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VICTOR
LT-37LH905
(EXE)
¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
12bit処理対応の「GENESSAプレミアム」エンジン搭載液晶“EXE”
【SPEC】●画面サイズ:37V型 ●表示画素数:1920×1080ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI×3、D4入力×1、コンポーネント入力×1、S映像×2、ビデオ入力×3、i.LINK入出力×2、 LAN端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:296W ●外形寸法:901W×651H×139Dmm ●質量:22.6kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
フルHD倍速“EXE”905シリーズの37V型モデル
ビクターのフル対応倍速液晶のフラグシップモデルである「LH905シリーズ」の37V型だ。今回より映像エンジンは、「GENESSAプレミアム」を搭載。この進化した次世代エンジンが、映像をリアルタイムに検出し、カラークリエーションやノイズ処理、画質を左右するガンマ特性をダイナミックに可変する。これらの処理は、映像をノイズから解放し、鮮やかで美しい色合い、コントラストの優れた立体感を実現する。それはもはや、人間の美的な感性領域にまで踏み込んだ画作りと言えよう。
もちろん、シーンに連動したバックライト制御も搭載。さらに強化された120Hz倍速技術も採用された。視野角の広い10ビットIPSパネルとの相乗効果により、さらなる高画質を提供する。音声面でも、Maxx Audioによる良質で広がりのあるサウンドを聴かせる。
画質チェックでは以前に視聴した905シリーズの大型モデルとほぼ同様の、優れた資質を確認することができた。スポーツは「テレビ」モードで、映画は「シアターウォーム」を選択して視聴した。
全体にシャープネスを利かせたメリハリのある画作りは、照明下のリビング環境に最適だと感じた。一方で「シアターウォーム」モードでは、しっとりとした質感を見せた。わずかにハイコントラストな点は、好みに合わせて調整すればいいだろう。動画の残像感もほとんどない。パネルとの相性も抜群で、情報量の多い、非常に優れた画質を表現してくれるディスプレイである。
(text:村瀬孝也)
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