トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/09/07 06:30
【連載】ガジェットTIPS

家のネットが遅い…「Wi-Fi EasyMesh」に変えれば解決するかも

海上忍
最近自宅のネットが遅い...その原因はさまざまですが、ルーターが影響しているかも。光回線終端装置(ONU)の故障などハード面での問題もありえますが、最近ではルータとワンセットで提供されることの多いWi-Fiの仕様が古くなったというソフト面での問題も見逃せません。パソコンやスマートフォンは最新のWi-Fi規格に対応しているのにルーターが旧仕様・非対応では、通信のボトルネックになってしまうからです。

Wi-Fi EasyMeshのイメージ(Image:BUFFALO)

しかし、最新のWi-Fi規格に対応したルーターに買い換えれば問題解決とはなりません。ルーターの設置場所から離れた部屋でもネットに接続したい、どの部屋にいるかを気にせず快適に通信したいと考えるのであれば、ルーターの買い替えはWi-Fiを「メッシュネットワーク」化する絶好の機会です。

Wi-Fiにおいてメッシュネットワークとは、親機と中継機が通信しあう網目状のネットワークのこと。網目状だから、エリア内のどこにいても同等の通信環境を実現できることがメリットです。「Wi-Fi EasyMesh」はWi-Fiアライアンス(相互運用性向上を推進する無線LANの業界団体)が提唱するメッシュネットワークの標準規格で、多くのメーカーが対応製品の発売を計画しています。

これまで多数のメッシュネットワーク対応製品が発売されてきましたが、基本的に独自仕様で、同じメーカー製のルーター/Wi-Fiアクセスポイントで統一するしかありませんでした。しかし、Wi-Fi EasyMesh対応製品であればメーカーの違いに関係なく互換性が保たれ、後日の買い替え・買い足しを検討しやすくなります。

標準規格といっても対応製品が少なければあまり意味はありませんが、最新規格Wi-Fi 6EにあわせたタイミングでWi-Fi EasyMesh対応ルーターが登場しはじめています。現状はリビング周辺だけで使っているけれど、いずれ寝室や子ども部屋でも使えるようにしたい、などエリア拡張計画がある場合にはWi-Fi EasyMesh対応製品を検討してみては?

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB