公開日 2022/03/28 06:30
【特別企画】第一弾モデル「Infinity」と同時開発
ヘッドホンブランドGENESISならではの新発想、音質調整アプリ「EarEffect」から目が離せない
プレミアムヘッドホンガイド編集部
■音の匠がプリセットを提供
ドイツSPL社の国際エンドーサーとしても活躍する、日本人音楽家がプロデュースする新しいヘッドホンブランド「GENESIS SOUND TECHNOLOGY(ジェネシス)」から、従来にない発想のソフトウェアがベールを脱ぐ。その名は「EarEffect」。「すべてのイヤホン・ヘッドホンはアプリケーションにより完成される」というコンセプトのもと、ドイツSPL社の国際エンドーサーも務めるマスタリングエンジニアのノウハウから生み出され、導き出されたサウンドチューニングシステムで、すでに特許出願中の音響技術だという。また、現在EarEffectのサウンドチューニングを体験できるWebページも公開されている。
この夏に発売を控える、ジェネシスとして初めてのヘッドホン「Infinity」と併せて開発が進んでいるが、本機だけでなく、Apple「AirPods Pro」をはじめとしたメジャーなイヤホン/ヘッドホンに最適化された音質調整のプリセットも順次提供していく予定で、 iOS Androidスマートフォンに対応し、ジェネシス以外のユーザーも月額800円のサブスクリプションプランで楽しむことができるという。つまり、プロの音楽家が、イヤホンやヘッドホンの能力をソフトウェアで最大限に引き出してくれるサービス、というわけだ。ちなみにリリース当初は、城下工業のSound Warriorやカーオーディオメーカー(後日発表)に向けた公式プリセットが各製品に提供されるそうだ。
なお、ジェネシス推奨のプリセットを起点として、低音域の調整機能である「BOOM ALGORITHM」と、楽曲の明瞭度の調整機能「ATTITUDE」という独自の指標で、直感的に、ユーザーがそれぞれの好みに合わせてカスタマイズを施すことも可能だという。大好きな音楽を、もっといい音で、自分好みのサウンドでクリエイティブに楽しみたいユーザーにとっても、注目すべき取り組みといえる。
EarEffectとしては「Talk Mode」という通話時の音声を聞き取りやすくする機能のソフトウェアアップデートでの実装、スマートTVやPC版の開発も予定されているそうで、今後の展開からも目が離せそうにない。プロジェクトの詳細は、ジェネシスのホームページで公開されていく予定だという。
ちなみに、現在開発中のジェネシスの密閉・ダイナミック型ヘッドホン「Infinity」は、2022年6月発売予定、価格は39,600円(税込)。現在、SPL JAPANのWEBサイトで事前予約も受け付けているので、気になる方はあわせてチェックしてみてほしい。
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.27」からの転載です。
(協力:A&Mグループ株式会社)
ドイツSPL社の国際エンドーサーとしても活躍する、日本人音楽家がプロデュースする新しいヘッドホンブランド「GENESIS SOUND TECHNOLOGY(ジェネシス)」から、従来にない発想のソフトウェアがベールを脱ぐ。その名は「EarEffect」。「すべてのイヤホン・ヘッドホンはアプリケーションにより完成される」というコンセプトのもと、ドイツSPL社の国際エンドーサーも務めるマスタリングエンジニアのノウハウから生み出され、導き出されたサウンドチューニングシステムで、すでに特許出願中の音響技術だという。また、現在EarEffectのサウンドチューニングを体験できるWebページも公開されている。
この夏に発売を控える、ジェネシスとして初めてのヘッドホン「Infinity」と併せて開発が進んでいるが、本機だけでなく、Apple「AirPods Pro」をはじめとしたメジャーなイヤホン/ヘッドホンに最適化された音質調整のプリセットも順次提供していく予定で、 iOS Androidスマートフォンに対応し、ジェネシス以外のユーザーも月額800円のサブスクリプションプランで楽しむことができるという。つまり、プロの音楽家が、イヤホンやヘッドホンの能力をソフトウェアで最大限に引き出してくれるサービス、というわけだ。ちなみにリリース当初は、城下工業のSound Warriorやカーオーディオメーカー(後日発表)に向けた公式プリセットが各製品に提供されるそうだ。
なお、ジェネシス推奨のプリセットを起点として、低音域の調整機能である「BOOM ALGORITHM」と、楽曲の明瞭度の調整機能「ATTITUDE」という独自の指標で、直感的に、ユーザーがそれぞれの好みに合わせてカスタマイズを施すことも可能だという。大好きな音楽を、もっといい音で、自分好みのサウンドでクリエイティブに楽しみたいユーザーにとっても、注目すべき取り組みといえる。
EarEffectとしては「Talk Mode」という通話時の音声を聞き取りやすくする機能のソフトウェアアップデートでの実装、スマートTVやPC版の開発も予定されているそうで、今後の展開からも目が離せそうにない。プロジェクトの詳細は、ジェネシスのホームページで公開されていく予定だという。
ちなみに、現在開発中のジェネシスの密閉・ダイナミック型ヘッドホン「Infinity」は、2022年6月発売予定、価格は39,600円(税込)。現在、SPL JAPANのWEBサイトで事前予約も受け付けているので、気になる方はあわせてチェックしてみてほしい。
■SPL JAPANが音質監修!
ベルリンフィル、ビリー・ジョエル、ドイツW杯公式曲などのプロジェクトに参加する、ドイツSPL社国際エンドーサーの古屋博敏氏が有する、豊富な音楽知識とノウハウを凝縮したものが音質調整アプリ「EarEffect」であり、ジェネシスだ。EarEffectの開発においては、そのアイデアを具現化すべく、SPL JAPANでプロダクトマネージャーを務めるプログラミング言語にも造詣の深い加瀬裕一氏、米マイクロソフトの元プログラマーや世界各国の国防システムに携わる世界的なプログラマーでチームを結成し、ソフトウェア開発を行っているという。密閉型ヘッドホン「Infinity」も彼らが開発の指揮をとっている。
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.27」からの転載です。
(協力:A&Mグループ株式会社)