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SDR-S100

PANASONIC
SDR-S100

¥OPEN(予想実売価格13万円前後)

発売:2005年10月15日
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記録媒体にSDメモリーカードを使用する“SDカードムービー”

ビジュアルグランプリ2006 ≪銅賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪デジタルレコーダー部門≫受賞モデル

【SPEC】
●撮像素子:1/6インチCCD固体撮像素子 ●総画素:80万画素×3 ●有効画素:動画→約64万×3(4対3)/約54万×3(16対9)、静止画→約71万×3(4対3)/約54万×3(16対9) ●レンズ:自動絞り10倍電動ズーム、F1.8〜2.8、f3.0〜30.0mm ●35mm換算:動画→45.6〜456mm(4対3)/46.7〜467mm(16対9)、静止画→43.4〜434mm(4対3)/47.0〜470mm(16対9) ●フィルター径:37mm ●ズーム:光学10倍、デジタル25倍、スーパーデジタル100倍 ●モニター:2.8型高精細ワイド液晶モニター(約21万画素) ●マイク:ステレオマイクロホン(ズーム機能付) ●スピーカー:ダイナミック型×1個 ●標準被写体照度:1400ルクス ●記録メディア:SDメモリーカード ●記録画素数:704×480 ●電源:DC9.3/7.4V ●消費電力:録画時3.5W ●バッテリー持続時間(VW-VBE10 付属バッテリー):連続撮影可能時間/約1時間20分、間欠撮影可能時間/約45分、充電時間/約1時間30分 ●外形寸法:49.9W×96.7H×80.4Dmm ●質量:本体/約242g、使用時質量/約282g(付属バッテリー、SDメモリーカード含む) 

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

SDメモリーカードに動画を記録する新しいタイプのビデオカメラ

記録媒体にSDメモリーカードを使用する「SDカードムービー」として、同社のAV機器に新しくラインナップした。発売されるのは「SDR-S100」「SDR-S300」の2モデルだが、S300は、カラーリングや一部デザインと同梱物が異なるだけで、カメラ部分の機能はS100と同等だ。

SDメモリーカードの採用により、テープでは必須となる駆動メカを持たない分、本体をコンパクトにでき、ローディングやディスク回転も必要ないため、起動も高速で行える。メモリーカードの空きスペースに自動的に記録を開始するため、上書き等の失敗もない。またSDメモリーカードを介して、同社の薄型テレビ「ビエラ」やレコーダー「ディーガ」との連携にも対応する点は大きなアドバンテージだ。

撮像素子は3CCDで、1/6インチ総画素80万のCCDを3個装備。画素ずらしにより、静止画は最高310万画素で記録できる。

外形寸法は49.9W×96.7H×80.4Dmm、本体質量は242gで、これは3CCDビデオカメラとして世界最小・最軽量となる。CCDやレンズなど基本的な仕様はDVカメラ「NV-GS250」とほぼ同等だが、GS250の本体質量は約500gなので、半分以上の軽量化を実現していることになる。

レンズは新設計のライカディコマーレンズを採用。光学ズームは10倍。マルチコーティングの導入により有害反射を防ぎ、ゴースト・フレアを低減。色滲みを抑える低分散ガラスも採用している。レンズ構成は8群12枚(うち非球面3枚)で、マルチコートは14面に使われている。

光学式手ブレ補正も搭載。GS250のものと比べ、ユニットを小型化した。画像エンジンはGS250と同様のものだが、こちらも基板を小型化している。

(text:Phile-web編集部)