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DENON
AH-C260
¥OPEN(予想実売価格2,980円前後)
異種素材によるハイブリッドハウジング採用のカナル型イヤホン
【SPEC】●形式:ダイナミック型 ●ユニット:φ9.0mmネオジウムマグネット ●インピーダンス:16Ω ●感度:103dB/mW ●最大入力:100mW ●再生周波数:20〜23,000Hz ●質量:2.2g(コード含まず)
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
軽快な使い心地にも注目したいイヤホン
デノンの特徴的な音響技術を継承しながらも、手頃な価格と納得の音質を実現。各カラーバリエーションともにシルバー、もしくはゴールドをアクセントにしたデザインも魅力だ。
振動板前後の音圧バランスを適当に調整することによって音響特性を向上させる「アコースティックオプティマイザー」、振動特性の異なる異種樹脂素材を組み合わせることで不要な振動を抑える「ハイブリッドハウジング」、カナル型イヤホンで気になるケーブルタッチノイズを軽減する「ラジアルカスケードダンパー」など、同社の特徴的な技術はエントリーモデルの本機にも導入されている。
筆者が本機をハンドリングして特に強く感じたのは、全体的な快適さというか、扱いやすさだ。ハウジングはカナル型イヤホンの中でも特に小柄な部類で、しかも軽量。当然、装着感も軽い。付属するコードホルダーにも注目したい。単にケーブルを巻き付けられるだけではなく、イヤホン本体部分もはめこめるようになっており、収まりが良い。日常的な使いやすさは高級機に付属される収納ポーチなどよりも上かもしれない。
音調は重厚さは出さないが見通しが良い。シンバルで言うと、音色の厚みはもう一歩ほしいのだが、配置の精密感などには満足できる。ベースもやはり重量感はそこそこだが、音程感は確かで音抜けも良好。フレーズの機能をしっかりと果たす。ドラムスもバシバシッという軽快な抜けは爽快だ。ギターはストロー感と言うのか、音色の中域が適度に抜けた感触。これはこれでありだと思う。
熟成された独自技術で音質を確保しつつ、カジュアルユーザーに向けてデザイン性や使い勝手も向上しているイヤホン。その意味でも「ハイブリッド」な製品と言える。
(text:高橋敦)
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