製品情報

製品データベース

TOP > スピーカー・サブウーファー > サブウーファー

YST-SW315

YAMAHA
YST-SW315

¥48,000(税抜)

発売:2003年7月上旬
このモデルは生産を完了しています
AMAZONで検索

A-YST方式採用のハイグレードサブウーファー

ビジュアルグランプリ2004 ≪サブウーファー部門≫受賞モデル

【SPEC】●型式:A-YST方式 ●ユニット:25cmコーン型(防磁) ●定格出力:250W(5Ω) ●再生周波数帯域:20Hz〜160Hz(-10dB) ●ハイカットフィルター周波数:40Hz〜140Hz連続可変 ●消費電力:100W ●外形寸法:350W×430H×382Dmm  ●質量:19.0kg ●付属品:スピーカーケーブル(4m×2 )、RCAピンプラグケーブ(3m)、防振パッド

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

コストパフォーマンスの高いサブウーファー

ヤマハ独自のA-YST方式とQD-Bassテクノロジーを搭載したコスト・パフォーマンスの高いサブウーファーである。YST-SW1500やSW800のジュニア機にあたる。A-YSTはポートの共振を利用してこれを独立のドライバーのように働かせるユニークな技術。専用のアンプで駆動することにより、通常のバスレフ型では動作しない周波数帯まで再生領域を拡大し、低域を増強することが可能だ。またQD-Bassはウーファーを下向きに設置し、底面のピラミッド型反射板によって四方に音を拡散させる仕組み。環境の影響を受けにくく、効率の高い低音再生を実現する。

音は引き締まって誇張のない音調だ。上級機に比べるとややスケールが小さく感じるが、組み合わせるスピーカーや部屋のサイズを考えればむしろこれでちょうどいいと言える。質感を素直に捉えた再現性を持ち、轟音もにじみなく描き出す。広がりがよくフロントの音を邪魔しないため、全体の音調がクリアだ。低音の深いところまで確実に把握し、それが轟音でも単なる轟音ではなく細かな音の集合なのだということを明確にする。パワーも十分。ずっしりと響く質の高い重低音を明快に描き出す。

(text:井上千岳)