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公開日 2025/02/19 13:21
シンプルな「OSMO MOBILE 7」も同時展開

DJI、アプリ不要でトラッキングできるスマホ用ジンバル「OSMO MOBILE 7P」

編集部:平山洸太
DJI JPANは、スマートフォン用ジンバル「OSMO MOBILE 7P」および「OSMO MOBILE 7」を2月18日に発売する。同社公式ストアにおける販売価格は、OSMO MOBILE 7Pが18,480円、OSMO MOBILE 7が13,310円(どちらも税込)。

スマートフォンを取り付けることで、水平を保ち手ブレを抑えた動画を撮影できるアイテム。2022年6月に発売された「OSMO MOBILE 6」から2年以上ぶりのアップデートとなる。

新たに着脱式の「OM多機能モジュール」を採用することで、専用アプリ「DJI Mimo」を使わずに被写体のトラッキングが可能。たとえば純正カメラアプリや動画配信アプリなどでも利用できる。

なお、OM多機能モジュールはOSMO MOBILE 7Pには付属しているが、OSMO MOBILE 7は別売(6600円・税込)で購入する必要がある。トラッキングはジンバル本体のボタンのほか、ジェスチャー操作(パーでトラッキング開始、ピースで撮影など)でも制御できる。

また同モジュールはLEDライトも備わっており、明るさや色温度の調整にも対応する。さらに、ワイヤレスマイク「DJI Mic mini」のレシーバーとしても利用可能。もともとのレシーバーと同様、トランスミッター2台と接続できたり、最大400mの接続距離を備えたりできる。

従来モデルと同様、専用アプリ「DJI Mimo」を起動したスマートフォンとBluetooth接続することで、より複雑な環境でのトラッキングにも対応。新たに「Active track 7.0」を採用することで、被写体への追尾性能も向上している。Apple Watchにもアプリが用意され、腕から各種操作を行うことも可能。

本体は折りたたみに対応するが、前モデルからの改良として、クランプをつけたまま折りたたむことが可能になった。さらに、内蔵三脚を新たに搭載し、本体のみで自立させることができるように。OSMO MOBILE 7Pでは延長ロッドも内蔵する。

バッテリー容量は3350mAhで、10時間の駆動に対応する。充電時間は2.5時間。OM多機能モジュールに備わっているUSB Type-C端子を利用することで、ジンバルのバッテリーからスマートフォンへの給電も可能。

OSMO MOBILE 7Pと7の違いとしては、上述した通り、7PのみにOM多機能モジュールが付属し、延長ロッドも内蔵する。加えて、サイドホイールも7Pのみの搭載となる。バッテリーなどの基本機能は2モデルで同様。

質量はOSMO MOBILE 7Pが368g(スマートフォンクランプと多機能モジュールを含む)、OSMO MOBILE 7が300gで、前モデルよりも軽量化している。ほか別売オプションとして、MagSafeで装着できるiPhone用のクイックリリースマウントを2530円(税込)で用意する。

Source: DJI

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