公開日 2024/03/07 18:38
PHILE WEB.SHOP 販売商品レビュー
ヘッドホンリケーブルを高音質化「HST処理」、野村ケンジが体験。先着100名様30%OFF
野村ケンジ+PHILE WEB.SHOP
満を持して、サブゼロ処理研究所が『ヘッドホンのリケーブル』のHST処理(Hyper Sub-zero Treatment)オーダーに参入する。ユーザーが所有しているリケーブル(3mまで)を同研究所に預けることでオーダーが行える。HST処理費用は1本税込17,050円(送料は別)。新規参入キャンペーンとして先着100名に限り、約30%OFFのキャンペーン価格・税込13,200円で受付中だ。
HST処理(Hyper Sub-zero Treatment)とは、サブゼロ処理研究所と熱処理専門会社が共同開発した新しい深冷処理技術。ユーザーが所持する音源(ソース)や各種ケーブル類、自作派のためのオーディオパーツ、さらには電気の源である分電盤や分岐ブレーカーを同研究所にて預け、「Hyper Sub-zero Treatment」処理を施すことで高品質化する有償処理サービスとなっている。
すでに数多くの実例があり、複数のオーディオ評論家からの評価を受けている。「オーディオアクセサリー銘機賞」の受賞実績もある。これまでリケーブルの処理は特注で行うこともできたが、今回は正式なサービス提供となる。
文・野村ケンジ
効果の大小はあれど、何を行っても音の違いが生じてくるのがオーディオ機器の興味深いところ。「Hyper Sub-zero Treatment(ハイパーサブゼロトリートメント)」もそんなひとつで、いわゆる冷却処理のひとつだが、冷却にガスを使用することで液浸法(液体を利用したもの)では不可能といわれる緻密な温度管理ができ、確実な効果が得られるという。その効果のほどを体験すべく、ヘッドホンケーブルで試してみた。
試してみたのはソニー「MDR-M1ST」の付属ケーブル。自分のものを処理に出し、購入時期がほぼ同じものを知人から借りつつ2本をブラインドで聴き比べてみたが、効果のほどは予想以上にハッキリと感じられた。「MDR-M1ST」純正ケーブルの音色的特徴として、中域に比べ高域や低域のフォーカスがやや曖昧に感じられる傾向があるのだが、それらが見事に解消されている。特に低域のフォーカス向上は顕著で、クラシックはより躍動的な、JポップやEDMなどはよりエッジの効いたサウンドとなってくれる。こと「MDR-M1ST」に関して、「Hyper Sub-zero Treatment」は相性のよい手法だと思う。様々な市販ケーブルを試すのも楽しいが、まずは純正ケーブルの実力をアップさせてみるのはいかがだろうか。
ちなみに、今回は実験的に「MDR-M1ST」本体のほうも処理を行ってもらった。結果としてはこちらでも効果が感じられ、未処理のヘッドホンに対してダイレクト感が向上、清々しいサウンドへとシフトしている。解像感や音圧も高まって感じられるので、もしかすると不要なディップが解消されたのか、倍音の揃いがよくなったのかもしれない。実際、聴き心地もよくなっていたりする。ヘッドホンへの処理は、メーカー保証の問題など、諸事情により行っていないとのことだが、参考として付記しておきたい。
【オーダー基本プラン】
『ヘッドフォンのリケーブル』のHST処理サービス(ケーブルの長さが3メートルまでの基本プラン)
参入記念特別価格。先着100件の30%OFF特別価格
13,200円(税込)
※101件目以降は16,500円(税込)
HST処理(Hyper Sub-zero Treatment)とは、サブゼロ処理研究所と熱処理専門会社が共同開発した新しい深冷処理技術。ユーザーが所持する音源(ソース)や各種ケーブル類、自作派のためのオーディオパーツ、さらには電気の源である分電盤や分岐ブレーカーを同研究所にて預け、「Hyper Sub-zero Treatment」処理を施すことで高品質化する有償処理サービスとなっている。
すでに数多くの実例があり、複数のオーディオ評論家からの評価を受けている。「オーディオアクセサリー銘機賞」の受賞実績もある。これまでリケーブルの処理は特注で行うこともできたが、今回は正式なサービス提供となる。
野村ケンジが所有のリケーブルの<処理前>と<処理後>で聴き比べた
文・野村ケンジ
効果の大小はあれど、何を行っても音の違いが生じてくるのがオーディオ機器の興味深いところ。「Hyper Sub-zero Treatment(ハイパーサブゼロトリートメント)」もそんなひとつで、いわゆる冷却処理のひとつだが、冷却にガスを使用することで液浸法(液体を利用したもの)では不可能といわれる緻密な温度管理ができ、確実な効果が得られるという。その効果のほどを体験すべく、ヘッドホンケーブルで試してみた。
試してみたのはソニー「MDR-M1ST」の付属ケーブル。自分のものを処理に出し、購入時期がほぼ同じものを知人から借りつつ2本をブラインドで聴き比べてみたが、効果のほどは予想以上にハッキリと感じられた。「MDR-M1ST」純正ケーブルの音色的特徴として、中域に比べ高域や低域のフォーカスがやや曖昧に感じられる傾向があるのだが、それらが見事に解消されている。特に低域のフォーカス向上は顕著で、クラシックはより躍動的な、JポップやEDMなどはよりエッジの効いたサウンドとなってくれる。こと「MDR-M1ST」に関して、「Hyper Sub-zero Treatment」は相性のよい手法だと思う。様々な市販ケーブルを試すのも楽しいが、まずは純正ケーブルの実力をアップさせてみるのはいかがだろうか。
サービス対象外ではあるがヘッドホン本体のHST処理も効果があった
ちなみに、今回は実験的に「MDR-M1ST」本体のほうも処理を行ってもらった。結果としてはこちらでも効果が感じられ、未処理のヘッドホンに対してダイレクト感が向上、清々しいサウンドへとシフトしている。解像感や音圧も高まって感じられるので、もしかすると不要なディップが解消されたのか、倍音の揃いがよくなったのかもしれない。実際、聴き心地もよくなっていたりする。ヘッドホンへの処理は、メーカー保証の問題など、諸事情により行っていないとのことだが、参考として付記しておきたい。
【オーダー基本プラン】
『ヘッドフォンのリケーブル』のHST処理サービス(ケーブルの長さが3メートルまでの基本プラン)
参入記念特別価格。先着100件の30%OFF特別価格
13,200円(税込)
※101件目以降は16,500円(税込)
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