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YAMAHA
NS-150
¥24,000(税抜)
発売:2000年10月10日
このモデルは生産を完了しています
低価格のミニマムシステムから一頭抜け出る組み合わせ
価格は1本
【SPEC】 ●型式:3ウェイ・バスレフ防磁型 ●再生周波数帯域:40Hz〜35kHz ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:100W ●最大入力:300W ●出力音圧レベル:89dB ●クロスオーバー周波数:500Hz、2kHz ●外形寸法:168W×850H×269D(mm) ●質量:14.5kg ●付属品:スピーカーコード(4m)
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
明るいトーン、明敏な応答性はオーディオ用としても魅力的だ
頭に「NS」を付けた型番のヤマハのスピーカーは、「ナチュラルサウンド」のイニシャルであり、かつてはモニターシリーズに対してクラシック用のイメージで語られていたものだ。それが今では、ホームシアター用のスピーカーとして堂々のラインナップを揃えているのだから隔世の感がある。
ともあれ、トールボーイのホームシアター用であるMCシリーズの組み合わせを紹介しよう。NS−150はバスユニットが2本に見えるが、実は3ウェイのバスレフ方式だ。13cm径のウーファーは、PMD素材振動板を使用。PMDは、ポリマー・インジェクティッド・マイカ・ダイアフラムの略。ホワイトマイカを配合していて、軽量、高剛性にして、適度な内部損失と高い弾性率を備えた合成樹脂である。このシリーズ共通のトゥイーターは、3cm径シルクドーム型。軽くてしやなかなシルク素材を使ったものだ。これで35kHzまで帯域特性を延ばしている。キャビネットはオールMDF製。バッフル面は丈夫なウレタン塗装である。出力音圧レベルは89dB(2.83V/1m)。センターチャンネル用のNS−C120は10cm径のダブルウーファー、バスレフ方式。PMDコーンを使用。出力音圧レベルは88dB。リアに起用したNS−90は、13cmウーファーの2ウェイバスレフ式。出力音圧レベルは89dB。アンプにDSP−AX2300を使用して視聴。
フロントLRだけ3ウェイだが、同一トゥイーター、同一振動板素材ということで、音のまとまりはいい。明るいトーンであり、明敏な応答性はオーディオ用としても魅力がある。台詞はややドライだが、語尾明瞭。低価格のミニマムシステムから一頭抜け出るのに好適な組み合わせだ。
(text:吉田伊織)
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- 取り扱い:ヤマハ(株)