公開日 2017/12/04 10:00
着けっぱなしで1日過ごす
コラボヘッドホンはオタバレしないのか? Fateヘッドホンで聖地巡礼し “ステルス性”を確かめた
編集部:押野 由宇
最近、缶バッジやTシャツといったアニメグッズを身に着けた人を見かけることが増えました。オタク文化が受け入れられてきたのか、その人口が増えてきたのか。理由ははっきりしませんが、決して悪いことではないと思います。
でも、いくら街にアニメが溢れようと、隠れオタクであり、周りにそのことを知られたくないという人も多いはず。自分もそうですが、隠れオタクにとって恐れるべきこと、それは“オタバレ”ではないでしょうか?
アニメにお布施はしたいし、グッズも買ったら身に着けたいけど、オープンにするのは恥ずかしい。わかります。ロゴとかがデザインされてカッコイイとは思うけど、見る人が見たらバレてしまうから怖い。めっちゃわかります。
そんな、ちょっとだけシャイな皆さんに朗報です。劇場版『Fate stay night [ Heaven’s Feel ] 』とコラボしたDENONのヘッドホンだったらオタバレしません! だって見た目は普通のヘッドホンと一緒だから。やったね! はい企画終了。FGOでもしよ。
…と、これだけだと記事にならないので、本日はコラボヘッドホンを着けたまま1日過ごしても大丈夫ということを証明すべく、都内の聖地を巡礼するなどしたいと思います。
まずはオシャレっぽい街、吉祥寺にやってきました。最初はインスタ映えする写真を撮って「アニメコラボのヘッドホンでもイケてるじゃん!」とアピールする企画を考えていたのですが、精一杯の服装をしたのに撮影担当の編集者に「イキってる大学生」と評価されたときに諦めました。そんな言い方ってある?
住みたい街ランキング1位を獲得しまくっている吉祥寺。なんだか、そこかしこから「お前みたいなもんが来ていいところじゃねーよ」というオーラが出ているように感じました。でも今日は大丈夫、ヘッドホンを作って50年、DENON製を着用しているから。
Bluetooth接続の「AH-GC20」というモデルをベースにしているので、ケーブルなしで使えます。ヘッドホンに操作ボタンを装備しているので、スマホを出さなくても問題なし。なんだかんだ、ワイヤレスは便利です。
疲れてベンチに座っても自然。駅からしばらくは、こうして道に休憩スポットが用意されているのが嬉しいですね。良い街です。既視感のある景色のなか、やるべきことはやったので、次に移動します。
今度は中野に来ました。駅前をひと通り見て回ったあと、なにかレアアイテムがあるかもしれないので、ブロードウェイを散策します。
この間、ヘッドホンは着けっぱなしですが、特に疲れや違和感はありません。しっかりとした側圧はあるのですが、耳には優しくフィットします。肌触りが良いという素材を使っているおかげでしょう。
「これ欲しい! ねー、これ!」。興奮してもズレない。ワイヤレスのモデルで“落ちない”という安心感があるのは強いですね。グッズをあわよくば会社の金で買ってもらおうとしましたがムリでした。
ぶらぶらしていたら時間は昼過ぎ。お腹も減ってきたので、ランチにしたいと思います。麻婆豆腐、美味しそうですね。今回の企画で唯一、良い感じの写真が撮れました。
「いただきまーす」
「ハモッ」
「ゴホッ!」
むっちゃ辛い、マジのやつでした。なんだか唇がヒリヒリして汗が止まりませんが、大満足です。食事の間はヘッドホンを首にかけてみましたが、これは外した方が無難です。服のポケットが大きめなら突っ込んでおけるくらいかなりコンパクトに折りたためるので、邪魔にならないようなところによけておきましょう。
ここで突然ですが、コラボヘッドホンに収録される音声を紹介しておきます。
Bluetoothが接続されるヘッドホンでは、接続状況やバッテリー残量などを音声でガイドしてくれますが、このコラボモデルではその音声を間桐桜(CV:下屋則子)、セイバー(CV:川澄綾子)、遠坂凛(CV:植田佳奈)が担当しています。もちろん、劇中でそんなシーンは存在しないので録り下ろしになります。
切り替えは2つのボタンを同時に長押しすることで行われるので、気分によって誰の声にするか選べるわけです。個人的なオススメは接続(起動)時が桜、音声ガイドの決定がセイバー、ノイズキャンセリング機能のオンオフが凛です。
