公開日 2019/01/20 07:00
同じ料金で快適さUP
一回電話しただけで、ネット回線のスピードが10倍になった
編集部:風間雄介
私は自宅のインターネット回線に「ソフトバンク光」を使っている。プライベートの携帯電話がソフトバンクで、セット割などが用意されているので、「積極的に囲い込まれた方が結果的に得だろう」と、2年近く前にフレッツ光から移行した。
率直なところ、これまでは自宅インターネットのスピードに、あまり頓着していなかった。これまでもWi-Fiで80-90Mbps程度出ていたので、4K動画もスムーズに見られるし、アプリや大容量データのダウンロードスピードにも不満はなかった。
それよりストレスに感じていたのは、家の中の特定の場所でWi-Fiにつながりにくくなったり、遅くなることだったが、これはメッシュWi-Fi(TP-LINKのDeco M5)を導入することで解決した。
前からの懸案事項が解決すると、ほかに何か改善できる点がないか知りたくなる。契約状況を確認してみると、自宅の回線タイプは「SoftBank 光 ファミリー」で、スピードは最高100Mbpsだった。だがソフトバンク光の公式サイトを見てみると、いまは最高1Gbpsが通常プランになっているようだ。
では、100Mbpsから1Gbpsにスピードを上げるには、いくら必要なのか。価格料金表を見てみると、なんといま契約している「ファミリー」も、それより速い「ファミリー・ハイスピード」も「ファミリー・ギガスピード」も、すべて同じ金額が表示されている。
ちなみにフレッツ光では、最速200Mbpsのプランと最速1Gbpsのプランで価格差がある。数百円の違いではあるが、1Gbpsプランの方が高い。一方、ソフトバンクはプランによる価格差がない(正確に言うと、従量課金制プラン「ファミリー・ライト」のみ価格プランが異なる)。
「…つまりこれって、プランを高速にしても月額料金は変わらないってこと?」
疑問に思って調べてみると、果たしてその通りだった。プラン変更を申し込むだけで、月々の料金はそのままに、高速なプランへ変更できることがわかった。これは申し込むしかないということで、すぐにサポートへ電話し、「ファミリー・ギガスピード」へのプラン変更を申し出た。
サポートの担当者からは、自宅の機器が1Gbps対応でない場合は、別途工事費や機器の費用が必要になる可能性があること、また機器が1Gbps対応でも、NTT側で回線変更を行う手続きなどの料金が2千円程度必要になると説明された。
もし別途工事などが必要になる場合は事前に告知され、プランを変更するかどうかを、その時点で再度選択できる。また工事が不要な場合についてもちゃんと連絡が来て、回線プランの変更日が伝えられるという。
その後、何日かしたらソフトバンクから電話が来て、工事不要でプラン変更できることがわかった。プラン変更の日は1月15日と告げられた。
プランが変わった当日、さっそくWi-Fiで速度を計測してみると、それまで上り、下りともに90Mbps程度だったものが、どちらも500Mbps程度までスピードアップした。5倍以上速くなったことになる。本当に電話一本だけで、劇的にスピードアップした。ただしWi-Fiでこのスピードを出すには、ルーターやデバイスもそれなりの規格に対応していることが求められる。11acに対応したものを選びたい。
これだけのスピードをどう活用するか。最初はあまり使い道がなさそうと思っていたのだが、そんなことはなかった。まず日々頻繁に行われるOSやファームウェア、アプリのアップデート、ゲームデータのダウンロードが、目に見えて速くなった。これだけでかなり快適になる。
また、複数の部屋で4KやHD動画を同時にストリーミング再生し、さらにウェブブラウズをしながら、ゲームのデータやハイレゾ楽曲データをダウンロードするといったこともやってみたが、余裕でこなせる。スピードの力をまざまざと見せつけられた。
なお、記事タイトルは「一回電話しただけ」としたが、正確には、電話に加えて2,000円程度の回線変更手数料が必要だ。だが最大1Gbpsのスピードとそのメリットを考えると、この程度の手数料はタダ同然に感じられる。
それにしても、今回はたまたま調べたから気づいたが、調べていなかったら100Mbpsのまま使い続けていたところだった。もっと積極的に告知してくれてもよいのに、と思う。前から光ファイバー回線を使っている方は、同じような状況の方もいるかもしれない。一度自宅の加入プランと、ネット事業者の提供サービスを確認し直してみることをおすすめする。
