トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/04/07 15:56
他の作業をしながらYouTube視聴

iOS版YouTubeアプリ、「ピクチャ・イン・ピクチャ機能」を無料ユーザーにも展開中か【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
iOS版のYouTubeアプリで、ついに待望のピクチャ・イン・ピクチャ(以下PinP)機能が、全ユーザーを対象にロールアウトしている可能性が高いことが報じられている。PinP機能は他のアプリを使いながら小さな窓を開いて「ながら見」を可能にするものだが、これまでiOSアプリでは、有料のYouTube Premium会員のみに利用が限られていた。

他の作業をしながらYouTube視聴

これはアップル関連サイト Cult of Macに、読者のMiquel Barlow氏が伝えたことだ。Barlow氏は「YouTubeのPiPは機能している、私はYouTube Premiumの加入者ではないし、iPhoneを脱獄していない」と語り、証拠としてスクリーンショットと動画を送ったという。

GoogleはPremium会員向けにPinP機能を “ベータ版” として提供中だが、その期限は4月8日までとされている。つまり、すでにベータ版のテストは終了して、ロールアウト(アプリ更新を順次、展開すること。ユーザーにより時差がある)が始まっていてもおかしくはないわけだ。(編集注:記事公開時に試したところ、編集部では動作を確認できませんでした)

iPhoneやiPadでのPinP、つまり「マルチタスクしながら、バックグラウンドで動画再生できる」ことはiOS 14以降は標準の機能であり、Apple TVをはじめ多くの動画ストリーミングアプリでとっくに実現されている。しかし、なぜかYouTubeにはなかった。

そのため「SafariブラウザでYouTube動画を開く」ことや、専用のSafari拡張機能を用意するなど抜け道が探られてきたが、そのいくつかはGoogleにより塞がれた。技術的にはできるが、戦略的には時期尚早と見られたのかもしれない。

これに先立つ2月、YouTubeの最高製品責任者 ニール・モハン(Neal Mohan)氏は、iPhoneとiPad用のYouTube TV(米国の有料テレビ配信プラットフォーム。YouTubeとは別もの)では、PinPのサポートができれば「今後数カ月のうちに」追加されるだろうと述べていた。YouTube関連アプリで、同じ機能のリリース時期をそろえることは十分にありえそうだ。

Source: Cult of Mac



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB