公開日 2021/04/06 06:45
【連載】ガジェットTIPS
スマホのワイヤレス充電中、ワンセグの映りが悪くなる?
海上忍
ワイヤレス充電に対応したデジタルガジェットが急増しています。スマートフォンはその代表格で、充電器の上にポンと置くだけでチャージできる簡便さが人気です。ケーブルを抜き挿しする手間がなくなるばかりか、ケーブルをなくしたり被膜が破れたりで買い直すコストが削減できますから、長い目で見て家計の節約にもなります。
そのワイヤレス充電器、ひとつ問題が。発生したノイズがスマートフォンの利用に悪影響を与える場合があるのです。
ワイヤレス充電の主要規格「Qi(チー)」で利用される電磁誘導方式は、コイルに電流を流したときに発生する磁束の変化を応用した技術で充電を実現します。しかし、充電機器にノイズ対策が不十分な場合、放射エミッション(電気機器から放出される不要なノイズ/電磁波)が発生してしまい、地上デジタル放送(400〜700MHz帯) など超短波・極超短波の帯域に悪影響があるとされています。
もし、ノイズ対策が不十分なワイヤレス充電器をスマートフォンのすぐ近くに置いた状態で、ワンセグ・フルセグのテレビ放送波を受信しようとしたら...微弱な信号がノイズに埋もれ、受信感度低下という形となって現れるかもしれません。
ワイヤレス充電器から発生する放射エミッションは、充電器内の送電コイルや電源ケーブル(USB-ACアダプタやモバイルバッテリーと接続するUSBケーブル)から発生します。スマートフォンでワンセグ・フルセグテレビを見る場合、ワイヤレス充電器から離れた場所で利用しましょう。
そのワイヤレス充電器、ひとつ問題が。発生したノイズがスマートフォンの利用に悪影響を与える場合があるのです。
ワイヤレス充電の主要規格「Qi(チー)」で利用される電磁誘導方式は、コイルに電流を流したときに発生する磁束の変化を応用した技術で充電を実現します。しかし、充電機器にノイズ対策が不十分な場合、放射エミッション(電気機器から放出される不要なノイズ/電磁波)が発生してしまい、地上デジタル放送(400〜700MHz帯) など超短波・極超短波の帯域に悪影響があるとされています。
もし、ノイズ対策が不十分なワイヤレス充電器をスマートフォンのすぐ近くに置いた状態で、ワンセグ・フルセグのテレビ放送波を受信しようとしたら...微弱な信号がノイズに埋もれ、受信感度低下という形となって現れるかもしれません。
ワイヤレス充電器から発生する放射エミッションは、充電器内の送電コイルや電源ケーブル(USB-ACアダプタやモバイルバッテリーと接続するUSBケーブル)から発生します。スマートフォンでワンセグ・フルセグテレビを見る場合、ワイヤレス充電器から離れた場所で利用しましょう。
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