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公開日 2022/05/08 12:07
Google I/Oで発表か

Google新スマホ「Pixel 6a」用ケースが流出か。やはりカメラは期待できないかも【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
来週の11日から開催される「Google I/O」(開発者向けイベント)では複数の新製品が発表され、そのうちの1つがPixel 6の廉価モデル「Pixel 6a」と予想されている。

そうしたタイミングで、Pixel 6a用のケースと称される製品を入手したとの報告があり、同製品がイベントで登場する可能性がますます高まっている。

写真は既に発売されている「Pixel 6」

テックニュースサイトDigitalTrendsの元には、アクセサリーメーカーPoeticから「Pixel 6a」用のケースが思いがけず送られてきたという。単に製品名を間違えただけではないかとの疑いもあったが、実際にPixel 6を収めようとしたところ入らなかったことから、数ミリ小さい廉価モデルの存在が浮かび上がっているしだいだ。

サードパーティのアクセサリー企業が、スマートフォン本体などの発表前に、独自に情報をかき集めてケースなどの製品を作ることは珍しくない。正式発表されてからアクセサリー開発に取り掛かっていては遅すぎるためで、最近もiPhone 14(仮)シリーズ用と称される金型の写真が登場していた

さて「Pixel 6a」の寸法がPixel 6と似通っていることは、廉価モデルがハイエンドモデルとほぼ同じ機能を備えている可能性を示している。ボタンの配置や(スクリーンプロテクターに貼られたステッカーから)画面内指紋センサーの場所もほぼ同じのようだ。

とはいえ、廉価モデルの場合は、機能のどれかをフラッグシップモデルよりもダウングレードして、コスト削減と差別化を図る必要がある。ではPixel 6aの場合、それは何かと言えば、おそらくカメラ性能だ。

背面カメラ関連パーツを収める出っ張りは、Pixel 6での高さが約21mmに対して、Pixel 6aの場合、ケースに開けられた穴から推測した数値は14mm。つまり上位モデルよりも約3分の1ほど薄くなっている。

このケースが本物であれば、フラグシップ機で高く評価されている50MPカメラよりも性能が抑えられることがうかがえる。

実際、3世代前のPixel 3と同じ12.2MP(ソニーIMX363センサー)が使われて、新機能の「モーションモード」(いわゆる“流し撮り”)などが省略されるとの噂もあった

すでにPixel 6aは米連邦通信委員会(FCC)の承認を通過していることが判明しており、5月発売はほぼ確定的となっている。

購入を検討している方にとっては、比較的安価にGoogleの最新AI機能などが使える一方で、写真撮影については割り切る必要があるかもしれない。

Source:Digital Trends
via:Tom's Guide



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

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