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公開日 2022/06/21 15:56
デザイン開発に入っているとの噂
アップルのARグラスは年内にプロトタイプ完成か【Gadget Gate】
Kiyoshi Tane
アップルはAR/VRヘッドセットを開発しつつも、メガネ型のARグラスにも取り組んでいるとの噂だ。通称「Apple Glasses(アップルメガネ)」は2024年後半に発売されるとの予想に続き、本製品がデザイン開発に入っているとのアナリスト報告が伝えられている。
この噂の発信源は、Haitong Intl Tech Researchのアナリスト、Jeff Pu氏のメモだ。先週もPu氏は中国のEMS(受託製造企業)大手のLuxshareが、2022年後半〜2024年に主要サプライヤーとして関わるアップル製品の1つとして、「2024年後半に登場するARグラス」に言及していた。
新たなPu氏の情報によると、アップルのARグラスはデザイン開発に入り、今年中にはプロトタイプを完成させ、2024年後半に量産する予定とのことだ。さらに本製品は導波管技術を採用すると予想され、コーニングとHOYAがガラスのサンプルを作っているという。
導波管とは「ユーザーの目の前に情報を映すこと」を可能とする技術のこと。導波管ディスプレイはARヘッドセットやARメガネなどで事実上の標準となっており、数年前のCESでもアップル幹部らがAR導波管メーカーを訪問したとの噂が注目を集めていた。
これまで「アップルのAR/VR関連製品」については、大半の噂話がヘッドセットばかりで、ARグラスのハードウェアに関する情報がもたらされるのは稀なことだ。しかし有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「アップルの目標は10年後にiPhoneをARに置き換えることであり、ARヘッドセットはそのための最初のステップだ」として、長期的にはARグラスが本命だと示唆していた。
ほかPu氏は、2023年の「iPhone 15 Pro」にペリスコープ型の望遠レンズが搭載されるかどうかは不明だとも述べている。こちらは、Kuo氏の「2023年のProモデルは望遠性能が大幅に上がる」との予想に疑問を投げかけている格好だ。
とはいえ、Pu氏は「Lanteがプリズムの計画(生産)キャパシティを引き上げ続けている。Lanteは主要サプライヤーであることから、ペリスコープが採用される可能性は非常に高いと見続けている」とも付け加えている。
つまりiPhone 15 Pro Maxのみにペリスコープが採用され、小型のProモデルは非搭載かもしれない……との含みだろうか。筐体の大きさにより性能や仕様に差を付けることは、iPad Pro(2021)の「12.9インチはミニLED画面、11インチは従来型の液晶画面」とした前例もあり、フラグシップiPhoneでもあり得るのかもしれない。
Source:9to5Mac
※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。
この噂の発信源は、Haitong Intl Tech Researchのアナリスト、Jeff Pu氏のメモだ。先週もPu氏は中国のEMS(受託製造企業)大手のLuxshareが、2022年後半〜2024年に主要サプライヤーとして関わるアップル製品の1つとして、「2024年後半に登場するARグラス」に言及していた。
新たなPu氏の情報によると、アップルのARグラスはデザイン開発に入り、今年中にはプロトタイプを完成させ、2024年後半に量産する予定とのことだ。さらに本製品は導波管技術を採用すると予想され、コーニングとHOYAがガラスのサンプルを作っているという。
導波管とは「ユーザーの目の前に情報を映すこと」を可能とする技術のこと。導波管ディスプレイはARヘッドセットやARメガネなどで事実上の標準となっており、数年前のCESでもアップル幹部らがAR導波管メーカーを訪問したとの噂が注目を集めていた。
これまで「アップルのAR/VR関連製品」については、大半の噂話がヘッドセットばかりで、ARグラスのハードウェアに関する情報がもたらされるのは稀なことだ。しかし有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「アップルの目標は10年後にiPhoneをARに置き換えることであり、ARヘッドセットはそのための最初のステップだ」として、長期的にはARグラスが本命だと示唆していた。
ほかPu氏は、2023年の「iPhone 15 Pro」にペリスコープ型の望遠レンズが搭載されるかどうかは不明だとも述べている。こちらは、Kuo氏の「2023年のProモデルは望遠性能が大幅に上がる」との予想に疑問を投げかけている格好だ。
とはいえ、Pu氏は「Lanteがプリズムの計画(生産)キャパシティを引き上げ続けている。Lanteは主要サプライヤーであることから、ペリスコープが採用される可能性は非常に高いと見続けている」とも付け加えている。
つまりiPhone 15 Pro Maxのみにペリスコープが採用され、小型のProモデルは非搭載かもしれない……との含みだろうか。筐体の大きさにより性能や仕様に差を付けることは、iPad Pro(2021)の「12.9インチはミニLED画面、11インチは従来型の液晶画面」とした前例もあり、フラグシップiPhoneでもあり得るのかもしれない。
Source:9to5Mac
※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。
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