この音声についてはボリューム調整ができないので、最初はハッキリと耳元でめちゃくちゃ良い声がしてゾクッとすると思います。そして周りに聞こえたのでは、と心配になることが予想されますが、耳に着けている限り音漏れしません。無駄に電源をON/OFFして、思うがまま楽しみましょう。
さて、次は場所を秋葉原に移します。ちょっと疲れたから、カフェテリアで休憩しようかな。
何気なくスマホで、気になるニュースをチェック。できる男って、時間を無駄にしない。
いや、AP(スタミナ)が回復したから。効率よくやっていかないと。
「ふぅん・・・」
音楽再生だけではなく、ゲームももちろん、高音質。Bluetooth接続の場合、遅延が話題になることがあるけど、シビアなリズムゲームでなければまったく許容範囲です。むしろスマホ単体より確実にアップする迫力や、「スマホゲームってこんな音が入っていたんだ」という体験を重視すべきだと思う。形部姫の声を聞いていると、なんだか家に帰りたくなった。
続いてこのヘッドホンのウリとなるノイズキャンセリング機能を試すため、ゲームセンターに入ってみました。ただヘッドホンを着けた状態では「ヘッドホンで耳をふさいでいる」程度に外音を遮断。ノイズキャンセリング機能をオンにしてみると、電子音が8割減くらいまでなくなります。完全に聞こえなくなるほどではないのですが、ゲームの音も楽しみたいなら「のいず、きゃんせる? オフ!」(凛ボイス/オススメ)でも良いくらいかもしれません。音楽を流すと完全に周囲の音は消え去ります。
戦利品を手に、会社に戻ってきました。同行の編集者によれば、電車でも街中でも「あれFateのコラボヘッドホンじゃない?」とバレることはなかったとのこと。はじめから分かっていたことですが、ステルス性は完璧と言って良いでしょう。もしオタバレしていたら、行動に何か問題があったものと思われます。
ちなみにこのヘッドホンは有線接続にも対応。その場合は普通に音の良いヘッドホンとして使えます。PS VRなどにつなぐこともできるので、12月6日から無料配信開始の「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」をさらに臨場感たっぷりに楽しむこともできるわけで、昂りが抑えられませんね。
コラボヘッドホンは実売価格33,000円前後。3,000台限定生産なのでファンアイテムとしても所有しておきたいですし、ハイクオリティのヘッドホンが手に入り、さまざまなコンテンツに活用できると考えれば納得の値段ではないでしょうか? このヘッドホンで聴く音声ガイドには、本気で価値があると思います。
さらに特典としてスペシャルデザインの缶バッジやミニクリアファイルがついてくるし、抽選で合計9名に、川澄綾子さん、植田佳奈さん、下屋則子さんの直筆サイン色紙がプレゼントされます。ebtenなどで予約受付中なので、勢いのままポチって後悔はしないはずです。
以下、色々とやっている写真を記念に載せておきます。
でも、いくら街にアニメが溢れようと、隠れオタクであり、周りにそのことを知られたくないという人も多いはず。自分もそうですが、隠れオタクにとって恐れるべきこと、それは“オタバレ”ではないでしょうか?
アニメにお布施はしたいし、グッズも買ったら身に着けたいけど、オープンにするのは恥ずかしい。わかります。ロゴとかがデザインされてカッコイイとは思うけど、見る人が見たらバレてしまうから怖い。めっちゃわかります。
そんな、ちょっとだけシャイな皆さんに朗報です。劇場版『Fate stay night [ Heaven’s Feel ] 』とコラボしたDENONのヘッドホンだったらオタバレしません! だって見た目は普通のヘッドホンと一緒だから。やったね! はい企画終了。FGOでもしよ。
…と、これだけだと記事にならないので、本日はコラボヘッドホンを着けたまま1日過ごしても大丈夫ということを証明すべく、都内の聖地を巡礼するなどしたいと思います。
まずはオシャレっぽい街、吉祥寺にやってきました。最初はインスタ映えする写真を撮って「アニメコラボのヘッドホンでもイケてるじゃん!」とアピールする企画を考えていたのですが、精一杯の服装をしたのに撮影担当の編集者に「イキってる大学生」と評価されたときに諦めました。そんな言い方ってある?
