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公開日 2024/01/12 06:40
iPhone TIPS

動物好きに朗報、iPhone写真アプリの「ピープル」機能が猫犬をサポート!

高橋 敦
iPhoneの写真アプリにはこれまでも、写真中の人物の顔を認識して検出、その個人ごとのアルバムを自動作成してくれる「ピープル」機能が備わっていました。それがiOS 17では「ピープルとペット」機能に進化。その名の通り遂にペット、まずは猫と犬の顔認識検出にも対応したのです。使い方はこれまでの「ピープル」と同じ。その上で顔認識でピックアップされてアルバムが用意される対象が猫と犬にも拡大しています。

ということで使い方を確認。[写真]アプリ>[アルバム]タブ>[ピープルとペット]と進み、そこにこれまでに設定した人物に加えて、個々の猫や犬のアルバムが作成されているかをチェックしてみましょう。作成されていたらそのアルバムをタップして開き、画面上側の[名前を追加]をタップ。するとそこでその猫や犬のお名前を設定しておくこともできます。

[ピープルとペット]に猫や犬のアルバムが追加されているのを確認

[名前を追加]でその猫や犬のお名前を設定できます

お名前の設定を終えたらアルバムに集められている写真を改めてチェックし、顔認識の検出間違いがないかを確認しておくとよいでしょう。例えば筆者の写真ライブラリには似た色柄の猫二匹の写真が混在。ピープルとペット機能はおおよそ間違いなく二匹を見分けてくれましたが、子猫時代は判別が難しかったようで、失敗している写真が何枚かありました。その場合はこれも人物の場合と同様に、次の手順で検出ミスを修正できます。

その猫や犬のアルバムを開く>画面上側の[選択]をタップ>[さらに表示]をタップしてアルバム中のすべての写真を表示>その猫や犬ではない間違い写真をタップして次々と選択>画面下側にある[…]メニューをタップ>[これらは”設定した名前”ではありません]をタップ。画面をスクロールして写真を探す際に、そのスクロール操作がタップやスワイプと誤認識されて正しい写真まで選択されてしまうことがありがちですので要注意です。

iPhoneも子猫の可愛さに目が眩んで誤検出が増えたのでしょう。しかたのないことです

現状では検出対象は猫と犬に限られており、今後の予定についても特に明かされてはいません。しかし機能名に「ペット」という大きな括りの名称を使えば、猫と犬に限らず他のペットへの拡大も期待されることはAppleもわかっているはず。さてお次は?

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