トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/01/04 17:56
実際にビールを使って乾杯できる

ボトルを持ったり楽器演奏したりできるVRコントローラー、Shiftall「FlipVR」

編集部:平山洸太
Shiftallは、 “新しいスタイル” とするVRコントローラー「FlipVR」を発表した。2023年内の発売と予定しており、価格は未定だが、4〜5万円程度を目指しているという。

FlipVR

アメリカ・ラスベガスで1月5日に開幕する、世界最大級のテクノロジー関連の見本市「CES2023」に先駆けて行われた前夜祭イベント「CES Unveiled」に合わせて発表されたかたち。会場ではプロトタイプながらも、実機を利用したデモが行われた。

FlipVRは、手のひら側に位置している操作パネルを跳ね上げることで、手の位置のトラッキングを保ったまま、キーボードやマウスを操作したり、楽器を演奏したりできるVRコントローラー。通常のコントローラーで同様に現実の作業を行おうとすると、一時的にコントローラーをどこかに置く必要があり、その間はトラッキングを失ってしまうが、FlipVRではこれを防げるわけだ。

跳ね上げ部分となる操作パネルには、2つのボタンのほか、ジョイスティックやトリガーといった、通常のVRコントローラーにあるような操作系を備える。手はコントローラーに備えられたハンドストラップに通しているため、前述のようにキーボードなどを操作したり、飲み物を持ったりしてもコントローラーをいちいち手放す必要はない。

なお操作パネルは位置と角度を調整できる設計を採用。ユーザーによって手の大きさや指の大きさは異なるが、この調整により、どのような手でも長時間快適に操作できるという。

SteamVRに対応するため、同社のVRヘッドセット「MeganeX」だけでなく、htcのViveシリーズなど他社製のデバイスでも利用できる。Meta Quest 2でもMeta LinkからSteamVRを利用することで使うことも可能だが、トラッキングにはValveのLighthouseを使用するため外部センサーの設置が必須となる。

本体はバッテリー式で動作時間は約7時間。充電端子にはUSB Type-Cを採用する。質量について現状ではプロトタイプということもあり非公開だが、「人気モデルと同じくらい」になるとのことで、実際に持った感覚でも見た目以上に軽く感じた。

Source: Shiftall

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 新世代「JBL」を告げる驚異的コストパフォーマンス。「Stage 2シリーズ」3モデルをレビュー
2 <CES>LG、従来より “3倍明るい” 4K有機ELテレビ「OLED M5/G5」発表
3 <CES>JMGO、超短焦点プロジェクター「O2S Ultra 4K」発表
4 <CES>JBL、目覚まし時計型スピーカー新モデル「Horizon 3」。スマホアプリ対応でもっと便利に
5 <CES>ソニー・ホンダ「AFEELA 1」、日本では2026年内納車。スペック詳細発表
6 <CES>LG、世界初の折り曲げ可能な5K2Kゲーミングモニター「45GX990A」を発表
7 次世代の究極モニター、ジェネレック旗艦スピーカー「8381A」。オーディオ評論家4人が音質を徹底レビュー!
8 デノン新フラグシップSACDプレーヤー「DCD-3000NE」を聴く。ベテラン評論家も「信念とあくなき探究心を実感」
9 <CES・パナソニック>テクニクスの新しい最上位TWS「EAH-AZ100」もお披露目。北米復活のビエラ、4K有機EL・液晶テレビを一斉発表
10 <CES>レグザ、生成AIを採り入れた「レグザインテリジェンス」開発発表。テレビがさらに便利&高画質に
1/8 12:30 更新

WEB