トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2022/06/21 11:40
必ず発生、ラスボス以上に強力なバグ

Switch版『Star Wars: Knights of the Old Republic 2』にクリアできないバグ。修正準備中も時期未定【Gadget Gate】

Munenori Taniguchi
映画『スター・ウォーズ』を題材とするRPGゲーム『Star Wars: Knights of the Old Republic II: The Sith Lords(KOTOR2)』は、2004年にXbox向けに発売された人気タイトルだった。この名作ゲームがNintendo Switchに移植され、海外では6月8日に発売されたのだが、ゲーマーたちの間でゲームがクリアできないと話題となっているようだ。

Image:Aspyr/Obsidian

そしてあるユーザーが「もう1週間も同じところでゲームがクラッシュして進行できない」と開発元のAspyrにTwitterで訴えたところ、Aspyrはあっさりとゲームにクリア不能なバグがあることを認めた。



オリジナルのXbox版だけでなく、PC版も発売時はバグだらけだった。とすれば、15年以上も経ってこの作品を現行世代のゲーム機に移植するにあたっては、さすがにデバッグはきちんとするものだろうと、消費者の立場からは思ってしまうものだ。まさかゲームを終えることすら不可能な、ラスボス以上に強力なバグを残したままリリースされるとは予測のしようもない。

ゲーム情報サイトのKotakuによると、このバグはストーリーの進行上、必ず通過しなければならない場面で発生し、ゲームがクラッシュする。その場面に至る前であれば、他の惑星に移動したり、オプション的なイベントをクリアしたりといったことはできる。ただ、パーティの構成を変えたり、カットシーンをスキップしたり、最初からやり直したりしても、問題の場面で発生するバグには誰も太刀打ちできないとのことだ。

Aspyrは、問い合わせたユーザーに対して「速やかに修正パッチを提供すべく取り組んでいる」と述べたものの、それがいつリリースできるかについては明言しなかった。ゲームを購入したプレイヤーたちは、そのパッチが届くのを待つ以外に術がないのが現状だ。

ちなみに、Aspyrは旧作ゲームを新しいシステムに移植するのを得意とするゲーム開発会社だ。最近はスターウォーズ関連タイトルをいくつもSwitch向けに移植しており、今年5月にはKOTOR2の前作『Star Wars: Knights of the Old Republic』の日本語化バージョンをSwitch向けにリリースしたばかり。いまのところ、こちらにはゲーム進行を妨げるようなバグの話は出ていない。

Source: Aspyr(Twitter)
via: Kotaku, Game Rant



※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB