公開日 2018/12/14 08:00
ソニーが誇る、最先端のテクノロジーが結集した「WF-SP900」。左右独立型のイヤホンでありながら、なんとWALKMANのようなプレーヤー機能まで入っているのだ!シンプルな外観からは想像できない、プレミアムな完全ワイヤレスの魅力に迫る。
■スマホなしでも音楽が楽しめる!
スマートフォンとの間は言うに及ばず、左右ユニット間をつなぐケーブルすらない「完全ワイヤレスイヤホン」。頭部をまたぐ無線通信は技術的ハードルが高く、音質向上には帯域安定化も図らねばならないため、高度な設計ノウハウを要求される。左右ユニットが分離しているだけで珍重された時代は終わり、他にない独自性と付加価値が求められている。
そのような技術難易度の高い分野へ果敢に挑む新製品が、ソニーの完全ワイヤレス「WF-SP900」だ。4GBのフラッシュストレージとプレーヤー機能を内蔵、スマートフォンやDAPなしでも音楽を楽しめる。IP65/IP68相当という高い防水防塵仕様は、水中や海辺での利用にも耐えられるほど。さらに、アンビエントサウンド(外音取り込み機能)にも対応とくれば、その機能コンシャスぶりがわかるはず。従来の完全ワイヤレスとは明らかにフェーズが違うのだ。
さて、プレーヤー機能とさらり書いたが、これも相当技術難易度が高い。WF-SP900には汎用の演算も可能な高性能SoC(詳細非公開)が搭載されており、楽曲を保存したストレージの読み書きや多様なオーディオフォーマット(MP3/AAC/WMA/ATRAC/FLAC/WAV)への対応にはそのパワーが活用されている。ユニットに格納された7層高密度基板の内層にそのSoCは埋め込まれており、"超小型コンピュータ"であることの証ともいえる。
実は、WF-SP900のプレーヤー部分にはソニーが誇るWALKMANチームの知見が生かされている。開発担当者に訊くと、基板設計はウォークマンと共通の部分が多く、WALKMANの開発で培われた音質設計のノウハウも惜しみなく投入されているのだという。
内蔵ストレージを使う「プレーヤーモード」と。Bluetooth接続を使う「ヘッドホンモード」の切り替えは、L側のボタンで行う。3度押しでプレーヤーモードとヘッドホンモードの切り替えが可能で、3秒以上長押しするとBluetoothペアリング待機というしくみだ。ストレージの音源(プレーヤーモード)に飽きたからスマートフォンでSpotifyを、という場合でも切り替えは一瞬で完了する。
なお、プレーヤーモードに切り替えてもBluetoothをONにしておけばスマートフォンとの接続は維持され、アプリ「Music Center」を利用して本機を操作できる。アプリがストレージ上の楽曲を表示/再生指示するリモコンになるわけだ。4GBのストレージにはMP3/128kbps換算で約920曲を収録できることを考えれば、見逃せないフィーチャーといえる。
肝心の音質だが、鋭利な音の輪郭と自然に拡がる音場が印象的。新開発BAドライバーによる音はキレ味鋭く、いい意味で優柔さがない。アンテナ構成や部品の最適配置に時間をかけたというだけあって、左右ユニット間の安定性は高く、音途切れも少ない。コーデックはSBCとAACに対応と、スマートフォンとの組み合わせでは必要にして十分。受信データのバッファ量を調整するなど遅延対策にもひと工夫あるようで、Netflixのドラマで確認したかぎりでは役者の口もとの動きと耳に届く台詞に違和感はない。
アンビエントサウンド機能もいい。駅のホームで試したところ、オンにした途端それまで聴覚を占めていた音楽がすっと後退し、駅員のアナウンスがはっきり聞き取れるようになる。人の話し声やクルマの走行音に気付くようになるので、屋外のランニングも安心だ。付属のイヤーピースは4サイズ、耳介に沿わせるアークサポーターも3サイズから選択できるため、体を激しく動かしてもズレにくい。
スマートフォンの普及により、イヤホンは音楽を聴くための道具から"日々の生活の供"へと変化した。強力な防水防塵仕様や自律型音楽再生機能、周囲の音を取り込むアンビエントサウンド機能など、その先進性を高いクオリティで示したこのWF-SP900は、完全ワイヤレスイヤホンのマイルストーンとして名を残すに違いない。
(協力:ソニーマーケティング株式会社)
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ソニー渾身のハイテク完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」実力チェック!
