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PS7300

MARANTZ
PS7300

¥98,000(税抜)

発売:2002年11月上旬
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サラウンドバックを含む6チャンネルの高品位パワーアンプを搭載

【SPEC】
●映像入力:コンポジット×5、S端子×5、
コンポーネント×2 ●映像出力:コンポジット×2、S端子×2 ●モニター出力:コンポジット×1、S端子×1、コンポーネント×1 ●オーディオ入力:アナログ(ステレオ×9、マルチチャンネル×1)、デジタル(光×4、同軸×3) ●オーディオ出力:アナログ(ステレオ×4、プリアウト×1)、デジタル(光×1、同軸×1) ●マルチルーム出力:映像×1、オーディオ×1 ●外形寸法:440W×160H×458D ●質量:14.7 kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

スケールの大きい、本格志向の音に仕上がっている

サラウンドバックを含む6チャンネルの高品位パワーアンプを搭載。「ハイクオリティ・リアル6.1ch」を訴求したAVアンプ。

パワーアンプ部は、このところ高級オーディオアンプの回路技術として定着している電流帰還型(カレントフィードバック)を採用。広い帯域に渡ってNFB(負帰還)量が一定であり、広帯域に渡って位相遅れが僅少なので「ハイスピードな回路」と呼んでいる。これは全チャンネル共通の仕様であり、定格出力がそれぞれ130Wというハイパワーだ。

音声デコード部は、シーラスロジックの32ビット固定小数点DSPである CS49400系を搭載。これにより、ドルビーデジタルEX、DTS-ES、DTS96/24、MPEG2 AACなどの最新音声方式にフル対応している。またあらゆるソースを6.1ch化するサークルサラウンドIIも搭載。後のソフトウェアによるアップグレードに対応した設計というのも見逃せない。

「スーパーオーディオ対応」は、7.1chのダイレクト外部入力端子を装備したというもの。全チャンネルが100kHzに至る周波数特性を確保したパワーアンプに導いて、SACDやDVDオーディオの高音質再生を保証しようというもの。HT-EQ(ホームシアターイコライザー)は、映画館でのスクリーンによる高域の減衰を再現するというもの。

音楽ソフトにしろ映像作品にしろ、細部まで解像感と密度感の両立した音質。ハイファイを意識しすぎて分析的になりすぎることもなく、この価格帯にしてはスケールの大きい、本格志向の音に仕上がっている。

(text:吉田伊織)