公開日 2021/08/31 06:30
【PR】手持ちのUSBオーディオ機器をストリーミング対応に
“Spotify×高音質”は「Soundgenic」でキマリ! PCいらずでサブスクをもっと楽しもう
土方久明
■Soundgenicの導入で、手持ちのUSBオーディオ機器でサブスクを聴き放題に!
パソコンやスマートフォンで “デジタル音楽ファイル” を手軽に扱えるようになり、USB入力付きのオーディオ製品は爆発的に増えた。DAコンバーター(DAC)がその代表だが、DACを内蔵したヘッドホンアンプやアクティブスピーカーなどで、PCまわりの音質強化を実現している人もいるだろう。
また、高速インターネット回線の普及により音楽ストリーミングサービスは日常に深く浸透し、トレンド最先端の音楽から懐かしの名盤まで、自由自在に聴けるようになった。
アイ・オー・データ機器の「Soundgenic」は、そんなUSBオーディオ機器とストリーミングサービスをつなぐ大注目の製品となる。それは、Soundgenicが今夏のアップデートで「Spotify Connect」に対応し、手持ちのあらゆるUSBオーディオ機器においてSpotify再生ができるようになったからだ。
そう、今回は、「今あなたの持っているオーディオ環境を、Soundgenicを使ってSpotify対応にしてしまおう!」という提案だ。
USBオーディオ機器をお持ちの方は、PCと接続して「PCオーディオ」として楽しむのが一般的だろう。Soundgenicは、PCをベースとしたオーディオを簡略化・コンパクト化できるものでもあり、PCの複雑な操作を介さず、アプリの直感的な操作性でストリーミングを楽しむことができる。また、SoundgenicはせいぜいCD1枚程度の大きさなので、サイドボードなどちょっとしたスペースに設置できる。まさに“カジュアル×高音質”を手軽に実現できるのだ。
また、Spotify ConnectではBluetoothと異なり、ストリーミングデータはLAN経由で直接オーディオ機器に送られ再生される。Bluetoothではスマホ側の他の操作音声もそのまま再生されてしまうが、Spotify Connectにはその心配がなく音楽だけがストリームされるので、純粋に音楽に没入できる。
Soundgenicの最安値モデルは2TBのHDDを搭載したもので実売で3万円代。つまり、USB-DAC(やDACを内蔵するアンプ/スピーカー)を持っている人なら、たった3万円強の追加投資で、高音質なSpotify再生環境が手に入るのだ。
ここでは、アイ・オー・データ機器が音質面でも太鼓判を押す3TB HDDを搭載するハイグレードモデル、「HDL-RA3HG」(実売6万円程度)を使用して、アクティブスピーカー/ヘッドホンアンプ+イヤホン/アンプ+スピーカーの合計3つの環境で、クオリティチェックを行った。
■揃えるのは2つだけ! DAC内蔵アクティブスピーカーと組み合わせプラン
まずは、昨今人気上昇中のアクティブスピーカーを使った環境を構築した。今回テストしたのはUSB-DAC内蔵の小型アクティブスピーカーEdifier「S880DB」。市場価格は30,000円と安価だが、95mm径のウーファーとチタン振動板を採用する19mm径トゥイーターによる2ウェイ構成、ハイレゾにも対応、まさに “欲しい機能が全部詰まった” モデルだ。
「S880DB」はPCオーディオとの相性が抜群だが、ここではPCのかわりにSoundgenicを用意する。Soundgenicとルーター(ハブ)をLANケーブルで接続し、スピーカーとUSBケーブルで接続するだけで準備完了だ。キャビネット寸法がコンパクトなので、デスクトップへの設置も容易だ。
Spotifyの純正アプリを立ち上げ、スピーカーマークをタップする。すると、再生可能なデバイスが一覧表示されるので、Soundgenic(USB-DAC搭載機器の名称と組み合わされ表示されている)を指定する。もし登場しない場合は、Soundgenicとつながっているネットワークと同じものにスマートデバイスが接続されているか確認しよう。
アプリの検索欄に「YOASOBI」と入れ、「夜に駆ける」を試聴した。イントロからikuraの透明感ある独特の声質を秀逸に表現する。右チャンネルから聴こえるギターはエッジを立てた明瞭な音調、仄雲の小気味良いテンポのドラムがメロディアスな楽曲を表現する。
Spotifyアプリの検索窓にアーティスト名を入れると、アプリの画面上にアーティストのアイコンや代表曲、アルバム、楽曲を集めたプレイリストが一気に表示される。これはCDなどのフィジカルメディアでは難しい音楽体験だ。それがSoundgenicとスピーカー、手持ちのスマートデバイス、たったこれだけで楽しむことができる。しかもUSB接続による高音質伝送で……。
■ヘッドホンアンプ+イヤホンでこだわりの再生を実現
今度はヘッドホン環境にSoundgenicを投入してみよう。現在のヘッドホンシーンはスマホやDAPなどのモバイル端末と、USB-DACを内蔵した据え置きヘッドホンアンプの2つが主流となっている。後者の場合、PC+再生ソフトなどをプレーヤーとしている人も多いと思うが、そこに代わりにSoundgenicを投入するということだ。
今回組み合わせた機材は、3.5mmステレオミニジャック端子に加え4.4mmのバランス端子を持つiFi audioの「ZEN DAC」。実売2万程度でバランス出力も可能と、据え置きヘッドホンアンプの世界に大旋風を巻き起こすヒットモデルだ。
イヤホンにはSHUREの「Aonic4」(実売3.5万円)をメインに聴きつつ、4.4mmのリケーブル「ONSO 4.4mm5極-MMCX」(実売1.5万円)によるバランス接続もテスト。ここで聴いたのは、米国ビルボードのポップス/ロック週刊シングルランキング「Billboard Hot 100」から、人気女性ポップアーティスト、デュア・リパの「Levitating」だ。
Spotifyは国内チャートの他、世界各国のヒットチャート、邦楽で試聴回数が多いチャートや、デイリー急上昇チャートなど、グローバルで話題のアーティストをいちはやく見つけることができる。この辺りの豊富なプレイリストは、Spotify人気を支える一端だろう。そして本楽曲のように、現代のポップスの強力な低域には、イヤホン、ヘッドホンのアドバンテージが生きる。
本楽曲は強力なバスドラムと透明感のある彼女のボーカルの距離感の表現が聴きどころだが、コストパフォーマンスの高いこの組み合わせは、それを難なく再生する。
■アンプ+スピーカーでよりハイファイ向けのシステム構築にトライ!
そして最後は、より本格的なスピーカー環境でのハイファイ再生にチャレンジする。USB入力を持つ小型のプリメインアンプ、デノン「PMA-60」とモニターオーディオ「Bronze 50-6G」、実売10万円強の組み合わせだが、駆動力のあるDDFAモジュールを搭載したアンプは、スピード感あるモニターオーディオの魅力を十分に引き出してくれる。
ここでは、オーケストラ楽曲のジョン・ウィリアムズ 「ライヴ・イン・ウィーン」を再生した。フラットなトーンバランスを基軸とした、安定感あるサウンド。オーケストラのステージの奥行きや高さも表現できている。現在のところ、Spotifyの配信レゾリューションは320kbpsの圧縮音源だから、圧倒的な情報量を聴かせるという訳にはいかない。しかし、帯域バランスや音調などは、ロスレス音源と同一で、十分なクオリティで聴かせてくれる。
Spotifyは、グラモフォンやDECCAといった、世界の名だたるクラシックレーベルの作品も数多く揃えている。流行りのJ-POPを知るためにも、グローバルな最新トレンドをチェックするためにも、クラシックの名盤・名演をじっくりと楽しむためにも、どんな使い方にも対応できるのがSpotifyという音楽サブスクリプションのすごいところだ。
今年後半にはロスレス品質となる「Spotify HiFi」のサービスインも予定されているという。Spotify HiFiがこれまで同様Spotify Connectで試聴できるならば、さらなる音質強化も期待できるところだ。
◇
いかがだったろうか? 近年はUSB入力を搭載したアンプやスピーカーが増えているが、これらはネットワーク再生機能は持っていない。そこにSoundgenicを投入することで、さまざまな機材をストリーミング対応にすることができるのだ。
今回は、アクティブスピーカー、イヤホン、ハイファイ志向のシステムと一通りの再生環境を試したが、いずれの組み合わせでも欠点らしい欠点は見つからなかった。むしろ操作性の良いSpotifyとSoundgenicの組み合わせは、どんな音楽も楽しませてくれる強力なタッグと感じられた。
USB外付けドライブを接続すれば、本格的なCD再生/リッピングもできる。ハイレゾ、CD、ストリーミングをいずれも手軽に再生できるというのは、Soundgenic導入の強い動機となる。
