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YAMAHA
NS-515F
¥50,000(税抜)
発売:2002年12月上旬
このモデルは生産を完了しています
DVD-A/SACDへ対応すべく同社のノウハウを全面的に投入
価格は1本
【SPEC】●型式:3ウェイ・バスレフ防磁型 ●ユニット:16cmコーン型ウーファー、16cmコーン型ミッドウーファー、3cmアルミドーム型トゥイーター ●許容入力:100W ●最大入力:300W ●再生周波数帯域:40Hz〜50kHz(-10dB) ●出力音圧レベル: 90dB/2.83V,1m ●インピーダンス:6Ω ●クロスオーバー周波数:500Hz、3kHz
●外形寸法:324W×1010H×355Dmm(スタンドを含む) ●質量:21.0kg ●付属品:スピーカーケーブル(4m)、転倒防止用スタンド金具
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
一聴してダイナミックレンジの拡大が分かる
NS-300を代表とするMCシリーズのモデルチェンジが始まった。今回発表された「515シリーズ」の3品種がその「ニューMCシリーズ」の第一弾である。
一番背の高いNS-515Fは、16cmウーファーの3ユニット・トールボーイシステム。NS-M515は13cmウーファーの2ウェイ。センターチャンネル用のNS-C515は13cmダブルウーファーという構成。
外観はマホガニーリアルウッドの突き板仕上げだ。ウレタン塗装は光沢が魅力の「オープンポア塗装」である。これは高級機である「HXシリーズ」と同様。
使用ユニットは、トゥイーター以外はニューPMDコーンを採用。コーン素材のPMD自体は承前。今回は、それに軽量の発泡材であるEPDMエッジを採用。またコーンの絞り角を変更し、中心ほど振動板の厚みを増して剛性と内部損失の向上を図っている。
3cmトゥイーターは、従来のシルクドーム型からアルミドーム型になっている。これで50kHzにも及ぶ超高域再生を可能にしている。
この新シリーズは、一聴してダイナミックレンジの拡大が分かる。中域のエネルギッシュな表現力に磨きがかかり、低域はパワーが入りピークのゆとりが良好。AV用として、一回り筋骨が太くなったことを歓迎したい。またエージングが進むほどに、「硬すぎない」アルミ振動板トゥイーターがこなれてきて、一層精妙な描写力になることも期待できる。
(text:吉田伊織)
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- 取り扱い:ヤマハ(株)