率直なところ、これまでは自宅インターネットのスピードに、あまり頓着していなかった。これまでもWi-Fiで80-90Mbps程度出ていたので、4K動画もスムーズに見られるし、アプリや大容量データのダウンロードスピードにも不満はなかった。
それよりストレスに感じていたのは、家の中の特定の場所でWi-Fiにつながりにくくなったり、遅くなることだったが、これはメッシュWi-Fi(TP-LINKのDeco M5)を導入することで解決した。
前からの懸案事項が解決すると、ほかに何か改善できる点がないか知りたくなる。契約状況を確認してみると、自宅の回線タイプは「SoftBank 光 ファミリー」で、スピードは最高100Mbpsだった。だがソフトバンク光の公式サイトを見てみると、いまは最高1Gbpsが通常プランになっているようだ。
では、100Mbpsから1Gbpsにスピードを上げるには、いくら必要なのか。価格料金表を見てみると、なんといま契約している「ファミリー」も、それより速い「ファミリー・ハイスピード」も「ファミリー・ギガスピード」も、すべて同じ金額が表示されている。
ちなみにフレッツ光では、最速200Mbpsのプランと最速1Gbpsのプランで価格差がある。数百円の違いではあるが、1Gbpsプランの方が高い。一方、ソフトバンクはプランによる価格差がない(正確に言うと、従量課金制プラン「ファミリー・ライト」のみ価格プランが異なる)。
「…つまりこれって、プランを高速にしても月額料金は変わらないってこと?」
疑問に思って調べてみると、果たしてその通りだった。プラン変更を申し込むだけで、月々の料金はそのままに、高速なプランへ変更できることがわかった。これは申し込むしかないということで、すぐにサポートへ電話し、「ファミリー・ギガスピード」へのプラン変更を申し出た。
サポートの担当者からは、自宅の機器が1Gbps対応でない場合は、別途工事費や機器の費用が必要になる可能性があること、また機器が1Gbps対応でも、NTT側で回線変更を行う手続きなどの料金が2千円程度必要になると説明された。
もし別途工事などが必要になる場合は事前に告知され、プランを変更するかどうかを、その時点で再度選択できる。また工事が不要な場合についてもちゃんと連絡が来て、回線プランの変更日が伝えられるという。
その後、何日かしたらソフトバンクから電話が来て、工事不要でプラン変更できることがわかった。プラン変更の日は1月15日と告げられた。
プランが変わった当日、さっそくWi-Fiで速度を計測してみると、それまで上り、下りともに90Mbps程度だったものが、どちらも500Mbps程度までスピードアップした。5倍以上速くなったことになる。本当に電話一本だけで、劇的にスピードアップした。ただしWi-Fiでこのスピードを出すには、ルーターやデバイスもそれなりの規格に対応していることが求められる。11acに対応したものを選びたい。
これだけのスピードをどう活用するか。最初はあまり使い道がなさそうと思っていたのだが、そんなことはなかった。まず日々頻繁に行われるOSやファームウェア、アプリのアップデート、ゲームデータのダウンロードが、目に見えて速くなった。これだけでかなり快適になる。
また、複数の部屋で4KやHD動画を同時にストリーミング再生し、さらにウェブブラウズをしながら、ゲームのデータやハイレゾ楽曲データをダウンロードするといったこともやってみたが、余裕でこなせる。スピードの力をまざまざと見せつけられた。
なお、記事タイトルは「一回電話しただけ」としたが、正確には、電話に加えて2,000円程度の回線変更手数料が必要だ。だが最大1Gbpsのスピードとそのメリットを考えると、この程度の手数料はタダ同然に感じられる。
それにしても、今回はたまたま調べたから気づいたが、調べていなかったら100Mbpsのまま使い続けていたところだった。もっと積極的に告知してくれてもよいのに、と思う。前から光ファイバー回線を使っている方は、同じような状況の方もいるかもしれない。一度自宅の加入プランと、ネット事業者の提供サービスを確認し直してみることをおすすめする。
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