トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2023/08/03 09:00
ARグラス「Rokid Max」とのセット販売も

ARグラス用のポータブルAndroid TVデバイス「Rokid Station」。“スマホフリーのシアター体験”が楽しめる

編集部:川田菜月
Rokidは、世界初のGoogle認定を受けたARグラス用ポータブルAndroid TVデバイス「Rokid Station」を、本日8月3日より予約販売する。予約価格は21,990円(税込、以下同)で、Rokid公式サイト限定で予約受け付けを開始、8月後半以降に順次発送予定とする。

Android TV搭載のARグラス用ポータブルストリーミングデバイス「Rokid Station」

また、期間限定で同社ARグラス「Rokid Max」(68,800円)とのセットも用意。それぞれ個別に購入した場合90,790円となるところ、セットでは3,800円オフの86,990円で購入できる。セットの発送についても、8月後半以降に順次開始予定となる。

ARグラスのRokid Maxとの期間限定セット販売も

Rokidは2014年に設立し、人工知能技術およびARグラスなどの製品を開発する企業。コンシューマー向けには2021年にARグラス「Rokid Air」、2023年には第2世代となるARグラス「Rokid Max」を発表している。

このたび登場する「Rokid Station」は、Google Android TVのパートナー企業であるHiMedia社と共同開発したポータブルストリーミングデバイス。手のひらサイズの本体にAndroid TVを搭載しており、Google Playから様々な動画配信サービスやゲームをダウンロード可能。Rokid MaxなどのARグラスに直接接続すれば、スマートフォンフリーでシアター体験が楽しめるとアピールする。

手のひらサイズで、質量は148g

Androidアプリもインストール可能で、例えばワイヤレスキーボードやマウスなどをBluetooth接続すれば、ARグラスで画面をみながら文書編集などの作業ができる。このほか、3D動画にも対応するとのこと。Chromecastによるミラーリング機能にも対応し、スマートフォンなどの画面をワイヤレスで映し出すことも可能だ。

本体の質量は148gと軽量。円形の方向キーとOKボタン、ホーム、設定、アプリ、戻るボタンなどを備え、側面には電源と音量調整ボタンも配置する。また、Googleアシスタントの音声入力もサポートし、音声操作にも対応する。

本体下部にはMicro HDMI出力、充電用のUSB-C端子を装備。Micro HDMI to USB-Cケーブルが付属しており、Rokid Maxとの接続に使用できる。

バッテリー容量は5,000mAhで、充電しながらでも使用可能。連続使用は最大5時間、スタンバイ状態では最大7日間バッテリーが持続するとのこと。急速充電にも対応するほか、モバイルバッテリーとしても使用できるとしている。

CPUは64ビット 4コア ARM CPUを内蔵、RAMは2GB、ストレージは32GB。本体カラーはスペースブルーで、Rokid Maxと同じカラーとなる。

■ARグラス「Rokid Max」



Rokid Stationとの組み合わせも推奨されるARグラス「Rokid Max」は、ソニー製MicroOLEDディスプレイを採用したモデル。フルHD解像度で、鮮やかな色彩と高いコントラストを実現し、215インチの大画面を映し出すとしている。著作権保護技術のHDCPにも対応する。

ARグラス「Rokid Max」

視野角は50度(16:10)、コントラスト比は100,000:1で、色域はsRGB 106%をカバー。また人間の視覚に迫るとする55PPDと120Hzリフレッシュレートを実現する。輝度は最大600nitで、本体に搭載されたボタンから輝度レベルを6段階で手動調整できる。

3DoFに対応し、ARツールも利用可能。USB-Cディスプレイ ポートとOTGを備えたデバイス(Android 10 以降)と接続すれば、Rokid ARアプリと連携して3DコンテンツやAR体験が可能だとする。ほか強化型9軸IMU、装着検出センサーを装備する。

75gと軽量設計で、通常のメガネと同程度のコンパクトサイズを実現。形状記憶ノーズパッドを装備し、ユーザーに合わせて装着感を微調整できる。また本体上部に0.00D から-6.00Dまでの近視補正機構、ツル部分に音量調整ボタンを装備する。

本体上部には近視補正機構を備える

レンズ部は正面からの光漏れを90%抑制。明るい環境でも利用しやすいように遮光カバーも付属する。また、テュフ・ラインランドの低ブルーライト認証を取得し、目の疲れ軽減にも配慮した。

オーディオ面ではHD指向性スピーカー、ノイズキャンセリングマイクを内蔵。スピーカーは特許取得済みの設計を採用し、音の指向性と音質を大幅に向上したとアピール。音漏れ防止機能も備えるという。

入力端子はUSB-Cを搭載。別売のHDMIアダプターを併用することで、HDMI出力を備えるゲーム機などのデバイスとも接続できる。ほか、Rokid Stationやワイヤレスアダプターを接続すれば、iPhoneの画面をミラーリングして表示することも可能。

また、Rokid Stationの発売と同時に、Rokid Max対応の各種アクセサリーも展開。度付きインサートレンズ(2,489円)、スマホを充電しながらRokid Maxに接続できるUSBハブ「Rokid Hub」(6,049円)、落下防止対策の首掛けストラップ(1,689円)などをラインナップする。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB