製品情報

製品データベース

TOP > テレビ/ディスプレイ > プラズマテレビ/ディスプレイ

PDP-A433HD-S

PIONEER
PDP-A433HD-S

¥998,000(税抜)

発売:2002年11月14日
このモデルは生産を完了しています
AMAZONで検索

“熟成”を重ねさらに完成度を高めた「ピュアビジョン」新モデルが登場

よりワイドなフォルムでステイタス感をアピール

【SPEC】
<ディスプレイ部>●画素数:1024(水平)×768(垂直) ●外形寸法:1070W×630H×98Dmm ●質量:31.5kg
<メディアレシーバー部>●映像入力:コンポーネント×1、D4×2、S映像×4、コンポジット×4、アナログRGB×1 ●映像出力:S映像×2、コンポジット×2 ●音声入力:アナログ音声×4 ●音声出力:光×2、アナログ×2、ヘッドフォン×1 ●i.LINK端子:2系統 ●外形寸法:420W×98H×253Dmm ●質量:5.8kg
<スピーカー部>●インピーダンス:8Ω ●最大入力:12W ●外形寸法:74W×630H×101Dmm ●質量:1.6kg/1台 ●システム消費電力:334W

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

色の再現性が向上し、表現力がまた一段と高まった印象

503HDをはじめ現行の第3世代「ピュアビジョン」シリーズは飛ぶ鳥を落とす勢いであったが、今回の改良は小幅だ。モデルチェンジではなく、“熟成”といったほうがいい。

「ディープワッフル構造リブ」に「ピュアカラーフィルター」に「スムースCLEAR駆動回路」といった、お馴染みのパイオニアPDP技術にさらに磨きをかけ、完成度を高めた。パネルは433HD譲りで1024×768ドットの高精細タイプ。ひきしまったコントスト表現や色彩面の緻密さは同社ならではのものだ。

よりスマートになったメディアレシーバーの内容で注目すべきは地上波チューナーのGRT化と、「カラーマネージメント」と呼ぶ豊富な色調整機能だろう。まずゴーストリダクションチューナーだが、これはなかり強力。都市部などで問題になるマルチゴーストまできれいに除去して輪郭をすっきりさせるし、また新たに採用された巡回型の「デジタルNR」は、DVDなど他のNTSCソースにも有効というのが嬉しい。これは強、弱の2段階にセット可能。

ソースごとの微妙な色みの違いなどは、「カラーマネージメント機能」にて救済できる。RGBとYMCの6カラーを独立調整軸としてもち、例えば俳優の顔や肌、背景の芝生のみをねらい撃ちしてその色みを変えられる。その数4億5千万色である。使いこなす楽しみとともに、ハイビジョンを含めた映像は、さらに色の深みとコク、濃淡多様なグラデーションにより表現力がまた一段と高まった印象だ。

なおこの43V型ではスピーカーの取りつけ方により、アンダースピーカータイプの「−U」およびサイドスピーカータイプの「−S」が用意される。

(text:林正儀)