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SAEC
OPC-Z1
¥26,000(税抜)
分解能が鋭く密度の濃い音
優秀なS/Nと透明度
価格は1m
ブランド創立30周年記念モデル
オーディオ銘機賞2004 ≪ケーブル部門≫受賞モデル
ビジュアルグランプリ2004 ≪ホームシアターアクセサリー部門≫受賞モデル
【SPEC】 ●他の長さ:1.0m/1.5m/3.0m/5.0m ●カラー:艶消し黒 ●問い合わせ先:サエク・コマース(株) TEL/03-3588-8481
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
ブランド創立30周年を記念した光ケーブル登場
SAECはデジタル伝送ケーブルの豊富なラインナップ(全14種類)で知られるが、特に光ケーブルに関しては他の追随を許さない。純石英ケーブルを国産でトップをきってに発売したのも同社だし(1986年)、数々の名器やベストセラーを生み出してきたのは周知のとおり。そのSAECブランドが、創立30年のアニバーサリーとして投入したのがOPC-Z1だ。
このZ1の持ち味はこれまでになかったユニークなケーブル構造と、限界的な仕上げ精度の高さに集約されよう。「ハイパーバンドル(異径多芯)ファイバー」と呼ぶ新構造とは、中心に1本のSIコアがあり、その周りを9本の細いファイバーコアが覆うというものだ。さらにコアの端面はピカピカの鏡面仕上げであり、粒度は何と2万。それでピンとこなければ昔のオーディオテレコのヘッドが粒度4千程度だったのと比べるといい。実はあのOPC-X1と同等であり、ここまで超精密に研磨すれば光学特性のジッターなどないも同じである。
ユニバーサルプレーヤーとAVアンプ間で使ってみたが、「とかくS/Nはいいが柔らかで線の細い音」という従来の光ケーブルの常識は吹き飛んでしまった。エッジがナマらず、ディテールがあらゆる音量領域でくずれない。だからどこまでも分解能が鋭く、CDでも5.1のマルチ音声でも、音場が引き締まって逞しいのである。密度もみっちりと濃い。ボーカルやセリフにぐっと肉声的な血の通いを実感させるし、このサウンドの鮮度のよさとバイタリティは下手な同軸ケーブルを凌駕するものだ。S/N、透明度は最優秀。
これだけのクオリティをもちながらハイCPな値づけにしたのは、30周年というサービスの意味もある。ハイサンプリング対応を謳う、はやくも名器の予感だ。
(text:林正儀)
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