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MARANTZ
DV6600
¥50,000(税抜)
HDMI端子を搭載したエントリークラスのユニバーサルプレーヤー
【SPEC】●再生可能フォーマットディスク:スーパーオーディオCD(ステレオ/マルチ)、DVDビデオ、DVDオーディオ、CD、ビデオCD/DVD-R(ビデオモード)、DVD-RW(ビデオモード/VRモード)、DVD+R(ビデオモード)、DVD+RW(ビデオモード)、CD-R、CD-RW、ピクチャーCD ●映像DAC:216MHz/11bit ●水平解像度:540本 ●音声DAC:SACD 1bit DSD、DVDオーディオ・ビデオ CD 192kHz/24bit ●周波数特性:4Hz〜100kHz(スーパーオーディオCD再生時) ●ダイナミックレンジ:DVD/100dB、CD/98dB ●S/N:115dB(CD) ●高調波歪率:0.004%(CD、1kHz) ●映像出力:HDMI1、D映像1、S映像1、コンポジット1 ●デジタル音声出力:同軸1、光1 ●消費電力:14W ●最大外形寸法:440W×65H×313Dmm ●質量:2.5kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
映画でも音楽でも、迫力、メリハリ感のある音
DVD/CD/SACDの再生に対応するユニバーサルプレーヤーのエントリーモデル。加えてDivXフォーマットで記録されたディスクの再生にも対応しており、パソコンでDivXファイルを利用しているユーザーにはその点も魅力となるだろう。
映像系でのポイントはHDMI Ver.1.1端子の搭載とビデオスケーリング機能だ。HDMI搭載薄型テレビと映像も音声もまとめてケーブル1本で容易に接続でき、デジタル接続であるため映像信号のロスも回避できる。DVDの480pの映像信号を720pや1080iにアップコンバートしてHDMIから出力するビデオスケーリング機能を使えば、組み合わせるテレビの解像度に合わせて選択することで最適な画質を得られる(出力解像度はフロントパネルに用意された専用ボタンでさっと切り換えられる)。
音声系では、表示部のビデオ信号とフロントパネルのFL(バックライトの蛍光ランプ)をオフにすることで音声系に流入するノイズを抑える「AUDIO EXモード」が、前機種から引き続き採用されている。192kHz/24bit DACからの音声信号を可能なかぎりピュアな状態でアンプに送り出せるというわけだ。
今回は主に音質面に注目してチェックした。
まず、DVDビデオのサラウンドソース(映画)では、迫力のある音作りといった印象を受けた。場を揺るがす低域が充実しており、艦隊戦の砲撃音や着弾による破壊音は、下から腹に響く感じである。高域は軽く押し出され、音のエッジをやや強調する。
ステレオ音楽ソースでも同様の傾向である。シンバルやピアノの超高域倍音にあたるところまでは抜け切らず、アタック時などに多少の濁りを感じる。だが基本的にはワイドレンジで、高低ともに主張のある音場だ。ロックやポップスではエレクトリックベースの存在感が強く、曲の土台が広がる。
映画でも音楽でも、迫力、メリハリ感のある音である。