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DENON
DHT-310S
¥50,000(税抜)
解像度の高い映像、音質にもこだわる入門機
【SPEC】<DHT-310-S>【AVサラウンドアンプ:UAVC-310-S】 ●実用最大出力(負荷4Ω、EIAJ):フロント 20W+20W、センター 20W、サラウンド 20W+20W、スーパーウーファー 20W ●消費電力:70W(スタンバイ時1W以下) ●外形寸法:210W×70H×315Dmm(足、ツマミ、端子を含む) ●質量:4.2kg 【フロント、サラウンド用スピーカー】 ■USC-A310 ●形式:密閉型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:8cmコーン形×1 ●外形寸法:95W×140H×121Dmm ●質量:0.9kg(1本) 【センター用スピーカー】 ■USC-C310 ●形式:密閉型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:5.7cmコーン形×2 ●外形寸法:210W×70H×150Dmm ●質量:1.1kg 【スーパーウーファー】 ■USW-310 ●形式:バスレフ型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:16cmコーン形×1 ●外形寸法:210W×316H×302Dmm ●質量:5.5kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
手軽さと高品位がともに味わえる充実のモデル
DVDテレビにつないで楽しんでいる方が、画質の良さだけでなく、音質の良さも実感してみたいと考えるのなら、この希望小売価格5万円というのがガイドラインとなろう。より安価なシステムでも、デジタルサラウンドだからチャンネル分のセパレーションはそれなりに味わえる。しかし、音質という大切なクオリティはほぼ価格に対応するものだ。“手軽に、身近に楽しめる高品位ホームシアター”をコンセプトとしているデノンのDHTシリーズの最新モデルDHT-310-S/DVD-310-Sは、幅210mm、高さ70mmのスリムなボディにアルミパネル、ハーフミラーディスプレイ採用のオーソドックスで飽きのこないデザインだ。AVアンプのシンプルさと操作性は十分評価できる。
入門機といっても初期設定で戸惑う機種が少なくない中、実に分かりやすく、サラウンドモード設定やバランスコントロールもシンプル。全chのパワーアンプを内蔵し、色分け表示で結線も容易。ただし、アンプとの接続が汎用のピンプラグなので接続は慎重に。DVDプレーヤーも上級機並みのプログレッシブ回路やD/Aコンバーターを搭載している。各スピーカー部もコンパクトながら剛性の高いキャビネットに、素直な音色の応答性に優れたユニットを搭載。視聴した「007/ダイ・アナザー・デイ」や「K-19」の迫力溢れるスペクタクル感や明瞭な情景描写が味わえた。話題の「角松敏生」「クレイジーケンバンド」など音楽CDでは中高域が厚み不足なので、5chステレオモードでの再生を薦める。DVD-310の映像は解像感が高く、発色性も良く描写力も自然な味わいだ。
(text:麻野 勉)