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DENON
RCD-N7
(N7シリーズ)
¥OPEN(予想実売価格55,000円前後)
AirPlay対応のネットワークオーディオシステム“N7”シリーズ
2011年8月上旬ブラックモデル追加
【SPEC】●実用最大出力:65W+65W(4Ω、JEITA) ●入出力端子:USB端子×1、光デジタル入力、Portable IN×1、AUX IN×1、サブウーファープリアウト×1、ヘッドホン出力×1、AUX OUT×1 ●消費電力:65W ●外形寸法:280W×112H×299Dmm ●質量:4.3kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
ネットワークオーディオを含む多彩なオーディオソースが楽しめる
RCD-N7は多彩なオーディオソースの再生に対応するアンプ一体オールインワンシステムだ。CD、USBメモリー、iPodデジタル、ネットワーク再生などが可能。ネットワーク接続は有線・無線ともに対応。さらにオプションでアップル「AirPlay」機能対応にもアップデートできる。
ネットワーク再生機能は、同社の最新AVアンプ「AVR-4311」や「AVR-3311」と比べても遜色ない。FLAC形式の96kHz/24bit ファイルの再生にも対応する。ミュージックサーバー機能は起動後の動作も軽快。本体搭載の有機ELディスプレイは日本語3行表示に対応するが、iOSのコントローラーアプリを併用すればさらに操作性が高まる。
コントローラーアプリと言えば、同社オリジナルの「Denon Remote App」も利用可能。ネットワーク再生の操作、本体の電源オンオフや入力切り替えも手元から行えるのは便利だ。
本体「RCD-N7」は各65Wで駆動力十分のデジタルアンプを搭載。スピーカー端子もがっしりとした作りで安心感がある。「SC-N7」は、RCD- N7とマッチするサイズとカラーを採用したスピーカー。12cmウーファーと2.5cmバランス型ドームトゥイーターを搭載する。
大きなポイントは、RCD-N7の側に、SC-N7の特性に合わせたオプティマイズド・フィルター機能が搭載されていることだ。それをオンにすれば、両者を組み合わせた際のバランスはさらに向上する。
まずはジャズの女性ボーカル。シンバルは芯を強めに出して、音色は少し明るめだ。音場もそれに照らされて明るい。繊細さを打ち出した描写ではないが、高域の見通しの良さや解像感も良好だ。ドラムスの奥行感もしっかりと確保されている。
スピーカーが小柄なので、ウッドベースの沈み方や量感は必要十分という具合だが、量感や厚みはスーパー・ダイナミック・バス機能とイコライザーのベースを活用することで補える。好みに合わせて適時調整すればよいだろう。ボーカルは絹のような上品さよりも、生成りの木綿のような親しみやすさを引き出す。これはこれで好ましい感触だ。
ロックでは、ドラムスの荒っぽさをよく引き出す。ギターの粒の粗さも好ましい。リズムはファンクの揺れよりもロックの直進性、突進力を強める印象だ。
CD、iPod、ネットワークという新旧の有力ソースに本機一台で対応できるのは、大きな利点。新世代オールインワンの一翼と言える。
(text:高橋敦)
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