「手軽に良い音でSpotifyを聴きたい」と思った時、Soundgenicを導入することは最適解のひとつであると断言しよう。
(提供:アイ・オー・データ機器)
パソコンやスマートフォンで “デジタル音楽ファイル” を手軽に扱えるようになり、USB入力付きのオーディオ製品は爆発的に増えた。DAコンバーター(DAC)がその代表だが、DACを内蔵したヘッドホンアンプやアクティブスピーカーなどで、PCまわりの音質強化を実現している人もいるだろう。
また、高速インターネット回線の普及により音楽ストリーミングサービスは日常に深く浸透し、トレンド最先端の音楽から懐かしの名盤まで、自由自在に聴けるようになった。
アイ・オー・データ機器の「Soundgenic」は、そんなUSBオーディオ機器とストリーミングサービスをつなぐ大注目の製品となる。それは、Soundgenicが今夏のアップデートで「Spotify Connect」に対応し、手持ちのあらゆるUSBオーディオ機器においてSpotify再生ができるようになったからだ。
そう、今回は、「今あなたの持っているオーディオ環境を、Soundgenicを使ってSpotify対応にしてしまおう!」という提案だ。
USBオーディオ機器をお持ちの方は、PCと接続して「PCオーディオ」として楽しむのが一般的だろう。Soundgenicは、PCをベースとしたオーディオを簡略化・コンパクト化できるものでもあり、PCの複雑な操作を介さず、アプリの直感的な操作性でストリーミングを楽しむことができる。また、SoundgenicはせいぜいCD1枚程度の大きさなので、サイドボードなどちょっとしたスペースに設置できる。まさに“カジュアル×高音質”を手軽に実現できるのだ。
また、Spotify ConnectではBluetoothと異なり、ストリーミングデータはLAN経由で直接オーディオ機器に送られ再生される。Bluetoothではスマホ側の他の操作音声もそのまま再生されてしまうが、Spotify Connectにはその心配がなく音楽だけがストリームされるので、純粋に音楽に没入できる。
Soundgenicの最安値モデルは2TBのHDDを搭載したもので実売で3万円代。つまり、USB-DAC(やDACを内蔵するアンプ/スピーカー)を持っている人なら、たった3万円強の追加投資で、高音質なSpotify再生環境が手に入るのだ。
ここでは、アイ・オー・データ機器が音質面でも太鼓判を押す3TB HDDを搭載するハイグレードモデル、「HDL-RA3HG」(実売6万円程度)を使用して、アクティブスピーカー/ヘッドホンアンプ+イヤホン/アンプ+スピーカーの合計3つの環境で、クオリティチェックを行った。
■揃えるのは2つだけ! DAC内蔵アクティブスピーカーと組み合わせプラン
まずは、昨今人気上昇中のアクティブスピーカーを使った環境を構築した。今回テストしたのはUSB-DAC内蔵の小型アクティブスピーカーEdifier「S880DB」。市場価格は30,000円と安価だが、95mm径のウーファーとチタン振動板を採用する19mm径トゥイーターによる2ウェイ構成、ハイレゾにも対応、まさに “欲しい機能が全部詰まった” モデルだ。
「S880DB」はPCオーディオとの相性が抜群だが、ここではPCのかわりにSoundgenicを用意する。Soundgenicとルーター(ハブ)をLANケーブルで接続し、スピーカーとUSBケーブルで接続するだけで準備完了だ。キャビネット寸法がコンパクトなので、デスクトップへの設置も容易だ。
Spotifyの純正アプリを立ち上げ、スピーカーマークをタップする。すると、再生可能なデバイスが一覧表示されるので、Soundgenic(USB-DAC搭載機器の名称と組み合わされ表示されている)を指定する。もし登場しない場合は、Soundgenicとつながっているネットワークと同じものにスマートデバイスが接続されているか確認しよう。
アプリの検索欄に「YOASOBI」と入れ、「夜に駆ける」を試聴した。イントロからikuraの透明感ある独特の声質を秀逸に表現する。右チャンネルから聴こえるギターはエッジを立てた明瞭な音調、仄雲の小気味良いテンポのドラムがメロディアスな楽曲を表現する。
Spotifyアプリの検索窓にアーティスト名を入れると、アプリの画面上にアーティストのアイコンや代表曲、アルバム、楽曲を集めたプレイリストが一気に表示される。これはCDなどのフィジカルメディアでは難しい音楽体験だ。それがSoundgenicとスピーカー、手持ちのスマートデバイス、たったこれだけで楽しむことができる。しかもUSB接続による高音質伝送で……。
