公開日 2024/10/17 11:25
富士フイルム イメージングシステムズは、「2025年富士フイルムの年賀状概要発表会」を開催し、コンシューマー事業推進本部プリント・ソリューション事業部長 岡本純氏が基本方針と展開施策について説明を行った。
右肩下がりにある年賀状の発行枚数は、2024年賀は対前年比86%の14.4億枚。年賀状終いや相手先の整理により、件数および1件当たりの枚数ともに減少する。「さらに今年は値上げも重なり、厳しい状況は避けられない。そこへ、写真が持つ価値をどう出せるか」と訴える。
2024年賀では、メインターゲットとなる子育てファミリー層、シニア層それぞれの送る側・もらう側の幸せニーズと写真の持つ価値を深掘り。「手書き機能」など新しい機能を盛り込み提案を行った。「年賀状は人と人とをつなぎ、関係性を深化させるツール。手間をかけることで想いを込められる」と語る岡本氏。儀礼で送る年賀状が減り、大切な相手へ贈る年賀状が中心となるなか、2025年賀では「想いも品質にもこだわりたい」というニーズに応えた2つの機能を新たに追加する。
ひとつは自由なレイアウトへ対応。結婚、出産、子育てなどの写真をメインにした主に若い世代から寄せられる、「使いたい写真とフレームの縦横が合わない」「決まったテンプレートでオリジナリティが出せない」といった声に応えたもの。フレームの調整を可能として、使いたい写真をあきらめることなく、より想いを乗せた年賀状をつくることができる。
もうひとつは写真スタンプ。写真ではなくイラストをメインにした、子育てを終えた年配のご夫婦などから「写真を使いたいのだが、写真をメインに大きく入れたり、小さいものをたくさん入れたりするテンプレートしかない」という声に応えた。イラスト年賀状にも写真を添えることが可能になる。
テンプレートにはアレンジがしやすいシンプルなものを拡充。文字やイラストなどの年賀スタンプも豊富に用意し、自分好みのアレンジを可能にする。テンプレートにはほかにも、新しく登場したシニアをターゲットにした「江戸ポップ風」、お馴染みのディズニーやちいかわ、すみっこぐらしなどのキャラクター、さらに、前年に年明けの注文が伸長した寒中デザインはラインナップを拡充する。
今年も引き続きSNSを中心に年賀状づくりを提案。フジカラーの年賀状のキレイな写真、品質へのこだわりを幅広く知ってもらうきっかけづくりとして好評な「写真キレイ仕上げ・1枚無料お試しキャンペーン」も12月13日まで実施する。
売上げを年々拡大している年賀状との相乗効果が狙えるカレンダー「COYOMI」にも力を入れる。「家に居場所があるカレンダーを写真のあるものに代えていきたい」と、新たにハーフサイズプリントをアクリルフレームに収められる「アクリルmini」をラインナップ。専用のスリーブケースを備え、そのままギフトとしても活用できる。
年賀状の受付は10月23日からの開始を予定する。岡本氏は「年賀状市場が縮小する厳しい状況のなかで、さまざまな機能や写真の価値の訴求を通して、売上前年100%を目指して取り組んでいく」と目標を掲げた。
「写真キレイ仕上げ」1枚無料お試しキャンペーンを12月13日まで実施
フジカラーの年賀状2025、2つの新機能でより自由に楽しく写真に想いを込められる年賀状作りをサポート
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純■自由なレイアウト対応と写真スタンプの2つの新機能を追加
富士フイルム イメージングシステムズは、「2025年富士フイルムの年賀状概要発表会」を開催し、コンシューマー事業推進本部プリント・ソリューション事業部長 岡本純氏が基本方針と展開施策について説明を行った。
右肩下がりにある年賀状の発行枚数は、2024年賀は対前年比86%の14.4億枚。年賀状終いや相手先の整理により、件数および1件当たりの枚数ともに減少する。「さらに今年は値上げも重なり、厳しい状況は避けられない。そこへ、写真が持つ価値をどう出せるか」と訴える。
2024年賀では、メインターゲットとなる子育てファミリー層、シニア層それぞれの送る側・もらう側の幸せニーズと写真の持つ価値を深掘り。「手書き機能」など新しい機能を盛り込み提案を行った。「年賀状は人と人とをつなぎ、関係性を深化させるツール。手間をかけることで想いを込められる」と語る岡本氏。儀礼で送る年賀状が減り、大切な相手へ贈る年賀状が中心となるなか、2025年賀では「想いも品質にもこだわりたい」というニーズに応えた2つの機能を新たに追加する。
ひとつは自由なレイアウトへ対応。結婚、出産、子育てなどの写真をメインにした主に若い世代から寄せられる、「使いたい写真とフレームの縦横が合わない」「決まったテンプレートでオリジナリティが出せない」といった声に応えたもの。フレームの調整を可能として、使いたい写真をあきらめることなく、より想いを乗せた年賀状をつくることができる。
もうひとつは写真スタンプ。写真ではなくイラストをメインにした、子育てを終えた年配のご夫婦などから「写真を使いたいのだが、写真をメインに大きく入れたり、小さいものをたくさん入れたりするテンプレートしかない」という声に応えた。イラスト年賀状にも写真を添えることが可能になる。
テンプレートにはアレンジがしやすいシンプルなものを拡充。文字やイラストなどの年賀スタンプも豊富に用意し、自分好みのアレンジを可能にする。テンプレートにはほかにも、新しく登場したシニアをターゲットにした「江戸ポップ風」、お馴染みのディズニーやちいかわ、すみっこぐらしなどのキャラクター、さらに、前年に年明けの注文が伸長した寒中デザインはラインナップを拡充する。
今年も引き続きSNSを中心に年賀状づくりを提案。フジカラーの年賀状のキレイな写真、品質へのこだわりを幅広く知ってもらうきっかけづくりとして好評な「写真キレイ仕上げ・1枚無料お試しキャンペーン」も12月13日まで実施する。
売上げを年々拡大している年賀状との相乗効果が狙えるカレンダー「COYOMI」にも力を入れる。「家に居場所があるカレンダーを写真のあるものに代えていきたい」と、新たにハーフサイズプリントをアクリルフレームに収められる「アクリルmini」をラインナップ。専用のスリーブケースを備え、そのままギフトとしても活用できる。
年賀状の受付は10月23日からの開始を予定する。岡本氏は「年賀状市場が縮小する厳しい状況のなかで、さまざまな機能や写真の価値の訴求を通して、売上前年100%を目指して取り組んでいく」と目標を掲げた。
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