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PMA-390SE

DENON
PMA-390SE (390シリーズ)

¥43,000(税抜)

発売:2009年6月上旬
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安定感ある音楽の表現能力を実現したプリメインアンプ

【SPEC】●定格出力(両チャンネル駆動時):50W+50W(8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D.0.09%) ●実用最大出力:100W+100W(4Ω、JEITA) ●全高調波歪率:0.01%(1kHz、8Ω) ●出力端子:スピーカー A or B 4〜16Ω、スピーカー A+B 8〜16Ω ●入力感度/インピーダンス:LINE 105mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF時)、PHONO 2.5mV/47kΩ ●周波数特性:5Hz〜100kHz +0、-3dB ●SN比(Aネットワーク):LIN 107dB(ソースダイレクトON時)、PHONO 86dB(入力短絡時、5mV入力時) ●消費電力:150W ●外形寸法:434W×121H×307Dmm(足、ツマミ、端子を含む) ●質量:6.7kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

繊細さと力強さを実現するHCシングルプッシュプル回路を搭載

DCD-755SEと同様、キャビネットはかなり頑丈で鳴きが少ない。入力はPHONO(MM)×1、 LINE×3、RECORDER×2と豊富で、端子はすべてプレスのRCA。SP出力は樹脂ノブのネジ止め式でバナナ対応、裸線は3.5スケアくらいまでなら楽に入る。ACは直出しでコードはやや太目の平行線だ。ヘッドホン端子(標準)装備。

自宅リファレンスのデジタルプレーヤーと小型スピーカーで聴く。クラシックは軽やかで涼やかな表現にまず耳を奪われた。細かな情報を丹念に描き出し、オケの成員を1人ずつ表現していくような、このクラスとしてはちょっと考えられないような情報量を聴かせるのだ。弦のトゥッティや低弦の厚み、ティンパニーの押し出しなどは僅かに軽くなるが、大編成のオケを結構なスケールで描き切るのだから、これは大したものだ。

ジャズは勢いよく切れ味鋭い演奏に時間を忘れた。ソロ楽器はぐっと張り出し、しかし実物大の音像を崩さない。エコーの広がりも特に左右方向へ広大な印象。ベースとドラムのローエンドは僅かに軽くなるが、クラスを考えればむしろ驚くべきスケールといっていい。

ポップスは冒頭の伴奏が異様なまでに生々しく響くことに驚く。まるで眼前に演奏者が現れたような質感である。ボーカルはスピーカーの間にすっくと立ち、抑揚と声の表情をよく伝える。

最後にDCD-755SEとPMA-390SEをつないで聴く。若干ローエンドへ向けて厚みを増す755と、中〜高域へ向けて類希な解像度を持つアンプが組み合わせられると案の定、大変な相性の良さを聴かせてくれた。大変にワイドレンジで厚みも十分、スケール感とスピード感、厚みと力感を高いレベルで両立した、素晴らしい表現を聴かせてくれた。クラスの定番モデルが、また更なる高みを獲得したといって間違いないだろう。この組み合わせでオーディオ入門を果たす若い音楽ファンは幸せである。

(text:炭山アキラ)

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