■ヘッドホンアンプ+イヤホンでこだわりの再生を実現
今度はヘッドホン環境にSoundgenicを投入してみよう。現在のヘッドホンシーンはスマホやDAPなどのモバイル端末と、USB-DACを内蔵した据え置きヘッドホンアンプの2つが主流となっている。後者の場合、PC+再生ソフトなどをプレーヤーとしている人も多いと思うが、そこに代わりにSoundgenicを投入するということだ。
今回組み合わせた機材は、3.5mmステレオミニジャック端子に加え4.4mmのバランス端子を持つiFi audioの「ZEN DAC」。実売2万程度でバランス出力も可能と、据え置きヘッドホンアンプの世界に大旋風を巻き起こすヒットモデルだ。
イヤホンにはSHUREの「Aonic4」(実売3.5万円)をメインに聴きつつ、4.4mmのリケーブル「ONSO 4.4mm5極-MMCX」(実売1.5万円)によるバランス接続もテスト。ここで聴いたのは、米国ビルボードのポップス/ロック週刊シングルランキング「Billboard Hot 100」から、人気女性ポップアーティスト、デュア・リパの「Levitating」だ。
Spotifyは国内チャートの他、世界各国のヒットチャート、邦楽で試聴回数が多いチャートや、デイリー急上昇チャートなど、グローバルで話題のアーティストをいちはやく見つけることができる。この辺りの豊富なプレイリストは、Spotify人気を支える一端だろう。そして本楽曲のように、現代のポップスの強力な低域には、イヤホン、ヘッドホンのアドバンテージが生きる。
本楽曲は強力なバスドラムと透明感のある彼女のボーカルの距離感の表現が聴きどころだが、コストパフォーマンスの高いこの組み合わせは、それを難なく再生する。
■アンプ+スピーカーでよりハイファイ向けのシステム構築にトライ!
そして最後は、より本格的なスピーカー環境でのハイファイ再生にチャレンジする。USB入力を持つ小型のプリメインアンプ、デノン「PMA-60」とモニターオーディオ「Bronze 50-6G」、実売10万円強の組み合わせだが、駆動力のあるDDFAモジュールを搭載したアンプは、スピード感あるモニターオーディオの魅力を十分に引き出してくれる。
ここでは、オーケストラ楽曲のジョン・ウィリアムズ 「ライヴ・イン・ウィーン」を再生した。フラットなトーンバランスを基軸とした、安定感あるサウンド。オーケストラのステージの奥行きや高さも表現できている。現在のところ、Spotifyの配信レゾリューションは320kbpsの圧縮音源だから、圧倒的な情報量を聴かせるという訳にはいかない。しかし、帯域バランスや音調などは、ロスレス音源と同一で、十分なクオリティで聴かせてくれる。
Spotifyは、グラモフォンやDECCAといった、世界の名だたるクラシックレーベルの作品も数多く揃えている。流行りのJ-POPを知るためにも、グローバルな最新トレンドをチェックするためにも、クラシックの名盤・名演をじっくりと楽しむためにも、どんな使い方にも対応できるのがSpotifyという音楽サブスクリプションのすごいところだ。
今年後半にはロスレス品質となる「Spotify HiFi」のサービスインも予定されているという。Spotify HiFiがこれまで同様Spotify Connectで試聴できるならば、さらなる音質強化も期待できるところだ。
いかがだったろうか? 近年はUSB入力を搭載したアンプやスピーカーが増えているが、これらはネットワーク再生機能は持っていない。そこにSoundgenicを投入することで、さまざまな機材をストリーミング対応にすることができるのだ。
今回は、アクティブスピーカー、イヤホン、ハイファイ志向のシステムと一通りの再生環境を試したが、いずれの組み合わせでも欠点らしい欠点は見つからなかった。むしろ操作性の良いSpotifyとSoundgenicの組み合わせは、どんな音楽も楽しませてくれる強力なタッグと感じられた。
USB外付けドライブを接続すれば、本格的なCD再生/リッピングもできる。ハイレゾ、CD、ストリーミングをいずれも手軽に再生できるというのは、Soundgenic導入の強い動機となる。
「手軽に良い音でSpotifyを聴きたい」と思った時、Soundgenicを導入することは最適解のひとつであると断言しよう。
(提供:アイ・オー・データ機器)