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公開日 2021/10/05 17:41
元電気グルーヴ砂原良徳によるリマスタリング音源
高橋幸宏の80年代前半ソロワークを振り返るリイシューシリーズ始動。第1弾は『音楽殺人』など2作品
編集部:伴 修二郎
高橋幸宏の1980年代前半のソロワークに光を当てるリイシューシリーズ「ユキヒロ×幸宏EARLY 80s」の始動が発表された。第1弾として、アルバム『音楽殺人』『ニウロマンティック〜ロマン神経症〜』の2作品を11月24日にCD/LPで同時発売する。価格は税込で、CDが3,300円、LPが4,070円。
今回のリイシューシリーズでは、1972年から50年近くにわたりドラマー/シンガー/コンポーザー/プロデューサーとして第一線の活躍を続けた高橋幸宏が、YMOでのブレイクを経て、ソローアーティストとしてのアイデンティティを確立した80年代前半のソロワークを振り返る。
リイシューされる2作品は、音源のリマスタリングを元電気グルーヴの砂原良徳、アナログカッティングをバーニー・グランドマンが手掛けている。『音楽殺人』LPは初回発売仕様を可能な限り再現したカラー・ヴァイナル仕様。また、今後も第2弾、第3弾と作品の発売を予定しているという。
購入特典として、応援店でのCD購入者に缶バッジ、Amazon限定特典にてCD/LP購入者にメガジャケがプレゼントされる。缶バッジとメガジャケは、どちらも購入した作品のジャケットが絵柄となる。なお、対象となる応援店は後日発表としている。
『音楽殺人』は、YMOブーム渦中の1980年にキングレコードよりリリースした2ndソロ・アルバム。当時世界のロック界を席巻していたニュー・ウェイヴ・サウンドをベースに、サーフ・ミュージック、2トーン・スカ、モータウン・サウンド等多様な音楽要素に加え、ポップサイド全開となった本作はチャート12位のヒットを記録した。参加ミュージシャンとして、細野晴臣、坂本龍一、大村憲司、鮎川誠、シーナ、浅田孟、サンディー、久保田麻琴、立花ハジメ、東郷昌和などが名を連ねる。LPは初回発売時に準じたクリア・ブルー・ヴァイナル仕様となり、封入特典としてレーベルステッカーとB2ポスターも同梱する。
『ニウロマンティック〜ロマン神経症〜』は、1981年にアルファ移籍後初リリースとなった3rdソロ・アルバム。細野晴臣、坂本龍一、大村憲司らの日本勢に加え、ロンドン長期滞在でフィル・マンザネラ、アンディ・マッケイ、トニー・マンスフィールドらとレコーディングを敢行。同年のYMO『BGM』から連なる先鋭的テクノサウンドに高橋ならではロマンティックな美意識を投影した本作は、数あるソロ作のなかでも代表作の1つとして数えられる。
さらに、本リイシューシリーズに先駆けて、コンピレーション盤『GRAND ESPOIR』が10月27日よりリリースされる。このインナーに掲載される高橋のコメントから一部が公開された。
■高橋幸宏氏 コメント(『GRAND ESPOIR』インナー掲載文より)
1980年代前半は、僕の音楽人生の中でも最も忙しく動いていた時期でした。その始まりはぴったり1980年の『音楽殺人』から。YMOが自分たちのサウンド作りに取り入れ構築していったものに、自分の世界観、そして大きく影響を受けていたニュー・ウェーブのテイストを加えた、そのとき一番やりたかったものを好きなように楽しく音にしたのが僕にとっての2ndアルバム『音楽殺人』でした。(中略)あの頃のことを伝えようとすると、いくら時間があっても足りません。(中略)今に続くレコーディング・スタイルや、音楽製作のやり方といったものが確立したのも、この頃、1980年代の前半だったのかもしれないな、なんてことを今になって思います。
今回のリイシューシリーズでは、1972年から50年近くにわたりドラマー/シンガー/コンポーザー/プロデューサーとして第一線の活躍を続けた高橋幸宏が、YMOでのブレイクを経て、ソローアーティストとしてのアイデンティティを確立した80年代前半のソロワークを振り返る。
リイシューされる2作品は、音源のリマスタリングを元電気グルーヴの砂原良徳、アナログカッティングをバーニー・グランドマンが手掛けている。『音楽殺人』LPは初回発売仕様を可能な限り再現したカラー・ヴァイナル仕様。また、今後も第2弾、第3弾と作品の発売を予定しているという。
購入特典として、応援店でのCD購入者に缶バッジ、Amazon限定特典にてCD/LP購入者にメガジャケがプレゼントされる。缶バッジとメガジャケは、どちらも購入した作品のジャケットが絵柄となる。なお、対象となる応援店は後日発表としている。
『音楽殺人』は、YMOブーム渦中の1980年にキングレコードよりリリースした2ndソロ・アルバム。当時世界のロック界を席巻していたニュー・ウェイヴ・サウンドをベースに、サーフ・ミュージック、2トーン・スカ、モータウン・サウンド等多様な音楽要素に加え、ポップサイド全開となった本作はチャート12位のヒットを記録した。参加ミュージシャンとして、細野晴臣、坂本龍一、大村憲司、鮎川誠、シーナ、浅田孟、サンディー、久保田麻琴、立花ハジメ、東郷昌和などが名を連ねる。LPは初回発売時に準じたクリア・ブルー・ヴァイナル仕様となり、封入特典としてレーベルステッカーとB2ポスターも同梱する。
『ニウロマンティック〜ロマン神経症〜』は、1981年にアルファ移籍後初リリースとなった3rdソロ・アルバム。細野晴臣、坂本龍一、大村憲司らの日本勢に加え、ロンドン長期滞在でフィル・マンザネラ、アンディ・マッケイ、トニー・マンスフィールドらとレコーディングを敢行。同年のYMO『BGM』から連なる先鋭的テクノサウンドに高橋ならではロマンティックな美意識を投影した本作は、数あるソロ作のなかでも代表作の1つとして数えられる。
さらに、本リイシューシリーズに先駆けて、コンピレーション盤『GRAND ESPOIR』が10月27日よりリリースされる。このインナーに掲載される高橋のコメントから一部が公開された。
■高橋幸宏氏 コメント(『GRAND ESPOIR』インナー掲載文より)
1980年代前半は、僕の音楽人生の中でも最も忙しく動いていた時期でした。その始まりはぴったり1980年の『音楽殺人』から。YMOが自分たちのサウンド作りに取り入れ構築していったものに、自分の世界観、そして大きく影響を受けていたニュー・ウェーブのテイストを加えた、そのとき一番やりたかったものを好きなように楽しく音にしたのが僕にとっての2ndアルバム『音楽殺人』でした。(中略)あの頃のことを伝えようとすると、いくら時間があっても足りません。(中略)今に続くレコーディング・スタイルや、音楽製作のやり方といったものが確立したのも、この頃、1980年代の前半だったのかもしれないな、なんてことを今になって思います。
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