トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/06/17 12:40
Geekbenchに掲載

アップル「M2」のベンチマークが流出、M1比で約20%の性能向上を確認【Gadget Gate】

塚本直樹
アップルの新型プロセッサー「M2」を搭載した「13インチMacBook Pro」のものとされるスコアが、ベンチマークアプリ「Geekbench」の報告サイトに掲載された

先月開催された開発者向けイベント「WWDC22」で発表された、M2チップと新型MacBook Pro。M2チップのパフォーマンスは、CPUのマルチスレッド処理において、M1と比べて18%の性能向上を果たしていると、アップルは説明していた。



今回報告されたM2搭載MacBook Proとされるデバイス(Geekbench Browserでの表記はMac14,7)は、シングルコアが1919でマルチコアが8928というスコアだった。リーカーVadim Yuryevのツイートによれば、M1と比較すると、シングルコアで11.56%、マルチコアで19.45%のスコア向上になるという。これはアップルが主張する18%の性能向上という数字と、ほぼ合致する。

今回のベンチマーク報告からは、M2が3.49GHzで動作しているという情報も読み取れる。Yuryev氏によればM1は3.2GHzで動作しているとのことで、このクロック数向上もM2での性能向上に寄与している可能性がある。

さらにGPU性能を示すGeekbenchのMetalスコアでは、M2は30627という数値を示している。MacRumorsはM1のMetalスコアを21001と紹介しており、つまりM2はM1比で約1.5倍のパフォーマンスということになる。アップルは、M2に搭載されたGPUについて、M1と比べて35%高速と説明している。M2ではGPUコアの数が最大10基に増強されており、これも性能向上に寄与しているものと予測される。

M2を搭載した13インチMacBook Proは6月24日から、MacBook Airは7月から日本でも販売開始される。その性能は、アップルが主張する通りのものとなりそうだ。

Source: Geekbench Browser(1), (2), Vadim Yuryev(Twitter)
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB