トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/06/03 15:10
プロユーザーも満足できる?

次期iPadOS 16、ウィンドウサイズ変更など「ノートPC」に近づくとの予想【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
アップルが主要OSの次期バージョンを発表するWDC 2022が間近(6月7日午前2時から/日本時間)に迫っているなか、iPadOS 16(仮)には「プロユーザーを満足させる」ための「大きな変更」がもたらされるとの予想が伝えられている。

画像は現行のiPadOS 15(Image:Apple)

この報道は、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者によるものだ。同氏は先週末、iPadOS 16に「ウィンドウとマルチタスクに大きな変化がある」との見通しを報じたばかりだ。iPadOS 15でもマルチタスク機能が少し使いやすくされていたが(Split ViewやSlide Overが選べるボタンの追加など)次期バージョンではそれを凌ぐアップグレードが示唆されていた。

今回の記事では、iPadOS 16が「どのアプリが開いているかを確認し、タスク間の切り替えをしやすくする、再設計されたマルチタスクインターフェイスを搭載する」と述べられている。さらには「複数のアプリを一度に処理する」ことや「アプリのウィンドウサイズを変更する」新たな方法がもたらされる、とのことだ。

このアップデートは、アップルがWWDCで発表する「最大のアップグレードの1つ」になるという。Gurman氏は最新のiPad ProがMacと同じM1チップを搭載していると指摘しつつ、マルチタスクとウィンドウ機能を強化する目的が「ラップトップ(ノートPC)体験」に近づけることだと示唆している。

iPadOS 16で大幅な変更が行われる手がかりは、すでに見つかっている。先日もWebkit(iOS/iPadOS上のWebブラウザを駆動するアップル純正レンダリングエンジン)のインフラが変更され、新たな「マルチタスクモード」追加により、iPadで初めて自由にウィンドウサイズを変えられる可能性が浮上したばかりだ。

M1チップを搭載したiPad ProやiPad Airが、そのパワーを活かすだけのOSやアプリに恵まれていないとの嘆きはたびたび聞こえてくる。数ヶ月前にも「XcodeやLogic Pro、Final Cut ProがiPadにまもなくやって来る」との噂話もあったが、強力なアプリの充実も望まれそうだ。

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB