Blackmagic Designは、アップルiPad用の映像編集アプリ「DaVinci Resolve for iPad」を発表した。2022年第4四半期よりApp Storeにて無料提供される予定。またアプリ内購入により、Neural Engineに対応する「DaVinci Resolve Studio for iPad」へとアップグレードすることが可能だとしている。

iPadOS 16以降に対応し、パフォーマンスをAppleシリコン向けに最適化。先日発表されたM2チップ搭載iPad Proでは、Ultra HDのProResのレンダリング速度を従来の4倍まで高速化しているという。また、M1チップ搭載の12.9インチiPad ProのHDR表示にも対応。Apple Studio DisplayやPro Display XDR、AirPlayと互換性のあるディスプレイなどに出力できる。

MultiTouchテクノロジーおよびApple Pencilへの最適化や、カットページ／カラーページをサポートするほか、「DaVinci Resolve 18」のプロジェクトファイルとの互換性も確保。ファイルフォーマットはH.264／H.265／Apple ProRes／Blackmagic RAWに対応し、クリップはiPadのストレージや写真ライブラリ、iCloud、外付けUSB-Cディスクから読み込みが可能とのこと。Blackmagic Cloudを介した複数ユーザーでの作業にも対応する。