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公開日 2022/08/04 22:56
メインカメラやバッテリー強化される噂

「Galaxy Z Fold4」は性能大幅アップ&頑丈になるかも?【Gadget Gate】

多根清史
サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」は、前モデルの「Galaxy Z Fold 3」と見かけはほぼ同じながらも、単なるマイナーチェンジ以上の進化になると見られている。プロセッサは最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」が搭載され、メインカメラも強化されるという具合だ。

Image:Bhubeth Bhajanavorakul/Shutterstock.com

それに加えて、先代より大幅に性能がアップすることや、前面・背面の保護が強化されて頑丈になるなど、ポジティブな予想が報じられている。

まずGalaxy Z Fold4への搭載が確実視されているSnapdragon 8+ Gen 1は、前Galaxy Z Fold3で採用した「Snapdragon 8 Gen 1」よりも、クロック数や電力効率が大きく改善しているとクアルコム公式で謳われている。

基本的な仕様や機能はほぼ同じで、ともに4nm製造だが、先代はサムスン製で後継チップはTSMC製となる。つまり、サムスンとTSMCの間に製造技術の格差があるため、との推測だ。

さて、リーカーのAhmed Qwaider氏のツイートによると、Galaxy Z Fold4のCPUパフォーマンスは、15%の向上が見込まれるそうだ。さらにGPU性能は59%、NPU(機械学習)ユニットは68%もパフォーマンスが改善するという。

こうした見通しは、かなり現実性が高いといえる。なぜなら、同じくSnapdragon 8+ Gen 1を搭載している「Xiaomi 12S Ultra」も、Snapdragon 8 Gen 1採用の「Galaxy S22 Ultra」を圧倒したことが検証されているためだ(Xiaomi独自の冷却システムを考慮に入れる必要ありだが)。

またQwaider氏によれば、Galaxy Z Foldは前面・背面の両方が、コーニング製の「Gorilla Glass Victus Plus」で保護されるそうだ。このGorilla Glass Victus Plusは、落下耐性2mという「Gorilla Glass Victus」の改良版で、よりキズや落下にも強いものとなる。ほか、4,400mAhのバッテリーや、1時間半で50%の25W充電、最大120Hzの画面リフレッシュレートなどは、有名リーカーice Universer氏も述べていた。

昨今の原材料高やインフレのなかで、やはり気になるのは価格だろう。これについては、サムスンが折りたたみスマホ普及のために先代Galaxy Z Fold3からドル建て価格では据え置くとの噂話もあった。それでも円安を織り込めば日本での価格は高くなりそうだが、これだけの性能向上があれば納得できるのかもしれない。

Source: Ahmed Qwaider(Twitter)
via: Wccftech

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