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PIONEER
HTZ-500DV
\OPEN(予想実売価格70,000円前後)
1台で揃う手軽なスマートシアター
ビジュアルグランプリ2004 ≪かんたんホームシアター部門≫受賞モデル
スマートシアターシリーズ。デジタルワイヤレスリアスピーカー採用モデル
【SPEC】 <DVD/CDレシーバー部> ●消費電力:174W (JEITA)/スタンバイ時:0.38W ●外形寸法:420W×70H×403Dmm ●質量:7.4kg ●入力端子:光デジタル音声入力1/アナログ音声入力2 ●出力端子:D2映像出力1/S映像出力1(S1/S2切替式)/映像出力1/光デジタル音声出力1/アナログ音声出力1/ワイヤレス音声出力1 <サブウーファー部> ●型式:16cm(コーン型) ●最大入力:75W (JEITA) ●外形寸法:130W×360H×360Dmm ●質量:4.5kg <フロントスピーカー部> ●型式:15×6cm (フルレンジ・コーン型) ●最大入力:75W (JEITA) ●外形寸法:74W×210H×73Dmm ●質量:0.7kg <センタースピーカー部> ●型式:15×6cm (フルレンジ・コーン型) ●最大入力:75W(JEITA) ●外形寸法:240W×85H×90Dmm ●質量(1本):0.75kg <ワイヤレスリアスピーカー部> ●出力:25W×2 (JEITA) ●外形寸法:420W×178H×138Dmm ●質量:4.2kg <トランスミッター部> ●外形寸法:166W×56H×112Dmm ●質量:0.3kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
サラウンドスピーカーはワイヤレス伝送を採用
全てがワンパッケージで揃う、パイオニアの「スマートシアター」。サラウンドスピーカーがワイヤレス伝送になっているのが特徴。AC電源は必要だが、2本のスピーカーケーブルが不要になるのである。「国内初」のデジタルワイヤレス方式であり、2.4GHz帯域を使用。4CHのバンド切り換え式によって、無線LAN、ブルートゥース、電子レンジなどによる障害を改善できるようになっている。
ちなみに、サラウンドSPは背後中央付近に集中配置されることになる。そこで「ダイレクト・ディフューズ」技術により、音場感を確保しているのが注目される。スピーカーユニットは斜め配置されている。サブウーファーは75Wのアンプ内蔵型。フロント3チャンネルは15×6cmの楕円型スピーカーを搭載。サラウンドスピーカーは耳を近付けると少々ノイズが聞こえるが、実用的には問題なし。十分な鮮度でフロントと一体になった音場感が得られるのは間違いない。その音は時に薄味に聞こえるが、台詞は語勢が明瞭であり、軽い抑揚のアメリカ映画が快調。縦長の部屋など、ワイヤレスサラウンドの利点を活かして使いこなしたい。
(text:吉田伊織)