トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2024/05/21 19:27
M3 ProやM3 Maxには言及せず

「第11世代Surface Pro」発表。Snapdragon X搭載で“M3 MacBook Airより高速”

多根清史
マイクロソフトは現地時間5月20日、クアルコム製“Snapdragon Xシリーズ”チップ搭載の「第11世代Surface Pro」を発表した。タブレットとしてもノートPCとしても使える2-in-1 PCであり、同社が提唱する新たなカテゴリー「Copilot PC+」に属している。

ディスプレイは従来通りのLCD(液晶)タイプのほか有機ELタイプが用意され、価格はそれぞれ液晶が20万7680円〜、有機ELが29万5680円〜。日本では6月18日に発売される。

搭載チップは、ArmベースのSnapdragon X Plusまたは上位チップSnapdragon X Elite。これまでArm版Windows PCの性能は芳しくなかったが、今回は再構築されたWindows 11との組み合わせにより、M3チップ搭載の「最速のMacBook Air」よりも58%高速だと主張している。

さらにピーク性能はM3 MacBook Airより23%速く、「持続的」性能は58%速いとも主張。ただし、ここではM3 ProやM3 Maxといった上位チップには言及していない。前々モデルの「Surface Pro 9」と比べれば、90%高速だと述べている。

バッテリー駆動時間については、最大14時間の動画再生が可能。フォームファクタは従来通りの「キックスタンドとキーボード端子を備えたタブレットPC」(キーボードは別売り)というコンセプトを受け継ぐ。

ただしベゼルが薄くなり、初めて有機EL画面がオプションとして用意された。液晶/有機ELとも画面サイズは13インチで解像度は2880 × 1920(267 PPI)、アスペクト比はお馴染みの3:2である。

ポートに関してはUSB-C×2のみで、充電もUSB-Cを介して行う。また前面カメラには「クアッドHDフロントSurface Studio カメラ」を搭載しているが、これは3月に発表されたSurface Pro 10 for Businessと同じもののようだ。

重さは895g。本体色はサファイア、ブラック、プラチナ、デューンの4色を用意。当初はWi-Fiモデルのみだが、2024年後半に5G対応オプションが登場するという。

また新たな専用キーボード「Surface Pro Flex キーボード」も登場。Surface Pro本体に接続して使うことも、取り外した状態のスタンドアローンとしても利用できる“柔軟性”(Flex)を実現したとうたう。日本ではSurfaceペン付きで8万80円であり、予約受付中。こちらも6月18日に発売される。

Source: Microsoft

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アイ・オー「RECBOX」がパナソニック「miyotto」に対応
2 100年の歩み、ここにあり。ラックスマン「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」の音質と技術を徹底レビュー
3 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」は国産家具ブランドにマッチ!5カラーの置き方をプロが提案
4 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング11月 番外編>
5 LG、世界初の「RGBストライプ」「240Hz駆動」両立した4K有機ELパネル
6 Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」
7 得意のソフト開発力で独自R-2Rの音を深化!HiBy「RS8 II」のサウンドをプロトタイプで先行体験
8 Cayin、最大出力560mWの“ハイパーモード”搭載ポータブルDAC/アンプ「RU3」
9 着工後でも100型/4.1.2chを叶えた、マンションのペンション風LDK
10 LG、積層型有機ELディスプレイの新ブランド「Tandem WOLED」「Tandem OLED」
12/25 10:49 更新

WEB