住みたい街ランキング1位を獲得しまくっている吉祥寺。なんだか、そこかしこから「お前みたいなもんが来ていいところじゃねーよ」というオーラが出ているように感じました。でも今日は大丈夫、ヘッドホンを作って50年、DENON製を着用しているから。
Bluetooth接続の「AH-GC20」というモデルをベースにしているので、ケーブルなしで使えます。ヘッドホンに操作ボタンを装備しているので、スマホを出さなくても問題なし。なんだかんだ、ワイヤレスは便利です。
疲れてベンチに座っても自然。駅からしばらくは、こうして道に休憩スポットが用意されているのが嬉しいですね。良い街です。既視感のある景色のなか、やるべきことはやったので、次に移動します。
今度は中野に来ました。駅前をひと通り見て回ったあと、なにかレアアイテムがあるかもしれないので、ブロードウェイを散策します。
この間、ヘッドホンは着けっぱなしですが、特に疲れや違和感はありません。しっかりとした側圧はあるのですが、耳には優しくフィットします。肌触りが良いという素材を使っているおかげでしょう。
「これ欲しい! ねー、これ!」。興奮してもズレない。ワイヤレスのモデルで“落ちない”という安心感があるのは強いですね。グッズをあわよくば会社の金で買ってもらおうとしましたがムリでした。
ぶらぶらしていたら時間は昼過ぎ。お腹も減ってきたので、ランチにしたいと思います。麻婆豆腐、美味しそうですね。今回の企画で唯一、良い感じの写真が撮れました。
「いただきまーす」
「ハモッ」
「ゴホッ!」
むっちゃ辛い、マジのやつでした。なんだか唇がヒリヒリして汗が止まりませんが、大満足です。食事の間はヘッドホンを首にかけてみましたが、これは外した方が無難です。服のポケットが大きめなら突っ込んでおけるくらいかなりコンパクトに折りたためるので、邪魔にならないようなところによけておきましょう。
ここで突然ですが、コラボヘッドホンに収録される音声を紹介しておきます。
Bluetoothが接続されるヘッドホンでは、接続状況やバッテリー残量などを音声でガイドしてくれますが、このコラボモデルではその音声を間桐桜(CV:下屋則子)、セイバー(CV:川澄綾子)、遠坂凛(CV:植田佳奈)が担当しています。もちろん、劇中でそんなシーンは存在しないので録り下ろしになります。
切り替えは2つのボタンを同時に長押しすることで行われるので、気分によって誰の声にするか選べるわけです。個人的なオススメは接続(起動)時が桜、音声ガイドの決定がセイバー、ノイズキャンセリング機能のオンオフが凛です。
この音声についてはボリューム調整ができないので、最初はハッキリと耳元でめちゃくちゃ良い声がしてゾクッとすると思います。そして周りに聞こえたのでは、と心配になることが予想されますが、耳に着けている限り音漏れしません。無駄に電源をON/OFFして、思うがまま楽しみましょう。
さて、次は場所を秋葉原に移します。ちょっと疲れたから、カフェテリアで休憩しようかな。
何気なくスマホで、気になるニュースをチェック。できる男って、時間を無駄にしない。
いや、AP(スタミナ)が回復したから。効率よくやっていかないと。
「ふぅん・・・」
音楽再生だけではなく、ゲームももちろん、高音質。Bluetooth接続の場合、遅延が話題になることがあるけど、シビアなリズムゲームでなければまったく許容範囲です。むしろスマホ単体より確実にアップする迫力や、「スマホゲームってこんな音が入っていたんだ」という体験を重視すべきだと思う。形部姫の声を聞いていると、なんだか家に帰りたくなった。
続いてこのヘッドホンのウリとなるノイズキャンセリング機能を試すため、ゲームセンターに入ってみました。ただヘッドホンを着けた状態では「ヘッドホンで耳をふさいでいる」程度に外音を遮断。ノイズキャンセリング機能をオンにしてみると、電子音が8割減くらいまでなくなります。完全に聞こえなくなるほどではないのですが、ゲームの音も楽しみたいなら「のいず、きゃんせる? オフ!」(凛ボイス/オススメ)でも良いくらいかもしれません。音楽を流すと完全に周囲の音は消え去ります。
戦利品を手に、会社に戻ってきました。同行の編集者によれば、電車でも街中でも「あれFateのコラボヘッドホンじゃない?」とバレることはなかったとのこと。はじめから分かっていたことですが、ステルス性は完璧と言って良いでしょう。もしオタバレしていたら、行動に何か問題があったものと思われます。
ちなみにこのヘッドホンは有線接続にも対応。その場合は普通に音の良いヘッドホンとして使えます。PS VRなどにつなぐこともできるので、12月6日から無料配信開始の「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」をさらに臨場感たっぷりに楽しむこともできるわけで、昂りが抑えられませんね。
コラボヘッドホンは実売価格33,000円前後。3,000台限定生産なのでファンアイテムとしても所有しておきたいですし、ハイクオリティのヘッドホンが手に入り、さまざまなコンテンツに活用できると考えれば納得の値段ではないでしょうか? このヘッドホンで聴く音声ガイドには、本気で価値があると思います。
さらに特典としてスペシャルデザインの缶バッジやミニクリアファイルがついてくるし、抽選で合計9名に、川澄綾子さん、植田佳奈さん、下屋則子さんの直筆サイン色紙がプレゼントされます。ebtenなどで予約受付中なので、勢いのままポチって後悔はしないはずです。
以下、色々とやっている写真を記念に載せておきます。
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