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DAV-LF1H

SONY
DAV-LF1H

¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)

発売:2006年10月10日
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DVD一体型5.1chホームシアターシステム

ビジュアルグランプリ2007 ≪かんたんホームシアターシステム部門≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪ホームシアターシステム(コンポタイプ/30万円以上)部門≫受賞モデル

【SPEC】
<アンプ部>
●総合出力:780W ●入出力端子:HDMI×1、D端子×1、S映像×1、コンポジット映像×3、デジタル音声(同軸×2、光×1)、アナログ音声×3、スピーカー出力3ch×1 ●消費電力約130W ●対応フォーマット:ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、AAC、MP3 ●外形寸法:約570W×188H×99Dmm ●質量:約4.7kg
<フロントスピーカー>
●方式:密閉方式 ●トゥイーター:ドーム型2.5cm ●ウーファー:コーン型7×12cm ●外形寸法:約302W×1,300H×302Dmm ●質量:約5.9kg
<センター>
●方式:密閉方式 ●トゥイーター:ドーム型2.5cm ●ウーファー:コーン型7×12cm ●外形寸法:約545W×116H×60Dmm ●質量:約2.1kg
<サラウンド>
●方式:密閉方式 ●トゥイーター:ドーム型2.5cm ●ウーファー:コーン型7×12cm ●外形寸法:約302W×1,300H×302Dmm ●質量:約5.8kg(R)、約6.3kg(L)
<サブウーファー>
●方式:バスレフ方式 コーン型15cm ●外形寸法:約188W×573H×318Dmm ●質量:約14.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

ソニーのDVD5.1chサラウンドシステムに自動音場補正機能が入った。ステレオマイクを用いるおなじみのD.C.A.C.で、なおかつリアスピーカーに光デジタル伝送で飛ばすワイヤレス方式というのが大きなポイントだ。 スロットイン型のDVDプレーヤーをもつ本体は、透明なアクリルパネルをあしらったお洒落なもの。5.1chアンプはフルデジタルの32ビットS-Masterで総合出力850W。サブウーファーについては、ユニットを2基のデジタルアンプでドライブするツインドライブ方式を採用している。

自動音場機能は30秒ほどで一切の調整が完了。この精度は高い。スピーカーの距離や配置場所による反射音の違い。さらには部屋の形状まで計算に入れたうえで、最適な音にチューンしてくれるスグレモノだ。音色、すなわちF特性まで補正する。

ユニットは6.5cmのコーンでさほどレンジの広さはないのだが、包囲感がたっぷりとしてまとまりがよい。ボーカルは繊細なところまで表情よく聴かせるし、映画のサラウンドもバスレフらしい低域の伸びやかさとスピード感で、迫力いっぱいに楽しませる。

リア同士がワイヤードなのが残された課題だが、リビングにマッチするスマートさと音場補正の簡便かつ精度のよさは評価できる。

(林正儀/「AVレビュー(2006年12月号)」より転載)