29インチタッチスクリーンを備えた360度アクションカメラ新モデル「Insta360 X3」を、本日9月8日より発売開始した。価格は68,000円（税込）。

静止画は最大7,200万画素、360度動画は最大5.7K（5,760x2,880@30/25/24fps）、シングルレンズモードでの動画は最大4K（3,840x2,160@30/25/24fps）での撮影に対応。8K360度タイムラプスも撮影できる。また、映画「マトリックス」のようなスローモーションエフェクト「バレットタイム」も、解像度とフレームレートが4K120fpsと3K180fpsに向上した。

新しい1/2インチセンサーを搭載することで、前モデルと比較し解像度と画質を大幅に向上させたとのこと。また、新たなアクティブHDRモードも搭載。独自のアルゴリズムによってアクション動画を安定させるとともに、ゴーストを最小限に抑え、わずかな露出オーバー/アンダーまでを再現できるとアピールしている。

本体の両側に1つずつカメラを装備するデュアルカメラ設計を採用し、自撮り棒を使用した撮影でもその自撮り棒を映像から自動消去する機能も搭載。自撮り棒が見えないようにしながら、自分に焦点を合わせて映像をフレーミングする「ミーモード」を搭載している。

6軸ジャイロスコープとFlowState手ブレ補正を搭載し、カメラを360度完全に回転させても水平を維持することも可能。本体単体で最大水深10メートル防水に対応し、レンズガードを始めとした各種アクセサリーもオプションで用意している。そのほかループ録画モードも搭載。動画を継続的に録画し、設定した間隔に従って最後の数分のみを保存する。

2.29インチの強化ガラス製タッチスクリーンを装備するほか、手袋をはめた状態でも簡単にショットをコントロールできるよう配慮したという4つのボタンも搭載。そのほか、方向性強調オーディオにより、リフレームしても音声がアクションに追従するという。

撮影した動画/静止画の編集用に、スマートフォン向けの「Insta360アプリ」とPC向けの「Insta360 Studio」を提供。「オートフレーム」を利用してAIにハイライトを選択させたり、静的な写真をアニメーション化する「写真アニメーター」機能を利用するなどといったことができる。

バッテリー容量は1,800mAhで、外形寸法が114.0x46.0x33.1mm、質量が180g。MicroSDカードも備えている。