トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/09/02 15:25
プライバシー重視を強調するアップルらしい?

iPhone 14 Pro、カメラやマイク使用中を「パンチホールの間」で知らせる可能性

多根清史
次期「iPhone 14」シリーズのうちProモデルは、「ピル+ホール」(横長の穴と丸い穴)が採用される予想だが、その間の画素はオフにされて、ひと繋がりの切り欠きに見えるとの噂が報じられたばかりだ。ノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなるのに、なぜ2つの穴の間にあるスペースを使わないのか、と疑問の声も上がっていた。

しかし、この2つの穴の間のスペースが、マイクやカメラを使用中だと示すプライバシー保護のインジケーターとして使われるとの情報が伝えられている。

iOS 14以降では、iPhone上でアプリがマイクやカメラにアクセス中、画面の右上にオレンジと緑のドットが表示される。オレンジはマイクを、緑の点はカメラ単体またはカメラとマイクの両方が使われていると示し、盗聴や盗撮を防ぐしくみだ。

米9to5Macの情報筋によると、アップルは切り欠きの間の「デッドスペース」に、これらプライバシー保護インジケーターを移動するという。それにより、今よりはるかに見やすくなる予定とのことだ。

アップルの目標は、カメラ使用時に緑色に点灯するLEDを備えた、MacBookの内蔵カメラに体験を近づけることだという。この情報が本当だとすれば、iPhone 14 Proモデルでカメラとマイクの両方が使用中の場合、緑とオレンジのインジケーターが同時に表示できるようになる(現在は緑のドットのみ)。

さらに、これらのインジケーターをタップすると、どのアプリがマイクとカメラを使っているか(また最近使用したか)のリストを確認できる機能も計画されているそうだ。また、それに合わせて純正カメラアプリのデザインも変更され、ほとんどのコントロールが画面の上に移されるとも付け加えられている。

フラッシュボタンやライブフォトボタンなどはステータスバーに置かれ、写真や動画の細かな設定はパンチホールの真下に配置される。つまりボタン類を上に、一部はステータスバー内に収めることで、撮影前のプレビューをより広い画面で見られるというわけだ。

たしかに、現在の右上に灯った緑やオレンジのインジケーターは気づきにくい。それが、画面上部の中央にある2つのパンチホールの間に移動すれば、のぞき見や盗み聞きしようとするアプリの挙動も分かりやすくなる。いかにもプライバシー保護を強調するアップルらしい噂話ではあるが、続報を待ちたいところだ。

Source: 9to5Mac

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB