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公開日 2020/09/25 12:07
10月以降から順次発売

au、「Xperia 5 II」など5Gスマートフォン6機種。今後のauスマホは“全て5G対応”へ

編集部:平山洸太
KDDI、沖縄セルラーは、「Xperia 5 II」や折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」「Galaxy Z Flip 5G」など5G対応スマートフォン6機種を秋冬モデルとして発表。2020年10月以降から順次発売する。


・「Xperia 5 II」10月下旬発売
・「Galaxy Note20 Ultra 5G」10月中旬発売
・「Galaxy Z Fold2 5G」11月上旬発売
・「Galaxy Z Flip 5G」11月上旬発売
・「Galaxy A51 5G」11月中旬発売
・「AQUOS sense5G」2021年春発売

Xperia 5 IIは、本格的な撮影が楽しめるPhotography Proを搭載し、デジタル一眼カメラα 譲りの撮影体験が可能なモデル。

Xperia 5 II

Cinematography Proでは、世界で初めて4K HDR 120コマ/秒のスローモーション撮影を実現。240Hz駆動と高速タッチレスポンスに対応した有機ELディスプレイで、ゲームを快適にプレイできるとする。

Galaxy Note20 Ultra 5Gは、「Sペン」によって本物のペンのような感覚で描くことが可能なモデル。ペンのレイテンシーは前モデルの42msから9msに改善された。

Galaxy Note20 Ultra 5G

パフォーマンス面では、SoCにSnapdragon 865 Plus、RAM12GB/ROM256GBの大容量ストレージを搭載。約1億800万画素の超高解像度カメラも備える。

Galaxy Z Fold2 5Gは、画面を開くと約7.6インチの大画面になる折りたたみスマートフォン。ディスプレイサイズは前モデルより約12%大きくなった。

Galaxy Z Fold2 5G

3つのアプリを同時に使用可能なマルチタスク性能を採用。開いた角度に応じてUIを最適化するフレックスモードを搭載することで、ハンズフリーで映像視聴やセルフィー撮影が行える。

Galaxy Z Flip 5Gは、約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載する縦折り式スマートフォン。折り曲げることでさまざまな角度やハンズフリーでの写真撮影・ビデオ通話が可能。マルチタスクも動画体験も楽しめるとする。

Galaxy Z Flip 5G

Galaxy A51 5Gは、約6.5インチのディスプレイを備えるモデル。マクロカメラを搭載し、40mmまで接近して撮影できるという。

Galaxy A51 5G

4,500mAhの大容量バッテリーと15Wの高速充電に対応。ディスプレイはパンチ"Infinity-O Display"を採用し、没入感のある映像視聴を目指した。

AQUOS sense5Gは、AQUOS senseシリーズ初となる5G対応スマートフォン。Qualcomm Snapdragon 690 5G mobile platformを搭載する。

AQUOS sense5G

4,570mAhの大容量バッテリーと省エネ性能に優れたIGZO液晶ディスプレイにより、5Gでも思う存分楽しめる電池持ちを追求。FelicCaや防水といった機能にも対応する。

Xperia 5 IIとGalaxy Note20 Ultra 5Gでは、発売を記念したキャンペーンを実施。Xperia 5 IIでは、au PAY 残高へのキャッシュバックと、Call of Duty:Mobileで使えるゲーム内通貨を進呈する。詳細については、10月中旬までに発表予定としている。

また、Galaxy Note20 Ultra 5Gでは、購入することで全員にワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Live」をプレゼントする。キャンペーン期間は発売から11月12日まで。商品の発送は11月下旬以降を予定する。

Galaxy Buds Live

コンセプトは「みんなの5G」

本日発表会が開催。KDDIの代表取締役社長 高橋誠氏が登壇し、5Gへの意気込みをアピールした。

冒頭に、これからのコンセプトを「みんなの5G」だと説明。「特定の人だけでなく、みんなの5Gにしていきたい」という。

これを実現するため、auは全スマホを5Gにしていくとアピール。今後auのスマートフォンとして発売する機種は、全て5Gに対応すると強調した。

また、「5Gはサービスで選ぶ時代だ」と高橋氏。計画を前倒して21年3月末には約1万局、22年3月末には約5万局と、5Gのエリアを広げていくとのこと。auは5Gの拡充をさらに進め、「このサービスを使うならauだよね」という状態を目指していくという。

質疑応答では、菅首相によって注目が集まる携帯電話料金の値下げについて、多くの質問が挙がった。これに対し高橋氏は、「auでは無制限に使えることを重視していきたい、MNOとして承継するUQブランドではシンプルでお手頃価格にこだわったプランを提供するなど、マルチブランドでユーザーに合わせた料金プランを提供していきたい」と説明。

また政府から具体的な話は出ていないと前置きしつも、「公共の電波を使わせてもらっていることは理解している。自然災害の復旧も1日でも早くやってかないといけないし、新型コロナウイルスでも貢献していかなければならない。料金については、国際的に比較しても遜色がないものが求められている認識。企業として持続的に成長していくことを前提に、さらなる低価格化に向けて準備してきたい。企業努力をしてどこまで下げられるか検討していく」と述べた。

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