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DMC-LX1

PANASONIC
DMC-LX1 (LUMIX)

¥OPEN(予想実売価格63,000円前後)

発売:2005年8月26日
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ビジュアルグランプリ2006 ≪銅賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪デジタルレコーダー部門≫受賞モデル

【SPEC】●カメラ有効画素数:840万画素 ●撮像素子:1/1.65型、総画素数861万画素CCD、原色フィルター ●ズーム:光学4倍ズーム、EX光学ズーム最大5.6倍、デジタル4倍ズーム ●液晶モニター:2.5型、20.7万画素、低温ポリシリコンTFT液晶 ●記録メディア:SDメモリーカード、マルチメディアカード ●外形寸法:105.7W×55.8H×25.6Dmm(突起部を除く) ●質量:約185g(本体)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

フルマニュアル撮影もできる本格派コンパクト機

世界初の16対9ワイド対応CCDを搭載したことで、ワイド感あふれる28mm撮影を“フル画質”で実現したコンパクト型デジタルカメラ。動画の16対9撮影にも対応し、薄型TVなどでワイド映像をフルサイズで楽しめる。光絞り優先AEやシャッター優先AE、絞りとシャッタースピードを自由に設定できるマニュアル露出機能は、こだわり派の心をくすぐるのに十分。一方でスムーズな操作・設定にも配慮し、光学手振れ補正機能ははじめ、使い勝手を高めるジョイスティックを搭載。

発表された時点から注目をしていたモデルであり、ほとんどのデジカメが4対3を基準として誕生しているため、16対9映像が撮影できるとは言っても単に上下の画像をトリミングするだけのものでしかなかったからだ。

マニュアル撮影モードは本機の性格を物語る上で大きなポイントになるだろう。普段はオートで撮影していても、仕上がりで細かく調整を加えたいことだってある。コンパクトデジカメの大半はその機能を欠くことが多いのだが、本機は機能も操作も秀逸していた。とくにジョイスティックの操作がわかりやすく、画面を見ながら直感的に設定ができる。最近は年配者を中心にカメラ愛好者が増えているが、そうしたニーズにも十分応えられる仕上がりである。

手振れ補正機能の搭載も大きな魅力で、感度を上げずに雰囲気を大事にして撮影したい時にとても重宝する。8メガの画質はさすがに緻密できわめて高精細。発色も素晴らしく良くノイズも少なめ。画質的にも十分満足がいくだろう。

(text.会田肇)