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HITACHI
W42P-HR8000
(Wooo)
¥600,000(税抜)
AVCステーション部をディスプレイ部に内蔵した“Wooo”8000シリーズ
ビジュアルグランプリ2006 ≪金賞≫受賞モデル
ビジュアルグランプリ2006 ≪ディスプレイ部門≫受賞モデル
【SPEC】●表示サイズ:922W×522Hmm、対角1060mm ●パネル方式:ALIS方式 ●画素数:1,024×1,024 ●画素ピッチ:水平0.90×垂直0.51mm ●輝度:1,400cd/m2 ●コントラスト:3000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ ●HDDレコーダー機能搭載 ●入出力端子:HDMI入力2、D4入力2、S2ビデオ入力3、ビデオ入力4、モニター出力1、サブウーファー出力1、i.Link2、光デジタル出力1、LAN端子1ほか ●SD/MMCカードスロット:1 ●消費電力:380W(待機時0.5W) ●電源コード:1.8m ●本体外形寸法:1134W×648H×98Dmm ●本体質量:37.9kg ●電源コード:1.8m ●別売のスイーベルラックまたは、スイーベルスタンドが必要
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
日立新世代Woooがかつてない強力な布陣でこの夏登場する。「地デジ100%宣言」と「映像にこだわる」をコンセプトとするハイビジョンプラズマ、ハイビジョン液晶の総計10機種からなる8000シリーズだ。
まず目を引くのがチューナー別筐体から一体型へ、スマートに変身したことであろう。地上デジタルの普及を見極めての戦略のようだが、これは当然。確かに新デザインは左右にスピーカーを配したシンプルな一体感があり、高級感を醸し出している。
画質はプラズマ、液晶モデルとも最高水準といっていい。新メガピクセルALISパネルを搭載した主力の42V型プラズマは高精細、かつ目が覚めるように明るくクリアーで張りのあるハイビジョン映像が衝撃的だ。つややかな黒の階調と特に色表現の深み、フレッシュ感が素晴らしい。これは前面に装備したダイナミックMBPカラーフィルターと、新たに色認識を加えた新ピクチャーマスターによるものだろう。コントラストは3000対1を獲得している。
もうひとつのエポックは省電力だ。ALISはもともと消費電力の低いパネル(アイドリング時)だが、加えて今回は一体化したことによって、年間消費電力量ををダントツの30%減とした(42V、37V型PDP)。
液晶は自慢のIPS方式に磨きがかかった。斜め視聴と残像のどちらにも強いのがIPSだが、今回はスーパーインパルスによる黒挿入と瞬間的にバックライトまで消しており(バックライトブリンク)、デモ映像で流していた動きの速いシーンへの追従のよさはみごとだ。映像にキレと一層の緻密さが加わった印象である。
付加価値としては、160GBのHDDとデジタルWチューナーを搭載したHRシリーズをラインナップしたことが大歓迎だ。EPGとGUIも改良され親しみやすく進化している。新Woooシリーズの登場で、ハイビジョンが一気に身近になった感じである。パネルや回路デバイス、あるいはHDDドライブなどすべてグループ内で開発する日立の強みがフルに活かされた10モデルが、この夏大注目されるのは間違いない。(林正儀)