トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/06/16 12:21
アナリストMing-Chi Kuo氏が予測

「15インチMacBook Airが2023年発売」説にさらなる裏付け。Airモデル初の「Pro」チップ搭載版もあり?【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
新たなM2チップを搭載したMacBook Airや13インチMacBook Proが発表されたばかりだが(後者は17日午後9時から注文受付)、今後は大型の15インチMacBook Airや、12インチMacBookが「復活」するとの噂もある

これらの報道を受けて、有名アナリストが15インチMacBook Airについては詳細な情報の追加をしつつ、次期12インチMacBookに関しては否定的な見解を述べている。

Image : Apple

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、15インチMacBook Airは2023年の前半に量産が始まり、発売は第3四半期以降になるとのことだ。さらにKuo氏は、本製品にはM2チップ(35Wアダプタ付き)と「M2 Pro」(67Wアダプタ付き)という2つのCPUオプションが用意されるかもしれない、と付け加えている。



Appleシリコン(M1以降)搭載のMacBook Airはファンレス設計で知られているが、発熱が無印よりは大きいはずの「Pro」チップが搭載されるとすれば、筐体設計がどうなるのかは興味深いところだ。

Bloombergの名物記者Gurman氏は、この15インチMacBook Airは「(M2チップ搭載の)13.6インチMacBook Airの大型版」だと説明していた。もともとアップルは、15インチモデルを新型13インチMacBook Airと同時に発表する予定だったが、「その計画を棚上げして13.6インチ版に集中する」ことに決めたそうだ。

また、「次期12インチMacBookが2023年末か2024年初に発売を計画中」との噂も、Bloombergが伝えていたことだ。こちらに関しては、Kuo氏は「今のところ何も聞いていない」と述べて、否定的なニュアンスをほのめかしている。

興味深いのは、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏の見解だ。Young氏は15インチMacBook Airについては、「実際は15.2インチ」とツイートして事実上、肯定している。続いてつぶやいた、「MacBook Air(2022)は13.3インチから13.6インチに拡大」との予想は当たっており、いっそう信ぴょう性が強められている。

かたや12インチMacBookについては、スーパーフォロー(サブスクリプションに登録したフォロワーのみが見られるボーナス的ツイート)向けに、「アップルのノートPC戦略は、現在13インチ以上だ。話を聞いたMacBook Proディスプレイのサプライチェーン企業は、それ(12インチ)を認識していない」と述べていたという

次期12インチMacBookは、「M2 Pro」や「M2 Max」が搭載されるとの噂話もあったが、小さな筐体に高性能なプロセッサを積むとすれば、やはり熱容量はどうするのかとの疑問が残るだろう。

とはいえKuo氏もYoung氏も、「聞いていない」「認識していない」だけであり、完全に否定したわけではない。先日の世界開発者会議(WWDC 2022)では、M2搭載MacBook Airが「軽い」と強調されていたが、それでも1.2kg以上はある。より軽い12インチMacBookの再来を望む人は、まだ希望を持ち続けてもいいのかもしれない。

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)
via:9to5Mac



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オンキヨーの特許技術を搭載したヘッドホンアンプキットを作ってみた…ら思ったよりも高難度!でも音は最高!
2 B&W「707S3 Prestige Edition」とDALI「KUPID」がスピーカー両部門で首位堅持<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
3 高額査定のポイントとは? 買取専門店に聞いた、オーディオ売るコツ/買うコツ
4 カーオーディオの頂点からホームへ──AV Kansai岩元秀明氏が構築した理想郷。京都・宇治に誕生したハイエンドショールーム
5 マライア・キャリーの美声を110インチのホームシアターで堪能!“クリスマスの女王”からの特別プレゼント
6 ヤマハ、オートバックスとの協業で車載スピーカーを開発中。新たな振動抑制技術も投入
7 final、音色を個人最適化できる完全ワイヤレスイヤホン「TONALITE」の一般販売スタート
8 Sonos、最上位サウンドバーやヘッドホンなどが最大20%オフの「New Year Sale」。12/27から
9 iFace、税込1980円のUSB-Cイヤホン。3.5mmプラグ仕様モデルも
10 B&W、予約制マンスリー試聴会を来年1/10より実施。第1回は「803 D4で聴くニューイヤーコンサート」
12/24 11:01 更新

WEB