トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2019/07/08 13:49
10.1型画面付きスマートスピーカー「Lenovo Smart Display M10」も

レノボ、Googleアシスタント搭載目覚まし時計「Lenovo Smart Clock」

編集部:小野佳希
レノボ・ジャパンは、Google アシスタント搭載スマートディスプレイ「Lenovo Smart Clock」と「Lenovo Smart Display M10」を7月19日より発売すると発表。7月9日より予約販売を開始する。価格はLenovo Smart Clockが9,100円、Lenovo Smart Display M10が22,800円(ともに税抜)。なお、発売開始前日の7月18日までにLenovo Smart Clockを予約すれば2,000円オフ相当のスペシャルオファーを提供するという。

Google アシスタント搭載スマートディスプレイとして2モデルを発表

Lenovo Smart Clockは、ベッドサイドでの利用を想定した4.0型IPSディスプレイ搭載のスマートディスプレイ。インテリアに馴染むよう配慮してファブリック素材を使用したデザインにし、3Wのフルレンジスピーカー、デュアルパッシブラジエーターを搭載している。コンセプトは「Perfect for your bedroom」だという。

LENOVO SMART CLOCK

Google アシスタントのルーティン機能により、1つのコマンドで複数の操作が可能。たとえば、「おはよう」の一言で、その日の天気やスケジュール、ニュースをお知らせし、「おやすみ」で照明のオフ、スマートフォンのマナーモード設定、「ホワイトノイズ」と言われるリラクゼーションサウンドの再生などといったことが行える。

「おはよう」「おやすみ」といった一言で様々な操作を連動させることが可能

「多くの人はスマートフォンを目覚ましにも利用しているが、それではベッドに入ってからも目覚まし以外のことをどうしてもやってしまう。この製品を利用すればそういったことがなくなるので質の高い眠りにもつながる」(レノボ・ジャパン 代表取締役社長 デビット・ベネット氏)とアピールした。

発表会でのプレゼンテーションの様子

アラーム音、時計の表示デザインは複数から選択可能。また、ショックセンサーが付いており、本体をタップしてアラームを止めるといった使い方もできる。

一般的な目覚まし時計同様に本体上部を叩いてアラームを止めることが可能

その他、光センサーにより、周囲の環境に合わせてディスプレイの明かりを調整。めざましディスプレイ機能では、アラーム設定時間の30分前から徐々にディスプレイを明るくする。

もちろん、Google アシスタント対応スマート家電のコントロールも可能。背面にはUSBポートを備え、スマートフォンの充電等に利用できる。

背面にはスマートフォン等の充電用にUSB端子も装備

Googleアシスタント機能対応の各種外部機器を音声で操作できる

Lenovo Smart Display M10は、10.1型IPSディスプレイを搭載したGoogle アシスタント搭載スマートディスプレイ。「Google Nest Hub」と互換のアプリケーション対応を行っており、テレ朝newsやNIKKEIなどの国内動画ニュースコンテンツも視聴可能。

LENOVO SMART DISPLAY

背面デザイン

ホワイトとバンブー調のナチュラルデザインを採用しており、インテリアに溶け込むと同社はアピール。10Wの2インチフルレンジスピーカー、低音を強調するデュアルパッシブラジエーターを備え、ホームオーディオとしても十分な音質を提供するとしている。

2インチのフルレンジスピーカーとデュアルパッシブラジエーターによって高音質化を図っている

2つのマイクを内蔵し、遠距離(最大約8m)からの音声もしっかり認識できるよう配慮。また、本体には500万画素のカメラを搭載し、ビデオ通話もサポート。通話時は縦置きすることもできる。なおカメラにはプライバシーシャッターを装備、物理的にレンズを遮ることができる。

本機ももちろんGoogle アシスタント対応スマート家電のコントロールが可能。キッチンに設置して(オレンジページなど国内のコンテンツパートナーを含めた)レシピの検索、料理動画の視聴など、手が濡れている状態でもハンズフリーで利用できる。

加えて、他端末へのブロードキャスト機能も装備。例えばキッチンに設置した本機に向かって「そろそろ起きなさい!ごはんよ!」と話しかけると、子供部屋のスマートディスプレイでその声が再生され、実際に部屋まで行かずとも連絡をとることができる。

他の端末へのブロードキャスト機能も搭載

前述のデビット・ベネット氏は、スマートホーム機器の普及が諸外国よりも進んでいない日本市場の現状に言及。この課題に対して「我々は『日本の皆さんは親しみのある家電が進化した“スマート家電”が好きなのではないか』と仮説を立てた」と述べ、「スマートデバイスは日本の消費者に親しみのある形で進化するべきであり、今の家電をさらに進化させられないだろうか」と言葉を続ける。

日本ではスマートホーム機器の利用があまり進んでいないと指摘

そして「では、まだスマート化されていない領域は何かと考え、目覚まし時計に着目した」と、今回の製品開発に至った背景を説明した。

そのほか発表会ではGoogeやAmazon、クアルコムなどがスマートデバイスの展開におけるパートナーにレノボを選んでいることも紹介

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB