公開日 2024/05/24 06:30
セットアップが簡単で会議準備もスムーズ
グループビデオ会議で困る「映像と音」問題、「Poly Studio R30」ならAI機能で万事解決!
海上忍
いまやワークスタイルの一形態として定着した感のある「ビデオ会議」。使用する端末がPCかスマートフォン/タブレットかの違いはあれど、カメラとスピーカー/イヤホンがあればOK、あとはZoomやTeamsにお任せだ。
しかし、それは「個」レベルのビデオ会議の話。同僚が1室に集う「グループビデオ会議」においては、個でビデオ会議に参加すると帯域が逼迫、速度低下により映像が乱れるといった問題が噴出する。耳障りなハウリングなど音にまつわるトラブルも、 “グループビデオ会議あるある” だろう。
Polyの「Poly Studio R30」(以下、Studio R30)は、そんなグループビデオ会議における強力な助っ人だ。現在はテレワーク/オフィスワーク分野を担うHPのブランドとして展開するPolyだが、前身は企業向け会議システム/ヘッドセットで高いシェアを誇ったPolycomやPlantronicsであり、一見しただけではわからない、思わず唸るフィーチャーが盛り込まれているのだ。
その筆頭に挙げられるのが「Poly DirectorAI」。内蔵カメラが視野角範囲内の人数と位置を捕捉、うまく画面に収めてくれる。話者が1人のときはその1人に映像をズームし、複数のときは全員が収まるよう自動的に画角を広げてくれるから、発言者はカメラに映りやすい場所へ移動するなどの会議運営ルールは必要ない。ズームはトラッキングなしで最大5倍(自動トラッキング時は最大4倍)、最大画角120度の4Kカメラで撮影するから映りが鮮明なところもポイントだ。
試しに、こちらが3人会議室にいる状況でグループビデオ会議を始めてみたところ、発言中の人物が自動的にフォーカスされる様子がわかる。カメラがスムーズにパンニング(フレーミングが横方向へ移動)するので違和感はなく、発言が終われば3人が並びで映る元の状態に戻る。今回は試さなかったが、最大6人をタイル状に並べて1フレームにする「人物フレーミング」という機能も用意されているとのこと。
AIの精度はどれほどのものかと、2人が並びで映るところにあとから1人がやってくる、という動きの要素をくわえたところ、何事もないかのように認識され3人がフレームに収まるよう画角が広がった。発言者が歩くとフォーカスが追従、トラッキングも適切に機能している。まるでカメラマンが撮影しているかのような、自然な映像だ。
音声面も抜かりない。3基のビームフォーミングマイクが最大4.5mの範囲で集音、 “発言者の声だけ” をビデオ会議で届けられる。環境ノイズや周囲の会話を遮断する「Poly NoiseBlockAI」と「Poly Acoustic Fence」技術により、多少ザワついた会議スペースでも雑音に遮られることなく会議を進行できる。
たとえば、キーボードをタイプする音。誰かが発言しているときに「カタカタ、ターン!」といった音が聞こえ続けるとリモート参加者はストレスを感じるものだが、それを器用に低減してくれる。かといって発言者の声色が変わるようなことはなく、自然な印象。他所のグループビデオ会議参加者も、静かな環境を勝手に想像してくれるはずだ。
セットアップの容易さも、多くの企業向け会議システム製品を手掛けてきたPolyの知見を感じさせるところ。PCにはUSBケーブルで繋げるだけで認識される。また、付属のモニタークランプはディスプレイ上部に引っ掛けるだけ、アナログな機構だが微妙な角度調整がしやすい。底面には標準・1/4インチサイズの三脚穴も用意されているから、ディスプレイ前への設置もかんたん。オプションの壁面マウント/VESAマウントキットを利用すれば、壁掛けディスプレイにも対応可能だ。
クラウド管理と監視をサポートする管理ソフト「Poly Lens」の提供も、Studio R30という製品のアドバンテージだ。PCに接続していないときを含め、会議室に常時設置されているデバイスのWi-Fi機能を利用して遠隔監視が可能になるため、他の支店・事業所のビデオ会議を準備する、といった離れ技もやってのける。これでグループビデオ会議の準備にまつわるイライラも、かなり少なくなるはずだ。
(提供:日本HP)
しかし、それは「個」レベルのビデオ会議の話。同僚が1室に集う「グループビデオ会議」においては、個でビデオ会議に参加すると帯域が逼迫、速度低下により映像が乱れるといった問題が噴出する。耳障りなハウリングなど音にまつわるトラブルも、 “グループビデオ会議あるある” だろう。
Polyの「Poly Studio R30」(以下、Studio R30)は、そんなグループビデオ会議における強力な助っ人だ。現在はテレワーク/オフィスワーク分野を担うHPのブランドとして展開するPolyだが、前身は企業向け会議システム/ヘッドセットで高いシェアを誇ったPolycomやPlantronicsであり、一見しただけではわからない、思わず唸るフィーチャーが盛り込まれているのだ。
その筆頭に挙げられるのが「Poly DirectorAI」。内蔵カメラが視野角範囲内の人数と位置を捕捉、うまく画面に収めてくれる。話者が1人のときはその1人に映像をズームし、複数のときは全員が収まるよう自動的に画角を広げてくれるから、発言者はカメラに映りやすい場所へ移動するなどの会議運営ルールは必要ない。ズームはトラッキングなしで最大5倍(自動トラッキング時は最大4倍)、最大画角120度の4Kカメラで撮影するから映りが鮮明なところもポイントだ。
試しに、こちらが3人会議室にいる状況でグループビデオ会議を始めてみたところ、発言中の人物が自動的にフォーカスされる様子がわかる。カメラがスムーズにパンニング(フレーミングが横方向へ移動)するので違和感はなく、発言が終われば3人が並びで映る元の状態に戻る。今回は試さなかったが、最大6人をタイル状に並べて1フレームにする「人物フレーミング」という機能も用意されているとのこと。
AIの精度はどれほどのものかと、2人が並びで映るところにあとから1人がやってくる、という動きの要素をくわえたところ、何事もないかのように認識され3人がフレームに収まるよう画角が広がった。発言者が歩くとフォーカスが追従、トラッキングも適切に機能している。まるでカメラマンが撮影しているかのような、自然な映像だ。
音声面も抜かりない。3基のビームフォーミングマイクが最大4.5mの範囲で集音、 “発言者の声だけ” をビデオ会議で届けられる。環境ノイズや周囲の会話を遮断する「Poly NoiseBlockAI」と「Poly Acoustic Fence」技術により、多少ザワついた会議スペースでも雑音に遮られることなく会議を進行できる。
たとえば、キーボードをタイプする音。誰かが発言しているときに「カタカタ、ターン!」といった音が聞こえ続けるとリモート参加者はストレスを感じるものだが、それを器用に低減してくれる。かといって発言者の声色が変わるようなことはなく、自然な印象。他所のグループビデオ会議参加者も、静かな環境を勝手に想像してくれるはずだ。
セットアップの容易さも、多くの企業向け会議システム製品を手掛けてきたPolyの知見を感じさせるところ。PCにはUSBケーブルで繋げるだけで認識される。また、付属のモニタークランプはディスプレイ上部に引っ掛けるだけ、アナログな機構だが微妙な角度調整がしやすい。底面には標準・1/4インチサイズの三脚穴も用意されているから、ディスプレイ前への設置もかんたん。オプションの壁面マウント/VESAマウントキットを利用すれば、壁掛けディスプレイにも対応可能だ。
クラウド管理と監視をサポートする管理ソフト「Poly Lens」の提供も、Studio R30という製品のアドバンテージだ。PCに接続していないときを含め、会議室に常時設置されているデバイスのWi-Fi機能を利用して遠隔監視が可能になるため、他の支店・事業所のビデオ会議を準備する、といった離れ技もやってのける。これでグループビデオ会議の準備にまつわるイライラも、かなり少なくなるはずだ。
(提供:日本HP)