海上 忍ソニーが誇る、最先端のテクノロジーが結集した「WF-SP900」。左右独立型のイヤホンでありながら、なんとWALKMANのようなプレーヤー機能まで入っているのだ!シンプルな外観からは想像できない、プレミアムな完全ワイヤレスの魅力に迫る。
■スマホなしでも音楽が楽しめる!
スマートフォンとの間は言うに及ばず、左右ユニット間をつなぐケーブルすらない「完全ワイヤレスイヤホン」。頭部をまたぐ無線通信は技術的ハードルが高く、音質向上には帯域安定化も図らねばならないため、高度な設計ノウハウを要求される。左右ユニットが分離しているだけで珍重された時代は終わり、他にない独自性と付加価値が求められている。
そのような技術難易度の高い分野へ果敢に挑む新製品が、ソニーの完全ワイヤレス「WF-SP900」だ。4GBのフラッシュストレージとプレーヤー機能を内蔵、スマートフォンやDAPなしでも音楽を楽しめる。IP65/IP68相当という高い防水防塵仕様は、水中や海辺での利用にも耐えられるほど。さらに、アンビエントサウンド(外音取り込み機能)にも対応とくれば、その機能コンシャスぶりがわかるはず。従来の完全ワイヤレスとは明らかにフェーズが違うのだ。
さて、プレーヤー機能とさらり書いたが、これも相当技術難易度が高い。WF-SP900には汎用の演算も可能な高性能SoC(詳細非公開)が搭載されており、楽曲を保存したストレージの読み書きや多様なオーディオフォーマット(MP3/AAC/WMA/ATRAC/FLAC/WAV)への対応にはそのパワーが活用されている。ユニットに格納された7層高密度基板の内層にそのSoCは埋め込まれており、"超小型コンピュータ"であることの証ともいえる。
実は、WF-SP900のプレーヤー部分にはソニーが誇るWALKMANチームの知見が生かされている。開発担当者に訊くと、基板設計はウォークマンと共通の部分が多く、WALKMANの開発で培われた音質設計のノウハウも惜しみなく投入されているのだという。
内蔵ストレージを使う「プレーヤーモード」と。Bluetooth接続を使う「ヘッドホンモード」の切り替えは、L側のボタンで行う。3度押しでプレーヤーモードとヘッドホンモードの切り替えが可能で、3秒以上長押しするとBluetoothペアリング待機というしくみだ。ストレージの音源(プレーヤーモード)に飽きたからスマートフォンでSpotifyを、という場合でも切り替えは一瞬で完了する。
なお、プレーヤーモードに切り替えてもBluetoothをONにしておけばスマートフォンとの接続は維持され、アプリ「Music Center」を利用して本機を操作できる。アプリがストレージ上の楽曲を表示/再生指示するリモコンになるわけだ。4GBのストレージにはMP3/128kbps換算で約920曲を収録できることを考えれば、見逃せないフィーチャーといえる。
肝心の音質だが、鋭利な音の輪郭と自然に拡がる音場が印象的。新開発BAドライバーによる音はキレ味鋭く、いい意味で優柔さがない。アンテナ構成や部品の最適配置に時間をかけたというだけあって、左右ユニット間の安定性は高く、音途切れも少ない。コーデックはSBCとAACに対応と、スマートフォンとの組み合わせでは必要にして十分。受信データのバッファ量を調整するなど遅延対策にもひと工夫あるようで、Netflixのドラマで確認したかぎりでは役者の口もとの動きと耳に届く台詞に違和感はない。
アンビエントサウンド機能もいい。駅のホームで試したところ、オンにした途端それまで聴覚を占めていた音楽がすっと後退し、駅員のアナウンスがはっきり聞き取れるようになる。人の話し声やクルマの走行音に気付くようになるので、屋外のランニングも安心だ。付属のイヤーピースは4サイズ、耳介に沿わせるアークサポーターも3サイズから選択できるため、体を激しく動かしてもズレにくい。
スマートフォンの普及により、イヤホンは音楽を聴くための道具から"日々の生活の供"へと変化した。強力な防水防塵仕様や自律型音楽再生機能、周囲の音を取り込むアンビエントサウンド機能など、その先進性を高いクオリティで示したこのWF-SP900は、完全ワイヤレスイヤホンのマイルストーンとして名を残すに違いない。
(協力:ソニーマーケティング株式会社)